Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「Friendship は 船と港 第2部」終章

「Friendshipは船と港 第1部」は、2019年3月2日、暗澹たる想念の中、憤死案件で始まり、それ以降先の全く見えない中、血を吐くような思いで綴りました。 そして、2020年3月22日、コロナの恐怖たけなわのさ中、特別支援学校のご厚意で実現した中学校の卒…

先生たちの「嘘」と「隠蔽」で心を壊された ~ REVELATION. 2

担任に託した手紙 2018年2月28日、雨でぬ濡れた校庭で、担当の体育教師が不在の中で起こった事故。 翌日から頭痛を訴え、2日目、「頭痛くて立っていられない」と卓球クラブを早退してきた時に起立性頭痛だと気づき、翌日、専門病院受診の手続きを始めたと思…

全ての「活躍の場」を奪われていたと知った日 ~ TOEIC980点の子供が公立中学の授業を受けるという事⑨

担任であり英語担当である故、文字通り娘のこの中学校での運命を握る人は、最初から娘のことを否定的に見ていたのだとわかりました。 最終回です。 www.tomaclara.com 二種類の大人 娘のテレビ出演を見て「こんな方法で日本にいながら勉強せずに英語の習得を…

全ては「娘の存在否定」から始まっていたと知った日 ~ TOEIC980点の子供が公立中学の授業を受けるという事⑧

前記事でのALTの先生の授業中の出来事で、中1の事故前までの「担任であり英語担当である先生」は意図的に娘の発言を封じ込めていたということがはっきりわかりました。 そういえば、先生のこういう態度のほかにも思い当たることがありました。 まず、この…

「彼女は当てなくてよい!」とALTへ命令したり 虐めたり ~ TOEIC980点の子供が公立中学の英語の授業を受けるという事⑦

ALTとは、「Assistant Language Teacher 」 の略語であり、外国人の英語指導助手として、小学校では英会話を、中学では英語コミュニケーションの時間を担当するネイティブスピーカーです。AssistantEnglishTeacherと呼ぶ地域も多いです。 神戸市東灘区…

「恣意的な平等性」の名の下に個性が圧殺された英語の時間 ~ TOEIC980点の子供が公立中学の英語の授業を受けるという事⑥

前回は、定期試験の娘の「正しい」解答に対し、何の「疑問」も「知的好奇心」も抱くこともなく✖をつけたた先生の姿勢から、何か悪い予感がしたことをお話しました。 英語授業の様子 では、平素の英語の授業はどのようなものだったでしょうか? まずは他の教…

"Akashi is famous for( ? )" から垣間見えた先生の「姿勢」~ TOEIC980点の子供が公立中学の英語の授業を受けるという事⑤

娘は、公立中学校の英語の授業で「ABCから始めること」に何ら躊躇も葛藤もなく自然体で授業に臨んでいました。www.tomaclara.com 入学して間もなくの、保護者でにぎわう参観日を終え、ここで見た英語の先生の場を支配する能力に感嘆を覚え、安心してました。…

怒り心頭!第一回「調停」で惨敗 ⁈~ 家を追われた被害者を守る法はないのか?

現在午後の8時。やっとパソコンに迎えますが、時間がないので別の話題を一つ… ブログ内で何度か触れたことがありますが、神戸時代の娘が中一の夏(事故前)に、下の階の飲食製造業者の改装工事のせいで、真上に借りていた我々のマンションが「シックハウス…

公立中学入学直前、娘の「思い」と「期待」~ TOEIC980点の子供が公立中学の英語の授業を受けるという事 ④

母の一周忌を終え、先送りしてきた一つ一つが精神を削られる諸所の課題に取り組む時期となりました。最後に皆さんにお伝えしたい幾つかの、娘にとって重要なテーマを語ることで「ブログ第2部」を終了とします。 まずはこの「英語のシリーズ」を完結させま…

憂鬱な母の一周忌

今日は母の一周忌を実家で行いました。 命日は9月12日でしたが、コロナのために1ヶ月遅れとなったのです。 昨年は娘の病状を少しでも良くすべくものすごく頑張ったのですが、その間母の看取りも挟み、家族には大きな変化の生まれる一年でした。 思えば1…

純ジャパキッズの「英語ディスカッション能力」を培った「Skype」と「多読」

この記事の続きです www.tomaclara.com Skype英会話レッスンにも多読がすごく役に立っていた 娘の場合、幼少から小学校を卒業するまで「多読」は、読書が好きで好きで時には寝食を忘れるほどのめり込んだ結果に過ぎず、それが娘の英語にどのような影響をもた…

国内で「英語での活発なディスカッション」を生み出す場としての「この教室」

前々回では、純ジャパの娘が学校(インター)のネイティブクラスで帰国子女の中にあっても、「語彙の保持数」ではどうやら自信を持てる状態であるらしいことを書いてみました。 www.tomaclara.com 今回は、英語を学ばれる人にとっては「読書力」と双璧をなし…

やはり「英語の多読は正義!」だと感じる今日この頃

昨日は、「内面の葛藤の吐露」をすることで、今後の記事が少しでも書きやすくなればいいなと思いながら、うだうだと書いていました。お励ましを頂きかなり肩の力が抜けたところで、今日は娘の授業のことを・・・ www.tomaclara.com ネイティブたちの中での授…

「8割の事実」と「2割の謙遜」で綴る苦渋の「娘の英語よもやま話」、なのです…

社会問題を扱うのは難しい 先日まで、「ブラック校則」に異議を唱える立場で記事をいくつか書いてきましたが結構疲弊してしまったのです。 その原因としては、「社会問題という慣れない分野への問題提起」ににうっかり手を出してしまったことから、最後まで…