前日までの定期試験でお疲れのところを朝10時半に起こして、思ったより近場だとわかった奈良へ散策に向かった。
学校近くのアパートに住むようになった6月から、早く伺って大仏さんにご挨拶したかったが、体調が不安体で土日は京都に帰って休養という日々になっていた。
そして、2020年12月12日という語呂の良い日に「いちに、いちに」と散歩がてらに赴いた。
乗り合わせ良く、最寄り駅から奈良駅までの直通が来て、なんと20分ほどで近鉄奈良駅到着!やはり人が少ない・・・
改札前の390円ショップを少し見てから地上に上がると、以前と変わらぬ坂道が現れた。この坂をいちにいちにと歩いて若草山や東大寺に向かうのが一般的だが、この日の娘は昨日の疲れを引きずっており既にお疲れモードだったので、やってきたバスに飛び乗った
間もなくバスの窓から、鹿の群れが目に入ってくる
切り取ってアップにすると、ご覧の通り「鹿密度」高し・・・
10分くらいでバスを降りると、そこにはまだ思ったよりも紅葉が残る景色があった。考えてみると、奈良は京都よりも暖かい分散るのが遅いのだろう。ここから「春日大社」へ続く道だが、娘は先に大仏殿に行きたいらしい
東大寺の参道に入り、まず目にはいったのは「牛」と見まがうようなのんびりした鹿
続いて、可憐なバンビちゃんにつぶらな瞳で見つめられる…
土産屋で立ち止まる娘。「鹿の糞チョコレート餅」に目をつけているようだ。後日友達と集まるときに持参してウケを狙おうとしているのだろう
もうこういう「鹿さんと一緒にパチリ」のポーズが愛らしい歳ではなくなったな…今度は撮り方を変えよう
お母さんと子供。なんだか素敵な角度でスタイリッシュに撮れたのが嬉しい
南大門のほうに向かっていたら可愛い鹿さんが近づいて来たので…
一緒にカメラ目線でパチリと一枚撮ったと思えば
一斉にくるりと後ろを向いて、南大門を見つめる・・・
東大寺南大門、運慶・快慶作「金剛力士像」。こちらは左側(西)の「阿形」像
右側(東)の「吽形」像
肝心のお顔が曖昧になっているので、実物の凛々しいお写真を…
大仏さんにお会いする前に東大寺ミュージアムに入ってみようということになり、実物大の大仏さんの掌から出る「強力癒しパワー」を知らずに浴びる娘
入場料は、ミュージアム500円、大仏殿600円の併せ券で一人1000円!
ミュージアムは展示数こそ少なかったが、有名どころの仏像が多くてなかなか見ごたえがあった。「撮影禁止」だったが、美しい仏像を心のカメラに写し込んで大満足。
入ってすぐには、高校歴史の教科書に出てくるこの小さい仏様。
国宝「誕生釈迦仏立像」赤ん坊の頃の娘の顔に似ている…
国宝、「日光菩薩・月光菩薩立像」。かなり以前に来た時は、三月堂の本尊「不空羂索観音像」の両脇におられたのをおぼろげに覚えているが、今はこちらのミュージアムに移されている。神々しい美しさとはこのことであろう。背の高い仏様で上から見下ろされる感じがした
そして、本来は少し離れた場所にある戒壇院に安置されている「四天王立像」が、戒壇院保存修理のため今年7月から3年間はこちらのミュージアムでお会いできるということだ。「広目天」「増長天」「持国天」「多聞天」が揃い踏み♪
個々の仏像の穏やかなお顔は和顔の娘を髣髴とさせるところがあり見ていて心が和んだ。
学校で日本史の勉強をすることはないが、こういう歴史的スポット訪問を契機として「マンガ日本の歴史」でいいから、自国の歴史・文化の基本くらいは抑えておいてほしいと思っている。
最後に土産物ショップに立ち寄り、掘り出し物を見つける!日光・月光菩薩立像の絵葉書各50円(お安い!)、そして右下は、誕生釈迦仏立像のスタンプ(300円)だ(可愛い♡!)
ミュージアムを堪能した後は、いよいよ大仏殿へGO!
ここまでで近鉄奈良駅に到着してから約1時間と少ししか経っていない。少し疲れてきたようだけどバスに乗ったお陰でまだ続行可能。
後半に続く・・・
♬☆子鹿の鳴き声を2声だけ捉えました☆♬
娘に応援の声を届けてください♪2つのクリックこちらからよろしくお願い致します!☟
🌸読者登録はこちらから🌸
☟ ☟