Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

「15の春」にサクラ咲く ~ 母は鰻とビールで乾杯!

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昨日の夕方に、娘が先日面接を受けた学校からこんなメールが届きました!

「本来なら学校でするべきものですが、数学と英語のクラス分けテストを送りますので、家庭で解いて送り返して下さい」

 

これって、合格してるということですよね? 書類の一次審査、面接の二次審査という具合に一応審査はされているのだと思うのですが、なんだかわからないままの流れでここまで来た感があります。

 

中学受験で煮え湯を飲まされているので、最後の最後まで信じることができないまま疑心暗鬼に苛まれていたのですが、もう本当に大丈夫なのですよね?

 

新型コロナの影響で、学校側も始めての対応ばかりで大変だっと思いますが、受け入れて頂けただけで私たちは幸せです。ありがとうございました‼

 

取り敢えず、この事は知らない娘へ、「おめでとう!」の気持ちを込めて、コープリビングのお花屋さんの店先の、色とりどりのスイートピーの写真を送ります。

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娘は、何も知らずに病院でのリハビリ生活をエンジョイしている最中です。中3の子供も数人入院しているのですが、皆受験を済ませてきた子や中高一貫校の子供で、行き先が決まらないのは娘だけという状況でした。でもこれで、やっとほっとできることでしょう。

 

私のほうは、まだ現実感が伴いません…去年の今頃は、娘は半年続いた昏睡睡眠から少し起きられるようになって、やっと治療院に行くために無理をして外に出られるようになったばかりで、1年間空白となっていた勉強に戻るのにはまだ2か月待たねばなりませんでした。

 

それから1年、かなりドラマチックな紆余曲折を経て、滑り込みで「学校」と名の付く場所に戻ろうとしていますが、まるで夢の中の出来事を少し離れたところから見ているような感覚を覚えます。

 

完治していない今の体調で果たしてどこまで続けられるのか正直心配ですが、とにかく、前進あるのみ、当たって砕けろの精神で進んで欲しいです。

 

この2年で私も娘も鍛えられました。はっきり言って、もう怖いものはありませんので、どんな状況になろうと受け止められると思います。

 

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スイートピーの横には、今が旬のチューリップが並んでいました。バリエーション豊かな色と形は、今の境遇から巣立ち、新しい可能性が秘められた場所へと飛び立って行く若い子供達一人一人の姿であるようにも映ります。


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娘のチューリープはどれかなと探しましたが、見つけました。このイメージです! こっくりとしたクリームホワイトに、グリーンの斑入りのもの。

 

清楚で無垢な子供の心の白色に、この2年間の喜怒哀楽がグリーンの淵どりとして精神面の成長の痕跡を表している気がします。そして、下から支えるように寄り添う深紅のチューリップは、私でしょうか…


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これらの花を愛でた後は、更なる楽しみが待っていました。

 

 

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この日の夕食はこの方と、ご一緒させていただきました。

東灘のボランティア団体のドン、ミスター H・Nです。もうすぐお別れなので、娘の合格祝いも兼ねてご親戚の鰻屋さん、芦屋市の「戎屋」さんという高級寿司店に連れて行っていただきました!!

 

「くららちゃん、いろいろ極端なアップダウンがあったけど、高校進学できてよかったね~」とビールで乾杯🥂
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小学校が臨時休校となり、N氏主催のボランティア団体の「こもれど」も、お子さんを10人ほど預かっておられるそうです。お昼は100円のおにぎり弁当を振舞ってられます。 

一年で休まれるのは数日という真のボランティアスピリットの持ち主で、毎日沢山の子供を含める地域人たちと接触されておられるのです。

 

神戸のコロナウィルス感染者数は日々増え続け、近くの保育所でコロナウィルス感染者が出ていたりして、この日は私もマスクなしのNさんに濃厚接触となっており、客観的には怖いと言えば怖い状況でしたが、2人で笑いと鰻で免疫力アップ!」を目指しました。 

 

とっても柔らかいとろけるような鰻のお弁当。まさに口福 ♡ 色んな思いのこもったこの鰻の味、一生忘れません…
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Nさんは、運転されているのでノンアルコールでしたが、私はがっつり戎ビールで一気にリラックスして、気分良く過ごさせていただきました。

 

N氏、冗談でしょうが、こう言われます…

「くららちゃんが、以前ボランティア頑張ってくれた成果が、お母さんが食べるこの鰻弁当になっているのですよ ♪」

 

娘のためにこの2年間必死になってやってきましたが、娘のかつての頑張りにより、(冗談の上でも)自分がこういう形で報われるというのはとても嬉しいことです…

 

「Nさん、私、なんだか娘に寄生してる気分ですね~♬」  

 

神戸に来てから、娘の事で夢のような破格級の出来事があったり地獄に突き落とされたりと、かなり振幅の大きい日々でありましたが、最後は、娘自身は預かり知らぬ間に、回りまわってこの合格が確かとなった日に、鰻弁当という形の親孝行で私をねぎらってくれたような気がしているのです。

 

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