Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

紅葉の残る 奈良「東大寺」で 鹿と戯れ二学期を締めくくる(下)

暖かめだった京都市西部は、一昨日木枯らしが吹く。一気に冬となり作日は小雪がちらつき、今朝は寒さで目が覚める。

 

昨日の続きから ♪

 

大仏殿に入る

鹿⇒南大門⇒東大寺ミュージアム⇒いよいよ大仏殿へ!

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 ちなみに、娘がここに来るのは4回目で、大阪中華学校と神戸の小学校時代にも遠足で来ている。その時は元気だったため若草山にも足を運んだようだが今回は疲労のためちょっと無理な様子

 

相変わらずのド迫力に息をのむ…
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 まずは、娘の新たな生活がここまで何とか続いて無事冬休みを迎えられる事に感謝。

そして娘と息子の病気の完全平癒に加え、2020年の世の中の乱れが早く収まるよう、世界の平安、安寧を祈願した。

 

左右斜め後ろからのお姿。この角度から見ると座って居眠りをするパンチパーマのおばさんのようにも見える

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 観光客も少なく、外国語も全く聞こえてこない静かな空気の中での参拝となった

 

二月堂、三月堂へ足を延ばす

大仏殿を出て、三月堂の方に向かう道の紅葉。神社の鳥居とコラボして朱の色が映える
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散り際の風情もなかなかのものだ…
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「あ、猫~」
どれどれ、あホントだ。鹿と共存しているシマ猫がのんびりとしていた

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 あ、あちらにもいる・・・

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 近づくと鹿は逃げずに猫だけ逃げた! 

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三月堂に着いたが・・・

階段を上がると、三月堂の有名な建築が見えてきた。奈良時代のものと鎌倉時代のものが繋がっているということ。

ところで先月の中山寺の奥の院への山を登ってから私の「階段恐怖症」は完全に消えている。一度の荒療治で想像以上の効き目が出ている

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三月堂、拝観料を別に取られるので中には入らず。(日光・月光菩薩立像はミュージアムに移されたので)

 

二月堂、娘は不参加

 

左に二月堂が見える。旧暦二月にお水取りの舞台だ。

上まで上がって下界を俯瞰したいと思い、「行こうか」と娘に声をかけるが、「しんどい、行きたくないなぁ…」と消極的。エネルギーが切れてきたようだ。ここまで奈良駅に着いてからまだ2時間ほどなのだが・・・

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「じゃ、そのあたりに座って待ってて」と石段を指さし娘を置いて一人で登る、といっても大した坂ではなかったので来たらよかったのに・・・

 

上り切ったらこんなカッコいい景色に遭遇。ここだけ唐風の趣があって、なんだか台湾のお寺を思い起こした
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実際はもう少し奈良市街が見渡せたのだけれど、スマホカメラでは写らず「境内俯瞰」の絵となった
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下界に降りて早く帰りたい娘と合流。行きとは違う、落ち着いた趣のある石畳の小路をさっさと歩き、大仏殿まで戻ることにした
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疲労感に苛まれ、周りの景色を全く見ずに娘はどんどん先に行く。一方の私は、美しい風景が目に留まるとスマホを取り出す

 

赤のグラデーション
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緑のグラデーション
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ここで、数ある鹿のひとつに目が釘付けに・・・少々歳とっているが、

「足長っ!」

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実写で比較するとよくわかる・・・一頭だけカモシカのようだ

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最後に、ものすごく気持ちよさそうに寝ている鹿さんにさよならを告げ、東大寺を後にする
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本来は、帰りは歩きながら戻り、興福寺の阿修羅像を見てゆこうと考えていたが、疲労極限状態の娘に却下される。

ミュージアムの隣から100円循環バスが出ているのに気が付き、帰りも駅までバスということになった。

近鉄奈良駅までは青いバスと決まっている
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お客さんは少ない・・・
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少し遠回りで、春日大社の入り口にも止まる
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なかなか美しい風景が窓の外に展開されるのを見ながらの小バス旅行
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鹿の横断中はバスもストッブ

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行きは知らずに市バスで一人220円を払ってしまったが、「ぐるっとバス」は、100円で東大寺、若草山、春日大社に連れて行ってくれる。

駅から地上に上がり通りを渡ったところに行きの乗り場があった
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駅上の商店街で腹ごしらえをしてから電車に乗る
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帰りは直通に乗れず。大和西大寺で乗り換えをしてアパートに戻る。娘を休ませる間に荷造りをして夜に京都に戻った。


二学期も無事に乗り切れ、神様・仏様にも皆様の応援にも感謝の念を新たにした

1日であった…

 

甘く優しい夢でも見ているのだろうか・・・
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