Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

英語成長記録

人生初の「英語スピーチ」は卒業式の舞台から

前回は長い前置きをしましたが、つまりは、とうに諦め記憶の底に故意に沈めていた英語スピーチの機会が、最後の最後のこの日に巡ってきたのです‼ 卒業式でのスピーチ この尊い時間は、あの冬の日から5年間を必死で生きてきた娘への天からの贈り物。 これまで…

「英語スピーチ」は記憶の底に沈める

英語スピーチをする機会はもう一生、娘には訪れることはないと思っていた。 スポンサーリンク 娘は本来、中学で沢山の英語スピーチコンテストに出て、そこで自分を成長させる沢山の素敵な思い出を作り、その英語力を買われて神戸市の中学生使節団の一員とし…

幽霊からの贈り物 ~ 「はらぺこあおむしタオル」 from エリック・カール

今日は、エリック・カールさんの不思議な話です 。 www.tomaclara.com 親しい人が亡くなるときの「虫の知らせ」は今までにも経験があるし、亡くなった人が遊びに来た物証も残していたりするので、今回もきっとそうなのだと感じた出来事があった。 何故か気に…

エリック・カール(Eric Carle)さん大往生 ~ 幼い娘が読み倒した素敵な作品群

世界中の子供たちに愛されている、あの「はらぺこあおむし(原題:The Very Hungry Catapillar)」の作者であるエリック・カール(Eric Carle)さんが、先月の23日にアメリカマサチューセッツ州ノーサンプトンで、大往生をされたことを知った。 1929年生まれ…

先生たちの「嘘」と「隠蔽」で心を壊された ~ REVELATION. 2

担任に託した手紙 2018年2月28日、雨でぬ濡れた校庭で、担当の体育教師が不在の中で起こった事故。 翌日から頭痛を訴え、2日目、「頭痛くて立っていられない」と卓球クラブを早退してきた時に起立性頭痛だと気づき、翌日、専門病院受診の手続きを始めたと思…

全ての「活躍の場」を奪われていたと知った日 ~ TOEIC980点の子供が公立中学の授業を受けるという事⑨

担任であり英語担当である故、文字通り娘のこの中学校での運命を握る人は、最初から娘のことを否定的に見ていたのだとわかりました。 最終回です。 www.tomaclara.com 二種類の大人 娘のテレビ出演を見て「こんな方法で日本にいながら勉強せずに英語の習得を…

全ては「娘の存在否定」から始まっていたと知った日 ~ TOEIC980点の子供が公立中学の授業を受けるという事⑧

前記事でのALTの先生の授業中の出来事で、中1の事故前までの「担任であり英語担当である先生」は意図的に娘の発言を封じ込めていたということがはっきりわかりました。 そういえば、先生のこういう態度のほかにも思い当たることがありました。 まず、この…

「彼女は当てなくてよい!」とALTへ命令したり 虐めたり ~ TOEIC980点の子供が公立中学の英語の授業を受けるという事⑦

ALTとは、「Assistant Language Teacher 」 の略語であり、外国人の英語指導助手として、小学校では英会話を、中学では英語コミュニケーションの時間を担当するネイティブスピーカーです。AssistantEnglishTeacherと呼ぶ地域も多いです。 神戸市東灘区…

「恣意的な平等性」の名の下に個性が圧殺された英語の時間 ~ TOEIC980点の子供が公立中学の英語の授業を受けるという事⑥

前回は、定期試験の娘の「正しい」解答に対し、何の「疑問」も「知的好奇心」も抱くこともなく✖をつけたた先生の姿勢から、何か悪い予感がしたことをお話しました。 英語授業の様子 では、平素の英語の授業はどのようなものだったでしょうか? まずは他の教…

"Akashi is famous for( ? )" から垣間見えた先生の「姿勢」~ TOEIC980点の子供が公立中学の英語の授業を受けるという事⑤

娘は、公立中学校の英語の授業で「ABCから始めること」に何ら躊躇も葛藤もなく自然体で授業に臨んでいました。www.tomaclara.com 入学して間もなくの、保護者でにぎわう参観日を終え、ここで見た英語の先生の場を支配する能力に感嘆を覚え、安心してました。…

公立中学入学直前、娘の「思い」と「期待」~ TOEIC980点の子供が公立中学の英語の授業を受けるという事 ④

母の一周忌を終え、先送りしてきた一つ一つが精神を削られる諸所の課題に取り組む時期となりました。最後に皆さんにお伝えしたい幾つかの、娘にとって重要なテーマを語ることで「ブログ第2部」を終了とします。 まずはこの「英語のシリーズ」を完結させま…

純ジャパキッズの「英語ディスカッション能力」を培った「Skype」と「多読」

この記事の続きです www.tomaclara.com Skype英会話レッスンにも多読がすごく役に立っていた 娘の場合、幼少から小学校を卒業するまで「多読」は、読書が好きで好きで時には寝食を忘れるほどのめり込んだ結果に過ぎず、それが娘の英語にどのような影響をもた…

国内で「英語での活発なディスカッション」を生み出す場としての「この教室」

前々回では、純ジャパの娘が学校(インター)のネイティブクラスで帰国子女の中にあっても、「語彙の保持数」ではどうやら自信を持てる状態であるらしいことを書いてみました。 www.tomaclara.com 今回は、英語を学ばれる人にとっては「読書力」と双璧をなし…

やはり「英語の多読は正義!」だと感じる今日この頃

昨日は、「内面の葛藤の吐露」をすることで、今後の記事が少しでも書きやすくなればいいなと思いながら、うだうだと書いていました。お励ましを頂きかなり肩の力が抜けたところで、今日は娘の授業のことを・・・ www.tomaclara.com ネイティブたちの中での授…

「8割の事実」と「2割の謙遜」で綴る苦渋の「娘の英語よもやま話」、なのです…

社会問題を扱うのは難しい 先日まで、「ブラック校則」に異議を唱える立場で記事をいくつか書いてきましたが結構疲弊してしまったのです。 その原因としては、「社会問題という慣れない分野への問題提起」ににうっかり手を出してしまったことから、最後まで…

「字幕なし」で「耳で英語の映画やドラマを理解している」と本当に確信した出来事

夏休みに55型の大型テレビを買って以来、映画を観るのが楽しくなっている娘です。 色々な映画を見せていましたが、やはり一番観たがるのは、アメリカのテレビドラマです。 字幕なしで観てはいたけれど… 幼児の時は、アニメばかりでしたが、年長~小学校低学…

娘が日本で「英語の先生」になるために必要なもの

昨日の国語文法の話の続きです。 日本語の現代文法は、もう触れることはないまま高校を卒業すると思ったのですが、学校では次の授業も文法をしていたらしく、喜んでいいのやら少し複雑なところです。 教育課程で履修が義務付けられているのだと思いますが、…

術後18日目 、初めてのプチ外出は失敗に終わる ~ 気晴らしに「Young Sheldon」を観て爆笑!

娘、朝は全く起きられない日が続いています。 カーテンを薄い色にして、睡眠障害専門病院に入院していた時のように、布団を朝陽を浴びる位置に置いて寝かせているのですが、上手くいきません… おまけに、胃腸の調子が最悪で、食が細くなりすぎてまるで小鳥が…

「Skype英会話の恩師」AVI先生と2年4か月ぶりの再会

昨日、6月8日、小学校高学年から事故に遭った中一の冬まで、Skype英会話レッスンでお世話になったAVI先生に2年4か月振りにお目にかかることができました。 この間、昨年11月末にアメリカ人留学生のJ君と何回かお話する以外は英語でおしゃべりをする機…

聴き取れない「日本語」と、初めての「字幕」で映画を観る… 「七人の侍」と「La Belle Verte (美しき緑の星)」(上)

昨日の私達 ブラッドパッチ8日目の昨日、相変わらず良い方への変化はみられないが、夕方からのプチ低気圧には少しだけ反応して、「少し眠りたい気がする」と言っていたが、今寝ると夜が寝付けなくなるため、眠気をこらえて起きていた。 娘は、起こさないと…

英語授業の参観日 ~ TOEIC980点の子供が公立中学の英語の授業を受けるという事 ③

続きです。合格を疑わなかった公立インターナショナルスクールに蹴られ、大阪のインターの授業料が半額になる奨学金に釣られて行くも、諸事情で決心がつかずで、結局、近所の公立中学に行くという想定外の運びとなりました。 www.tomaclara.com 近所のM中学…

「ハリーポッター図書館」の幻影 ~ TOEIC980点の子供が公立中学の英語の授業を受けるという事 ②

公立インターナショナルスクールに、落とされて行き場のなくなった娘と私は、藁をもすがる思いで大阪の某インターナショナルスクールの門を叩きます。 www.tomaclara.com 幸先良いスタート 門のところで、音楽教師の募集を見て応募に来たアメリカ人の男の先…

TOEIC980点の子供が公立中学の英語の授業を受けるという事 ~ 「公立中学」英語授業への道

プロローグ 娘が、学校事故により、中1の3月から授業を全休することになり、2年生からのいよいよ本格的になる英語の文法を全く習わぬまま、もうすぐ卒業という時期になってしまいました。 昨日の記事に書いたように「不定詞って何? 前置詞って何? SVO等…

「英語」は娘を見捨てなかった…ようです ~ 同病のアメリカ人J君の訪問で1年7カ月ぶりに英語を話す

10月初旬に病院の先生から一本のメールが届きました。 そこには、面白いことが書いてありました。 // 外国人同病患者さんとの出会い 神戸大学の外国人留学生が新聞記事を見て、私達家族とコンタクトを取りたいのだそうです! その留学生は、アメリカ人の男…

「特別支援学校」と「娘」の運命のようなシンクロニシティに驚愕‼

本日の娘の状況 大勢の方にご心配頂いております娘の体調は、今日も変わらずです。昼前に起きて、30分ほどして、昼食をきちんと食べました。鳥の手羽先5本と目玉焼き2個とご飯でした。今週いっぱいの身体を横に保ち、脊髄に縦の圧をかけない安静期間が終わり…

藤田紅良々・ 幻のTV出演秘蔵映像 ~ あの頃の輝く笑顔をもう一度②

まずは、昨日11月9日は私のゾロ目の歳となる記念すべき日でありました。2人の人から祝福を受けました。 1人は息子で、朝早くLINEで、「誕生日おめでとう」とありました。よくぞ覚えていてくれました。 もう1人は、9日になった午前0を少し回った頃の真夜中の…

「くらら先生、頑張って!」~ あの頃の輝く笑顔をもう一度①

心の封印を解き始める 福山で、1年8カ月ぶりにやっと娘の元に光が届きました。「地獄を這いずり回るような日々」は、ようやく過去のものとなりつつあります。 まだまだ予断は許されませんが、これからは治療をすれば良い方への変化があることが確かになった…

「懷念當年的妳(あの頃の君が懐かしい)」・・・2014年秋、淡水にて

前回に続いて、5年前の2014年秋、娘と台湾へ行った時のことを綴ります。 ☟キンドルが主役の前回の記事はこちら☟ www.tomaclara.com 娘、小学4年生の時の台湾への旅。 10月とは言え、まだ涼しくはない8日ほどの行程を、毎日元気に歩き通していました…

Clara's visit to TAIWAN with Kindle(紅良々在台北)

藤田紅良々、5年前の2014年、小学4年の秋、初めての海外旅行をキンドルと歩く(多読三昧) 娘の英語読書量を飛躍的に伸ばしてくれた、多読の強い味方「キンドルペーパーホワイト」これについては、過去記事でしっかり紹介させていただきました! www.tomacl…

多読でTOEIC980点・英検1級の相棒『Kindle Paperwhite』で性教育⁉

娘の洋書多読を可能にし、親が知らぬ間に、TOEIC980点・英検1級を楽々合格の力を培ってくれた、娘のかつての相棒『Kindle Paperwhite』。 今回は、娘がどんな感じで使っていたかをご紹介します。あれだけ読んでいましたが、悲しいことに事故以後は一度も手に…