Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

もう限界‼覚悟を決める ~ 50代で変形性肩関節症手術

昨年の今ごろだったと思いますが、「人工肩関節しかない」と複数の整形外科医に言われるくらい絶望的に傷んでしまった私の右肩関節の事を書きました。

www.tomaclara.com

 

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あれから、何回か突然ブロックされたように動かなくなる度に鍼をしたり整形外科で筋膜リリースをしたりして小康状態を得ることとなっていましたが、人工肩関節だけはまだ嫌なので頭の中から消し去ろうとすることで不自由が当たり前になっていた日々を送っていました。

あれから1年・・・

 

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肩専門外来

 

また様子が怪しくなってきたので、かつて手術をした病院を訪れることにしました。もう痛み止めの注射で騙し騙し生きていくのは限界を感じ始めていたのです。

 

実はこの病院には2年ほど前、肩の違和感が出始めた頃に行ったのですが、その時は「靭帯が伸びているのでまた亜脱臼の修復手術をしましょう」と言われたのです。

 

心の中で「いや、それは違うのでは・・・」と感じたので、そのまま行かなくなってしまいました。

 

そして1年前に、上の記事に書いた近くの病院でその違和感と可動域がぐっと減ってしまった原因が骨の変形だとわかったため、その画像を入れたDVDを持って、かつて手術をしたその病院の主治医を訪ねたのです。

 

まずは、この状態では人工肩関節しかないのかどうかズバリ聞いてみました。

 

すると意外なことに、「骨を削ることができますよ」という返事が返ってきたのです‼

 

以前の記事にも載せた画像ですが、正常な骨の部分(黄色い部分)の外側の増殖した部分、特に骨棘(こつきょく)=骨の棘を削り取る手術です。

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5年前のレントゲンでは異常がなかったことがわかりました。おそらく2年前もそれほど目立たなかったので指摘されなかったでしょう。

 

先生がおっしゃるには、今まで2回ほど同じように変形した中年の男性方の手術をしたということでした。いずれもウェートトレーニングのやりすぎで骨に負担がかかったことによるのだそうです。

 

私の場合も原因は(老化は老化ですが)もともと傷んでいた肩に🏓による刺激が加わった事だと思われます。確かに横方向のスイングで右肩関節の前方の骨がぶつかり合います。

 

昔の亜脱臼の手術2回の後、息子の進学のために神戸に移ってからたまたますぐ近くに卓球場があって辛い事を忘れる為に無茶苦茶に卓球をしていた時期が2年ほどありました・・・🏓

 

何はともあれ、人工肩関節以外にも治療法があるとわかり、尚且つ、この先生がその手術を実際に複数回ご経験があるということ(これが凄く大事‼)で更に安堵しました。

 

しかし、ここで問題が発生・・・

 

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切開手術

 

かつての亜脱臼手術は2回とも内視鏡だったため今回も骨を削るだけだから当然そうだと思いきや、それが違ったのです。(骨はレントゲンで見るとむき出しのように映りますが実際は靭帯や筋肉に覆われているのでそれを剥がしての手術になるため大変なのだそうです。なので多くの医師が人工関節手術しかないと言ったのでしょう)

 

先生は仰いました。

 

「このくらい切開して、直視下で行った方がきれいに取れます。この部分は神経とも近いため内視鏡で万が一神経を切ってしまったらもう手が動かなくなります。2時間くらいの手術になるでしょう」

 

ということですが、問題は「このくらい」と先生が指を広げて見せられた間隔が意外と大きかったということなのです。

 

12~13cmくらいの感じでした

 

肩の前腕部分に10センチ以上の切開傷ができてしまいます。もう若くはないので気にするのはおかしいかもしれませんが、やはり女性なので気になります。

 

更に、私はケロイド体質のため、こんなに大きく切ったらミミズ腫れのような盛り上がりのケロイドができてしまうことはまず間違いありません。娘を産んだ時の帝王切開の後、このケロイドのミミズ腫れに苦しめられ、結局形成外科で切除する外科手術をし、そこにレーザーを当てて再発を防ぐというところまでで2年ほどかかった経験があるのです。

 

先生のお話では、内視鏡での手術をする医者もいるそうですが、ご自身は全く気が進まれないご様子。

できるだけ余分な骨を切除するためにはその方がいいかもしれないのですが・・・

 

その場で先生の提案される治療法を受け入れることができず、「ちょっと考えさせてください」と言って診察室を後にしました。

 

しかし、人工肩関節ではなく、骨を削ることでまた元のように動くことになるのだと思うと世界線が変わるくらいの人生の変化があるかもしれないと、足取り軽くクリニックを後にしたのです。

 

この後、更に詳しい検査のため日を改めて特殊なMRIをもう一度取り、その後の診察では驚くことに、意外な方向に話が進んだのでした・・・


(続)

 

 

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