Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

薬が「ふたつ」増えました ~ 6月末日 KF病院「児童精神科」通院

6月の診察

 

先週、月一のKF病院児童精神科に行ってきました。

 

学校を早退して4時に間に合うように、京都にあるこの病院に入りましたが、1時間ほど待って診察室に入ったのは5時を過ぎていました。

 

「これなら、早退しなくてもよかったのに…」と思うのは毎度のことですが、たま~に患者さんが少ない時があるらしいので仕方ありません。

 

来られているのは100%母と娘か息子のペアで、それも高校生以上のお子さんが多い印象です。順番が来て診察室に入るのは、たいてい子供一人となっております。その後にお母様が呼ばれたり呼ばれなかったりと様々ですね。

 

私たちの場合、いつもは娘が一人で入って10分ほど話をして、そのあとに私が呼ばれて3人で話をしてお薬のこと、次回の予約を確認して診察室を出るのです。

 

今回は2人で診察室に入ったのですが、K先生が私に「お母さんは出ていてください!」とおっしゃらないためしばらく突っ立っていました。すると、なんだか娘が私のほうをチラチラ見るので「これは私がいたら話辛いのかも?」と感じ、気を利かせるつもりで「先生、私出ておきます」と言ったら、先生が「え?」という感じて意外そうな顔をされていたのが私には意外でした。

 

スポンサーリンク  

 

盗聴

そうして、診察室の扉の向こうで待っていたら、扉を通して話し声が少し漏れてくるのですよ。そうしたら「一体何を話しているのだろう?」と気になるじゃないですか・・・いつものパパラッチ魂が頭をもたげて、そ~っと扉に近寄って隙間から漏れ出づる声を追っている自分がいました(パパラッチというより「スパイ」…)

5時過ぎのラストで、照明も半分落ちているくらいなので周りに誰もおらず不審者だと怪しまれることはありません‼

 

当たり障りのない内容だったので少し書きますね。

 

先生と娘は学校でのことを主に話していたのですが、私も娘から相談を受けて知っていることばかりでした。「なんで私がいたら話しにくいのかな?途中で口を挟まれるのがうざったいのかしら?」と思いながら聞いていたところ、ドキッとする質問が!

 

「最近、お母さんはどう?」

 

と聞かれて、娘どう答えるのかと思いきや、クールに

 

「普通です」

 

の一言で済まされました・・・これは喜んでよいのか悲しんでよいのか…

最初の頃には、「お母さんに思いが伝わらず、悩みを話しにくい」なんて言われていましたが、その時のことを思うと私も対応が進歩したのか、それとも娘の中での母の存在がますます小さくなっているのか(この年頃の子は皆そうですが)どちらなのでしょう…

 

立っているのが途中で疲れて、椅子に戻って待ってましたら診察室に入るように呼ばれました。

 

スポンサーリンク  

 

新しいお薬

最近のK先生は私を見る目がだんだん優しくなってこられたような気がします。

初めは、「毒親かも?」と疑われていた可能性がありますが、その容疑は晴れたのかもしれません。

 

今回は漢方と、相談の結果、精神分野のお薬が一つ増えました。理由は、PTSDの症状が「あること」をきっかけに強くなったからです。

 

その「あること」とは、娘の学校にも慢性病で登校がしんどい生徒さんがおられたようで、最近知り合ってお互いの病気のこと、娘の場合、必然的に「学校事故」の事を少し話したようなのです。

 

そうしたら、その夜からちょっとデリケートになってしまって、過呼吸や心臓のどきどきが起こったり、お風呂で泣いたりという事が何度かありました。

そしてこの日の診察室でもそのことを先生に伝えていたのです。

 

今まで処方されているお薬が、睡眠剤、安定剤、鎮痛剤の頓服でしたが、今回は低気圧の頭痛や体調不良の漢方(五苓散)、そして新たに動悸や過呼吸を抑えるお薬が追加されました。

 

実際にそのお薬を飲んでみたところ、少ししたら動悸が抑えられるようです。なのでこれは、緊張で上がったりするときに飲んでも効果があるようなお薬(交感神経β受容体機構薬(βブロッカー))であります。


トラウマの記憶そのものにも効果があるらしく、まさに今の娘にぴったりの薬効が期待できそうです。

f:id:kanon139:20210701162849j:plain

イメージ画像です

精神科で出されるお薬は実際の所、依存性が強いものや副作用の強いものが多いのです。薬物への感受性が大人より大きい子供には、できるだけ飲まないようにしたり漢方薬で代用していたのですが、本当に辛い時にはお薬の力を借りてその時間を乗り切ることもアリだと感じる今日この頃です。

 

 

 ☟読んで頂き有難うございました。最後に応援クリックをしていただけると嬉しいです

 「一日一善!」応援のパワー「2つのクリック」をどうぞお願いいたします!☟

🌹毎日の応援クリックは🌹

  • BLOG RANKING

 🌸読者登録はこちらから🌸