Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

ブラッドパッチまでのカウントダウンが始まる12月の初日

今日から12月でしたが、「お祖父ちゃん」の病院付き添いで訪れた京都市西部地域は風はあるものの寒さが緩んだ一日となり、半分落ちかけた紅葉の真っ赤な色が青空に映えていました。

 

昨日ですが・・・こちらでは夕方には大雨となりました。

朝から空の色が暗くて悪い予感がしていたのですが、娘はやはり起きられませんでした。

一旦は、遅刻の旨を学校に連絡をしましたが、お昼近くになっても、体調は回復せず、再度欠席を知らせるための電話をかけることになりました。

 

気圧グラフ、頭ツーるを見ると、まさに絵にかいたような気圧の急降下です。一日ずっと下がり続けており、娘の脳は完全に対応しきれませんでした。

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いつもだったら、40分、時には50分ほどもかかって何度も目覚ましを鳴らしながら脳を覚醒にもっていき、やっと起きられるのです。

 

でも、こんなに気圧が急激に下がる日には一度目の目覚ましが鳴った時点で、

「あかんわ・・・」

とわかるようです。

 

意識は霧がかかり、全身は鉛のように重く、頭痛は寝ていても容赦なく、胃腸も痛む(便秘ではなく…)という状態が、目覚めた途端一気に飛び込んでくるように見えます。どんなに頑張っても身体を起こすことができないのです。

 

なんだか最近の低気圧には悉く反応をしてしまい、考えたくもない悪化…という文字が浮かんできそうになるのを必死で抑えているのですが・・・

 

取り敢えず、悩みましたが、冬休みにブラッドパッチを予約しておいてよかったということで少しは救われた気持ちになっております。

 

ブラッドパッチまであと2週間となり、初めて行く病院のため色々調べることがあったりと、今回は早めに準備しようと思います。

 

入院中の1週間はお見舞いにも行けないため忘れ物がないように、そして病院で少しでも痛みや暗い気持から気を逸らせられるよう、ぬいぐるみを入れたりといつもより多めの荷物になりそうです。

 

緊急事態宣言解除後も、福山の病院は院長先生の方針で県外の患者の入院受け入れをされていないため、お隣の尾道、懐かしい尾道の公立病院にM先生が出張をされての施術となります。

 

なんだかなぁ・・・という思いはあるのですが、一つ良かったことはこちらの病院は個室が多くてお安い(3000円台)ため、初めて個室を予約できたことです。

 

今までの入院では、同室の患者さんがうるさかったり、徘徊されたり、オムツ交換の匂いの問題とか色々あってブラッドパッチ後もゆっくり休めないということもあったため、今回は思い切って個室にしたのです。

 

もう最後にしたいブラッドパッチですので、ちゃんと睡眠が取って回復を図ろうということで、娘もこの初めての贅沢を大変喜んでおり、入院への不安は全くないようにも見えます。

 

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とは言いましても、娘のほうはまだ入院のことに考えが及ばず、今日は数学の単元テストがあったようで、昨日もしんどいながらに対策を頑張っていました。

 

そして、来週はいよいよ期末考査があり、11日から冬休みにはいります。

15日のブラッドパッチ後は冬休み終了までずっと安静が続きます。スカっと回復すれば、新学期初日から登校できますが、去年の夏休みのようなブラッドパッチ後の不調に見舞われると、新学期早々少し休んでしまうかもしれません。

 

今年はお友達とクリスマスを過ごせないのが心残りのようですが、その代わりに入院前の2日間をお友達と過ごす日としてもらったようです。

 

今学期でアメリカに帰国する仲良しさんがいるので、とても大事な時間になることでしょう…

 

 

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