今日は母の一周忌を実家で行いました。
命日は9月12日でしたが、コロナのために1ヶ月遅れとなったのです。
昨年は娘の病状を少しでも良くすべくものすごく頑張ったのですが、その間母の看取りも挟み、家族には大きな変化の生まれる一年でした。
思えば1年で娘はかなりのことができるようになりました。
昨年の母の葬儀の日、葬儀が始まり読経が流れる中、お焼香の時になっても娘はこんな状態でいくら読んでも起きることはできないひどい過眠状態でした。
この部屋の奥で、母は綺麗に死に化粧をしてもらい納棺されました。
憂鬱というのは、代が変わったお坊さんが、まるでビジネスのようにお布施を要求する方で、自分の思った額よりも少ないと、檀家の人ともよくもめるみたいなのです。
ある日お寺を訪れると、お坊さんが電話で檀家らしき人と大声で喧嘩しているのを父は見たそうです。
今日のお布施も、10日前に予め父が、年会費2万円と1万円以上のお供物を携え御寺に行った際に「一周忌法要は、3枚(万札)だと少ないです。車料1万とお膳料1万円の5枚を入れてください」と言われたそうで、5枚用意して待っていました。
お布施はこちらの「志(こころざし)」です。沢山出せる方は出されればよいし、生活に余裕がない人は身の丈に合った額を出すものだと思っていたのですが、違ったでしょうか…
自分の車で来られたお坊さんは、40分ほど読経したら、そそくさとお着換えをされて「次の予定がありますから」と、何の話もせず1時間足らずで「5枚」のお布施を持って去っていかれました。
次のところでも1時間足らずで更に5枚ゲットされるのだろうなぁ、今日1日で10万か…(それ以上かも)、税金も取られないし…すごいなぁ・・・と思わず下種の勘繰りをしてしまいました。
せめて、いくらコロナといえども、まだ悲しみの癒えぬ父に何らかの言葉をかけて慰めていただきたかったところです。
思えば、母の葬式も都合をつけてもらえず四日も待たされ、その間母は冷たいドライアイスの間に収まって葬儀屋の遺体を安置をする冷蔵庫の中に置かれていたのです。
その日の朝まで息をして、父と妹と三人で看取ったのですから、父としてはそんな状態で愛妻と引き離されていた時間はとても辛いものでした。
葬儀場の方も驚いてられて、「普通、檀家さんの葬儀は予定を変えてでも最優先でされるものですよ」
更に、「初七日も、喪主さんのご負担にならぬように希望すれば葬儀と一緒に済まされることが多いのですが、・・・」
ということですが、このお坊さんは、初七日は絶対に別の日にする主義なのだそうです。当然こちらの出費も増えますよね。
葬儀では、通夜と葬儀の読経と戒名も下から2番目のもので計70万近くを払って下さいと請求されました。
親戚の場合は、以前、葬儀の際、読経料と戒名料を相場の50万円渡したところ、「これでは少なすぎる!」と機嫌を悪くされたため、追加で10万円払ったそうです。
しかし、その後、「親戚が集まりやすいので法要は土日にして頂きたい」と、お願いした時に、
「私は休日は用事がいろいろ入って忙しいから無理です!」と、即、断られたことから
こんなに檀家の都合を考えてくれない人はもう御免だとばかりに本当に離檀してしまいました。
私は経験不足でよくわからないのですが、最近のお寺さんは、こんな感じでビジネスライクにお勤めをなさるものなのでしょうか? 由緒あるお寺で檀家の数も多そうで、経済的に困ってられることはありえないと思うのですが…
お父様は穏やかな人徳者で、いかにも「お坊さん」という方でしたが、この息子和尚が、ご先祖から受け継いだ檀家さんとの関係をどんどん壊しているようにしか思えません。
まさしく破戒僧ならぬ、破壊僧を目の当たりにしているようです👀
草葉の陰から、母はどんな気持ちで見ていたでしょうか…
♡あすから本筋に戻ります。第2部フィナーレに向かって最後の力を振り絞り頑張っております。引き続き毎日の応援をお願いできれば嬉しいです♡