50代で右肩が変形増殖してエラい状態になってしまっている私です。
当初、最寄りの幾つかの大きめの病院では「保存治療を行って最後は人工肩関節しかない」と言われていました。
もしも人工肩関節ならこういう感じになります。
今は2種類の手術法があるようですが、どちらにしても置換後は運動🏓するのは無理だとおっしゃっていました。
そして、前回の続きになります。
骨を削ると言っても…
まず、診察室で聞いた言葉は、「骨を削ることで症状が緩和するでしょう」という楽観的ご見解でした。
それまで幾人もの整形外科医の先生方に「肩の骨なんてそんな簡単に削れませんよ。無理です」
と断言され続けていたので正直驚きました。
また、昨年悩んでいたころに鍼の先生に聞いてもやはり、「肩のあれだけの層で筋肉が重なり合っている場所に埋もれている骨をむき出しにして削るなんて不可能でしょう・・・」という同様の意見だったのです。
そう思い、改めて肩の解剖図を見てみると、皆さんが「無理」と言われるのも無理はないような構造になっていました。
実際に皮膚の下はこうなっているのです(上は後方、下の図は前方からの肩関節)
靭帯やら筋肉が幾層にも重なっている奥に、このようにレントゲンだとシンプルに映る骨が隠されているのです・・
因みに、私が削ってもらう部分は黄色い枠の部分の下にある上腕骨頭とそれを受ける肩甲骨から続くお皿の部分となります。
左右逆転しますが筋肉を剥ぐとこの部分です☟
この部分の骨を覆っているものを剥がして中を機械で削っていくのです。骨頭の丸みに沿って組織が増殖しているので立体的な削りが必要となり、上部や後ろの方は削るのは不可能だとうということでした。
何でも、切開の場合は何かの筋肉を切断するとかおっしゃってたような・・・
そんなの聞いたらら益々切開が怖くなります。
こういうのを見ましたら、なるほど、今回の専門病院の先生がおっしゃるように、内視鏡で上腕骨頭部分を綺麗に削るはとても難しいというのも頷けました。
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意外な展開
しかし、日を改めてのMRI検査後の診察室で、先生はいきなりこう提案されたのです‼
「もし内視鏡を希望されるのでしたら、それができる先生を紹介させて頂きます」
続けておっしゃるには、ご自分でも内視鏡ができないわけではないけれど、悪い部分を綺麗に削ってしまうためには直視下の切開でやりたい、とのことなのです。
内視鏡では時間がかかるらしく、術後は楽ですが結構大変な手術になるし取り切れる範囲も少なくなるともおっしゃいました。
どうしようか…、と迷いましたが、取り敢えず御紹介先の内視鏡を得意とされている先生に一度お目にかかってご意見を伺ってから最終的にどうするかを決断することにしたのです。
ということで帰りに病院経由で初診の予約を取っていただいた次第です。
これで、人工肩関節置換術意外に2つの選択肢を持つことになりました。
☆10センチ以上の切開にすると、手術時間は比較的短く綺麗に取ることができる
☆内視鏡だと手術自体は大変だけど、切開後のケロイドの心配は少なくなるし退院も早い
自分で迷っても結論はでる問題ではありえないため、紹介先の先生にお会いすることのみを予定に入れて、その間悩んでも仕方ないので気楽に過ごすことにしました。
次回は衝撃の3D画像が登場します。
(続)
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