Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

尾道市民病院での入院生活 ~ 発症4年目で「個室デビュー」

今日で、入院6日目、ブラッドパッチからも6日目です。

一日目は大部屋でなかなかしんどい模様だったようですが、2日目からは個室が空いたため、今までの数え切れないほどの入院生活を経て初めての個室デビューとになり、以来、快適な眠りが保証されているようです。

 

思えば、事故後から2年近く続いた最悪の体調の時は、今後どれだけ治療費がかかるだろうかという懸念から、幾度も入院をした際にも、とても個室を取ってやる心の余裕はありませんでした。

でも、今回は、これが最後になるかもしれないということ(これでだめなら症状固定となりそうです)と、3300円という破格の安さだったため、少し早い娘へのクリスマスプレゼントのつもりで思い切って予約をしたのです。

 

何せ、3300円ですから当然の如くトイレはついておりません。(トイレ付個室は7000円台の1室のみということでした)

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今の体調でしたら洗面台さえあれば充分です。夜も周りに煩わされることなく熟睡できるならこれ以上求めるものはないですね…

 

と思っていたところ、4日目に、再度部屋の移動がありました。看護師さんからご丁寧にお電話を頂きましたが、理由は患者の管理上の便宜のためのようでした。

 

後で娘がぽつりと言っていたのが

「前の所は廊下の向こう側で大きな声で喚く人がいたから、静かになってよかったわ…」

のだそうです。

 

ということで、個室⇒個室。こちらも良い感じで使わせて頂いております。

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同様に3300円の個室なのでやはりお手洗いはついていませんが、4人部屋の方にもお手洗いはないということで、どちらにしてもブラッドパッチ後はお手洗いまで歩いて行くことになるようです。

術後の2時間はトイレに行きたくても尿瓶で取ることを推奨されているので、娘はこの日は水分摂取は控えておりましたね💦

 

以前ここに入院された福山からの患者さんによると、「個室からトイレが遠くてブラッドパッチ後にちょっとしんどかった」ということで、部屋の並びによって少し差は出るようです。

脳脊髄液減少症で体調の悪い方やブラッドパッチ後の予後の思わしくない方にとっては、この少しの距離がかなりしんどいと思われる所があるかもしれません。

 

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「すごくいいことが多い」病院

 

色々こちらのわかる範囲でお伝えしていますが、実は「できるだけ心を病気の事から離してのんびりさせてやりたい」と思い、当人にこちらからはあれこれ詮索することは敢えて控えている現状です。なので肝心の、ブラッドパッチ後の娘の状態が良い方に向かっているのか変わらないのかは定かではありません。

 

ただ一つ言えるのは、ブラッドパッチにより脳の位置や脳圧の変化、入れた場所の神経根への影響などにより 直後から体調が悪化する事も一般的にはよくあるのですが、今回の娘には今の所これらが見られなかったのは幸いであります。

 

何の変化もないのも困りますが、ここで悪い方向に行ってしまえば、3学期の登校が危うくなるところでしたので一先ずほっとしている所です。

特に、前回の記事に載せた「同意書」にあるような怖い副反応もでていないようでこれは大きな安心であります。

 

体調のバロメータとして、「食事は食べられているか」ということだけは、遠回しに聞いていますが、毎回、

「白ご飯は少し残したけど、おかずは全部食べた」

 

というような、判で押したような嬉しいメッセージが返ってきますのでこれも安心材料となっているのです。

 

食事に関してですが、福山医療センターも地元の野菜や、M先生も絶賛の福山米を使ってスタッフさんもかなり頑張っておられるということで、もう病院食の範疇を超えているような美味しさと量であり、週1の特別メニューも素晴らしいものでありましたが、

www.tomaclara.com

 

娘の感想ではここの病院もかなり美味しい」ということなのです。

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お箸はつきませんので、割りばしやMyお箸を持参する必要があります。そして、お茶ですが、他の病院ではスタッフさんが大きなやかんで入れに回られますが、ここは一日に500mlのペットボトルで一本渡されるという方式を取っておられます。

どちらも、コロナ禍での衛生対策だと思いますが、お水が尽きたら看護師さんにお願いして入れてきてもらえばよいと聞きました。

 

入院時に売店で4リットル分のペットボトルを買って置いてきましたが、これとお茶500mlあれば1週間いけるだろうと踏んでいました。あまり飲みすぎると前述のようにブラッドパッチ後の特に2~3日のできる限りの横臥姿勢の絶対安静が安静にならない事態にもなりかねませんので…

 

娘の話の端々に垣間見えるのが、看護師さんはじめ職員さんの対応が素晴らしいということです。これは入院受付の時から感じていましたが、患者さんやその家族への接し方、病院職員としての在り方や働き方の意識が全体として高いと肌で感じました。

なので、安心して娘を預け京都で気楽にさせて頂いておりました。

 

こんな感じで、週末はゆるゆると時間が流れていたようです。

明後日退院となり、朝6時台の新幹線でのお迎えとなります。帰りの多目的室の予約も早くに済ませ、娘が当分安静状態を保つこととなる子供部屋も徹底的に整理整頓、お掃除も完了して準備万端、整っております。

 

退院直前の次回の記事は、この病院と脳脊髄液減少症治療のことに少し触れたいと思います。

 

 

 

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