このところ睡眠障害になってしまったようで、疲れている筈なのに夜全く寝付けません…(娘ではなく私ですが)
眠れないので何かを始めるとすぐに朝になってしまい、そのまま一日を始めるためずっと頭も身体も重く、ブログを書こうとする夜になると疲労困憊の状態で、かといって仮眠もできないという悪循環が続いています。
なので今日も書きたい記事の予定を延ばし軽い話題となります。
京都タワー
今日、2022年2月22日とゾロメ目の日は、睡眠剤を貰いに京都駅近くの心療内科に行きました。
いつもはスルーする京都タワーですが、今日は何故か綺麗に見えたので写真に収めようと横断歩道の手前で眺めていたのです。
小さいころは遥か西に離れた山手の実家の窓からも眺めることができました。
竣工当時から、パリのエッフェル塔や東京タワーのモダンな造りに比して、今風にいうと「超ダサい」とボロクソに言われていたようです。
幼心にも「そこまで言われるなんて、京都タワーが可哀そう…」と哀れに感じていた記憶がありますが、早期にそういう刷り込みをされたせいか、自身も綺麗だと思ったことは一度もありませんでした。
そうして、ゾロ目の日の今日もこのタワーと相まみえたわけですが、今までこのデザインのモチーフなど気にしたことがなく、小さい頃から「お誕生日やクリスマスのローソク」として脳内認定されていたわけですが、ふとある物が浮かびました。
これは「茶店の和傘」であり京都のイメージの象徴でなのでは…?
たしかにそうかもしれないです‼
どうでしょうか?
「当たっているかな」と、ワクワクしながら後でネットで検索をしてみたのですが残念ながら、この直観の2文字「和傘」をモチーフにしたという記述は見当たりませんでした。
設計者は「海のない京都を明かるく照らす灯台」をイメージしていたとありますね。
京都タワーのモチーフとは?歴史・楽しみ方・神社の場所・キャラクターなど紹介 | 和樂web 日本文化の入り口マガジン
でも、設計者の頭の中には、和傘のイメージがあったのかもしれないとまだ思っています。
古都には、和傘に桜、紅葉というのが定番ですが、私達がよく利用するJR最寄り駅から直接つながるイオンモールの入り口にはいつも和傘が、電車で遠方から来られるお客様をお迎えしたりもしているのです。
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何と同年齢!
今まで全く気にもとめなかった京都タワーを調べてみて驚いたことがあります。なんと、誕生日が私と同じ年なのです。しかも竣工して開業したのが私が生後1ヶ月の時だったそうです‼
私が京都の地に生まれたのと同じ時から一緒に京都の変遷を見つめてきたと思ったとたんに、初めて愛着を覚えました‼
タワーの下のデパートには「丸物」という百貨店が入っており家族と一緒によく訪れました。その後近鉄百貨店が入ったり色々変わった後、50年後の今は大きなヨドバシが各階のフロアを跨いで堂々と居座っています。
今は姿を消した、市電、通称「チンチン電車」も祖母に連れられてよく乗りました。
五十数年経過して、クリニック前からの角度ですが現在はこんな感じになっています。
京都駅から連なる地下道から地上に上がるここは撮影スポットともなっているようで大きなカメラを構えたお兄さんやオジサマがよく撮影されているのに出くわします。
この数年来、娘を福山や尾道の病院に置いて一人で帰ってきたときなど、暮れかかる新幹線の窓から東寺さんの遠景を拝んだ後…
電車を降りて暗闇に浮かび上がるこの姿に迎えられると「あぁ、地元に戻ってきたなぁ…」と、遠くに残してきた娘を思う切ない気持ちの中にもすごくほっとさせて貰えるのです。
デラシネのように国内、海外を転々としてきましたが、やはり私は京都にアイデンティティを感じるのだということを再認識した2022年2月22日でした。
(おまけ)京都駅前の中央郵便局の前の可愛いポスト♡
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