Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

重なる偶然の幸運と意志の力に導かれた「高校入学」~ 学校が決まるまでの葛藤と諦念の忘備録 ⑮

 前回の続きです

 

睡眠治療で朝なんとか起きられるように なった

 

 娘はこの時中3の2月末。周りは受験一色となっていましたが、覚悟を決めて神戸市の睡眠治療施設に長期入院をすることになります。

 

丸2年間、治療や手術のための入院を除いて、ほぼずっと自分の部屋のベッドの上で一日を過ごしていた娘ですが、今回は、いつもと違って「娘の不在」が身に沁みます。

深夜にドアを開け、娘の寝ていないベッドを見ると、それまでの出来事がが走馬灯のように脳裏を駆け巡りました。

 

思えが、この夜に想起した過去のイメージそのものが、それまでの娘の生活との決別を予感させる前兆そのものだったのかもしれません。

 

その翌日、初めて見舞いに行ったとき、そこには、普通の子供のように、足を出してベッドに座る「見違えるような娘の姿」がありました。入院4日目で朝起きられるように体内リズムが変えられていたのです。 

 

この日初めて、光治療諸々で、念願であった「朝、目を覚ます」ことが可能になった娘の奇跡のような姿目にしたのでした。

 

そこで、高校受験のことが頭をよぎります。この状態がずっと続くのかどうかを確かめるために1週間ほど待つことにして、再び病院を訪れたのは3月2日のことでした。

 

 (抜粋)

3月2日、入院中の娘に会いに行き、最終の意思確認をした。

 

娘が、4月から学校へ登校できそうかどうかは娘自身にしか判断がつかない。

どうする? 受験できそう?

娘は、私の目をまっすぐに見つめ、迷いなく、大きくしっかりと頷いた。

 

 ここで、最後の希望の綱となっていたA校に「まだ出願を受け付けているでしょうか?」と、恐る恐る打診したところ、まだ大丈夫だとの答えに心底ほっとしました。

 

そこからが大変…

 

原籍中学校に必要書類を依頼して、願書を書き込み、写真を撮れないので焦りましたが、TOEIC受験の時のものが残っていたのでそれを貼り付け、引っ越しの家探しをしながら三日後の3月5日に願書を速達で送る運びとなりました。

 

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コロナで異例のスカイプ面接試験

 

面接試験は、入院中の病院と学校とのスカイプですることになりましたが、通信状態が悪く、色々場所を変えた結果、結局表玄関のベンチにパソコンを置いて行われました。

 

この時の面接官は、校長先生でした。音楽を愛する一家に育たれたことから、入学後も練習場所のない娘のために、音楽室の使用を認めて下さった方あの方です。

面接では、「入学後にどのレベルの講座を取るかに関してのアドバイス」にまで話が及んでいたため、これはもう受け入れてもらえるのだというはっきりした感触を持つことができました。

 

 

合格通知より早くクラス分けのメールが届き…

 

2日後に、メールで「プレースメントテストのお知らせ」が来たことで、無事受け入れ完了してもらえたことがわかりました。

 

これから待ち受けるはずである、病気を抱えながらの通学の厳しさは取り敢えず頭の隅に押しのけて、「学校社会に戻りたい」という娘の念願がかなった事で、娘を応援して下さった方々と喜びを分かち合いました 

www.tomaclara.com

 

時は、コロナの影が社会を覆い始め、世界は暗い時代に突入する頃でした。

娘の学校もその影響を受け、学校生活に実際に戻るための生活は6月の初旬を待たねばなりませんでしたが、晴れて「高校1年 藤田くらら 」が誕生し、4月入学後の生活は、ずっとここに記してきた通りです。

 

偶然が重なって絶妙のタイミングで入院し、まさかの治療が著効を示しました。

40日に渡る同じ年頃の身体の不調を持つ子供たちの中で、楽しく話し、笑い、学校社会へ戻るための心身のリハビリも兼ねた共同生活を経て、娘は、2018年2月28日のあの悪夢の瞬間から、実に2年と4か月振りに学校に通い勉強をするという、普通は当たり前すぎてその意味を考えることすらおざなりにされているけれど、自身にとっては遠い夢のように朧気であった希望を叶えることになりました。

 

中学生活最終の時期に新たに入院治療を始めるという、文字通り「最後の賭けのような決意」がうまく当たったのです。「遠い夢」を短期間でしっかりと自分の手でつかみ取ることが可能となり、これからの「曖昧で先が見えなかった日々」を、はっきりした輪郭線を伴う実態のある計画に変える魔法のような出来事が実際に起きた、生涯忘れえぬ日々でありました。

 

 

 

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