Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

体調回復頭打ちで「立命館宇治IBコース受験」を断念した中3晩秋 ~ 学校が決まるまでの葛藤と諦念の忘備録⑬

 前回は、中3の夏の終わり、脳脊髄液減少症による体調の悪化と原籍校による勉強サポートボイコットのため、目標としていた「立命館宇治高校IBコース」受験のための勉強が全くできないことから精神的危機状況に陥った娘の辛く苦しい時期を振り返りました。

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 精神的苦境を抱えたまま中3の冬に入る

中3秋になる頃には、娘は既に立命館宇治高校IBコースの受験をほぼ諦めていました。

この時点の娘の体調の悪さと精神状態にあっては「受験勉強」をすること自体が無理なものとなっていたのです。

 

当時、元々は、脳脊髄液減少症の髄液漏れ治療のために脳神経外科にかかっていた県立こども病院(小児専門の全国有数の規模の病院です)でも、「今の状態では、まずは精神的なものから来る症状を取ることが先決」と断言され、同病院の児童精神科に回されたのもこの頃でした。

 

そして、児童精神科では、とても話しやすい女医さんでしたが、神戸市の主に不登校の子供の心のケアするための施設での「即、長期療養入院」を勧められ、手配してもらうことになりました。何よりも「個室」で、毎日院内学級にも参加できるということで、初めは渋っていた娘も徐々に受け入れ始めていました。

 

 しかしながら、幸か不幸か(結果から見れば断然「幸」ですが)、長期療養可能な施設はどこも年度が替わるまで空きがないという状況だったのです。

 

また、夏の初めごろに、ふとした気の迷いから、「子供の睡眠障害治療」のための例の病院に、おそらく当時の不安を紛らわすために何となく電話をしたら、何となく予約を入れることになっていたのですが、そちらも年を越さないと入院できないことになっていました。

この頃の記事は精神科受診のことばかりになっていました。

 

しかしながら、精神面での問題解決のためにできることは何もなく、そこで嫌でも髄液漏れの問題と対峙するしか、当時の八方塞がり状況を打開することはできなくなったのです。

 

ただ、こども病院脳神経外科の先生にとって娘の症状は「髄液漏れによるものではないだろう」と考えられていて(どちらかというと脳脊髄液減少症否定派?)、私自身も、娘が中2の1年間に、早期入院治療を3回とそれに続きブラッドパッチを3回もして改善は見られないことで、ひょっとしたら脳に髄液漏れでない他の損傷でのあるのではないかと気になっていました。

「果たして髄液漏れがあるのか、ないのか・・・」

 

 こんなことを鬱々と考えてきたときに、同病患者Sさんのお母様から、娘さんが娘と同様の過眠症状があったのがブラッドパッチで大きく改善したという報告をいただき、

被曝を恐れて避けていた、脳脊髄液減少症の再検査のため福山行きを決めることになったのです。もしも精神科に長期入院が決まっていたら、こちらの方向性は消えていましたので、運命に助けられたのかもしれません…

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というような具合で、この中3の秋は「娘が身体障害を持つ人間として学校どころか社会に戻ることなく生きてゆくのではないか?」という、切羽詰まった状況を打開するための様々な判断を迫られている局面におり、正直、高校進学どころではなかったという時期でありました。

 

そして、10月中旬から、娘が大幅に改善して現状に至ることになる福山での治療に全身全霊を傾けてゆくことになります 

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術後の体調回復頭打ちで「立命館宇治IBコース」に別れを告げました

 

11月初旬の福山でのブラッドパッチにより、直後はものすごく好調でひょっとしたらこのまま全快するのではないかと期待しましたが、結局症状が戻り、それでも7割~8割ほど改善したという実感が得られました。

 

時はもう12月です。

 

特別支援学級の午後3時からの週2回の訪問授業も、体調不良で起きられないためにキャンセルすることはなくなり、勉強は少しずつできるようになりました。

しかし、「過眠」は依然として残り、特に午前中は起きることができません。なので、

立命館宇治IBコースの入試に、今の何もしていないも同然の学力で、仮に英語の実力を評価していただき「合格」を貰っても、通うことはまず不可能でした。

 

今冷静に考えると、私学の面接を含む特別入試ならば、何が起こるかわからず、ひょっとしたら合格を貰えていたかもしれません。それでも、この受験に消極的になる理由は他にもあったのです。

 

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関西有名私大への進学が保証された人気校であるたゆえの盲点…

これはあくまでも、私自身が感じたことを前提にお話しするのですが、この高校はスポーツや英語のバイリンガル教育で有名な所であり、加えて関西の有名私大である立命館大学の系列校であるため、ここへの大学進学が普通にやっていれば保証されています。

 

なので、放っておいても受験者は多く、敢えて、様々な例外的措置や配慮が必要な病弱児生徒を受け入れてくれるという空気はどちらかというと少ない風に感じました。実際に学校見学に行った時の保健室の雰囲気や対応、そして、見学後に受け入れ担当の教員の方の雰囲気から察するに、「これは入ってからがちょっと厳しいかもしれない」というおぼろげな印象を持ったのです。

 

そしてその印象に追い打ちをかけるようなことを耳にしました。

この「有名校」は、受験者も多く、多くの高校説明会がそうであるように、学校が低姿勢で、受験生の中三生を抱える各中学校に対して「おたくの中学校の生徒さんに本校を受験させて下さるようお願いします!」というような、通常の下手からの勧誘の仕方ではなかった、と実際に説明会に行かれた先生から聞いたのです。

 

当然何校も回ってられる先生ですので、その印象は私が持ったものより正確であるのは間違いないと見ました。「来られる気があるのでしたらどうぞ」みたいな感じで、ある意味「高飛車な印象を受けた」ということでした…

 

人気校ならではの「強気のセールス」というところでしょうか…

 

治療に奔走して勉強どころではない上に、こんな情報も重なったことで、私としては自然な形でこの学校への希望を手放すことができたのですが、娘はどうだったでしょう?

 

実は、心が弱り切っていた娘のために、私はこの頃から少しずつ代替となる希望をほのめかし始めていました。それが今通っている学校です。

 

それにより、娘の「全日制高校進学への希望」は皮一枚でつながっており、本人も、「今まで多くを諦めてきた果てにとうとう行き先が全て無くなってしまう」という無念さで自暴自棄、いや、娘の場合は、感情を押し殺して鬱状態にならずに済んでいたのかもしれません。

 

この頃の娘の様子を書いた記事です。11月初旬の福山のブラッドパッチにより、やっと「人間らしい時間」が持てるようになった娘の精神状態はかなり安定したものになった様子が伺えます。 

 娘の心の中の、「全日制復帰への希望の灯」は、これ以降も消えてしまうことなく仄かに続け灯り続けます。

 

でも、自分が受けるはずだった2月初旬の立命館宇治高校IBコースの入試日の頃に娘が呟いた言葉には、胸が塞がりま

 

「立命館宇治の外国人の先生、みんなが『病気直して、この学校に来るのを待ってるよ』と言ってくれたけど、私が行けなかったこと心配してはらへんかなぁ…」

 

 

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