Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

「ブラック校則」今が変革期!~ 当該地域の保護者の方は女子生徒の健康を守るために立ち上がられる時ですよ!

前回・前々回と女子中学生の「真冬のショートソックス」について書いてきましたが、いつもの常連の方以外からもはてなブックマークに示唆に富むご感想をいくつも頂きました。

 

これは、「娘と学校」の間に存在した問題のみではなく社会的関心の高いものであり、私の知らなかった校則の事例等を教えて頂くなど、勉強させていただくところも多々あり、とても実りのある記事となり嬉しく思います。

 

(しかし・・・コメントは増えたもののこのテーマになってから「応援クリック」が激減したため、「なんじゃ、これは~!!!」と驚きとショックに見舞われてしまった私です( ゚Д゚)・・・)

 

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最近の変化

神戸の中学のブラック校則を批判している私ですが、神戸は大好きな地です。なので、一部の偏屈な大人の意向で存続している、生徒の健康にとって明らかに害のある「ブラック校則」を改めて「神戸」のイメージ通りの健全で明るい学校にしていただきたく、自身のブログ内で喚いているわけです。

 

同じ神戸の方からコメントで頂いたのですが、市内のどこかは存じませんが、公立中学校で「3年くらい前から黒タイツが許可されている」とのことなのです。

 

私が学校と教育委員会にお願いしたのは、丁度3年前なのですが、その時は黒や紺のタイツやハイソックスは絶対ダメだと学校を通して言われました。時期が重なりますので学校によっては可能だったのだとしたらひどい話です。或いは、私や、他の保護者の方からの要望で、次の年から可能になったのだとしたら、それは神戸のブラック校則に風穴を開けたということで本当に喜ばしいことであります!

 

「娘のいた学校でもそうなっていたらいいのに!」と昨夜卒業生に聞いて見ましたら、残念ながら在学中はそんな状況は見られなかったということでした。校則が変更され「許可」になったのだとしたら当然学校側から生徒へ通知義務がある筈ですが、そんなこともなく娘のいた頃と変化はない「寒い状態のまま」だったそうです。

 

私が教育委員会の方と何回かお話した感触では、生徒の健康問題となれば、教育委員会の方も、きちんとお話を聞いて下さり学校のほうに指導もいれてもらえることもあるのです。なので、一人ではなく、保護者が集まって、或いはPTAで決議をして医師の意見書なども用意して正式に教育委員会に要請をすれば、あちらも反対をする根拠が乏しく(だからブラック校則)、この学校のように、黒タイツが認められると考えてもあながち楽観的過ぎるということもないと考えます。

 

私が教育委員会や学校に要望を入れる時はいつも一人で行動していました。何故なら、「よそ者」であるが故に、この地で長年暮らしている保護者さん達のように、この地の公立中学校の黒い因習に縛られることはなかったからです。皆さん、「ここの中学は昔から厳しいもの。先生の理不尽にも3年間耐えて良い内申を貰え希望校に行くことが一番安全だ」と思われている空気がひしひしと伝わってきました。

 

でも、結果として、私と娘が行動を起こした後、続いて許可を貰う方もおられましたし、プールの見学のようにその恩恵に預かった生徒さん達もいるのです。靴下の問題については、私が一人で教育委員会や学校と交渉しているのを知っているわりと近い関係の人もいましたが傍観を続けられず、「前例」ができてから先生にお願いに行かれました。

 

私たち、まるで「鉱山のカナリヤ」みたいな役回りだったのかもしれませんが、もしもこの地に根付いた生活をしていれば、気心の知れた保護者の方を誘ったりPTAに働きかけたりしてもっと大きな力で体制側と掛け合えたかもしれません。

 

しかし、前にも言いましたが、神戸に来てからそれまでの2年間は息子の病気が大変な状態で、文字通り「生きるか死ぬか」の切羽詰まった時もあったりして、とても周りのお母様のお話の輪に入れるような境遇ではなく知り合いも極少でありました。

 

現に、他府県の方ですがコメントの中で、「うちの子の時は保護者全員で抗議して黒タイツOKになった」という方もおられますから、こういう全員一致の意見の表明を無視することは学校としても難しいですし、一番良いパターンかもしれません。

 

しかし、神戸市の中学校ではこのような団結は無理な話であることには変わりありません。当然ですが、保護者にとっては、「冬の靴下問題」よりも「良い内申を貰って少しでも上の公立高校に進学する」ほうが遥かに重要であるからです。

 

でも、こんなことで内申が左右されるなんてどう考えてもおかしいですし、れっきとした職権乱用だと思いますが、内申の決定事項の大きな部分が数値で表されず印象によるものであるが故に、教師の思うようにつけることができてしまい生徒は泣き寝入りとないます。これが、兵庫県では実に甚だしいのです。

 

 

ジェンダーレス或いはトランスジェンダーからの視点

 

読者の方から、トランスジェンダーへの理解の深まりとともに、ある中学校で変革があったことを教えて頂きました。ほんの一昨日のニュースです。神戸市ではありませんが、兵庫県の姫路の中学での変革です。

 

mainichi.jp

ジェンダーレス化の進展に合わせ、兵庫県姫路市立山陽中学校(940人)は2021年度、男女ともブレザーとスラックスを標準制服として導入する。同時に選択の幅を確保し、スカートも選べるようにする。男女ともスラックスを標準とするのは県内の公立中学では初めてで、全国的にも珍しいという。28日、同校で新制服の完成発表会があった。

 1947年の開校以来、男子は詰め襟学生服、女子はセーラー服が定着していたが、性別に関係なく学校生活に必要な機能性、安全性を重視し、男女ともスラックスを標準とすることとした。

 制服の見直しは19年5月のPTA総会で提案され、教職員と保護者らでつくる制服検討委員会が同年10月に発足。同年12月には中学1年約320人と、校区内の小学5年の児童、保護者計647人を対象にアンケート調査を実施した。

 アンケートではブレザー型▽スーツ型▽学生服・セーラー服の3タイプから、「どのタイプの制服が良いと思うか」を問い、複数回答の結果、8割以上がブレザー型やスーツ型を選んだ。選択ポイントには「動きやすさ」を挙げた。当事者である中学生からは「男女ともにズボンにしてくれたら、足も寒くないし、統一感がある」との意見が多かったという。

 新制服は深緑色のブレザーに、グレーを基調にしたチェック柄のスラックスで男女兼用。スカート着用を希望する生徒は、申請すれば認められるという。

 発表会では、ともに3年で生徒会長の中谷真大(まひろ)さんは「中学生らしい、社会への一歩としてふさわしい制服を誇りに思います」。副会長の森麗羽(うるは)さんは「私たちは卒業しますが、新1年生には新しい制服で活発な学校生活を送ってほしい」と期待を寄せた。

 長谷川貴久校長(60)は「男らしい、女らしいというよりも自分らしく生きる社会に変化してきた」とし、「ジェンダーレス社会に備えた制服改革を未来教育へのメッセージとして発信していきたい」と話した。【関谷徳】

 

 

これは、驚きです!女子の標準服もブレザーとスラックスなのは私は初めて聞きました。セーラー服に憧れを持つ私としては「えっ!・・・」というアンケートの結果ですね。最近の女の子たち、本当にスラックスを履きたいのでしょうか?

 

と言いますのも、京都のある公立高校ではもう10年も前から女子の制服は、スカートとスラックスを選べるようになっているのですが、スラックスを選ぶ女子生徒は学年で3~4人の極々少数派ということです。冬は、スカートにタイツが大多数です。

 

姫路の中学校の女の子は、「寒さが嫌だ」ということでスラックスに手を挙げたのではないか?と穿った見方も可能かもしれません。

 

娘にこの話をしますと、「もし自分がトランスジェンダーで、制服がスカートとスラックスの選択制だとすると、もしスラックスを選ぶと自分がトランスジェンダーだと公表していることになるのでちょっと嫌やな。。。この中学みたいにスラックスが標準服だというのはそういう子供への配慮なんかなぁ・・・」

 

流石に、これは「読みすぎ」でしょうが、この問題も今後は考慮されてゆくものだと思います。

 

因みに、上の公立高校でスラックスを選んだ女子は、トランスジェンダーではない子らしく、宝塚の男役みたいで格好がよく人気者だったとか・・・


ここは校則が超厳しい公立高校なので、ここですら許されているのだから他では「推して測るべし」でしょうか。

 

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今年の冬の光景

各地で変化が見られていますが、少なくとも神戸の東部ではいまだに以下のような状況であるようです・・・

 

 

今年の2月。娘がまだ高校に行ける状態ではない時期です。神社で娘の回復祈願をするため朝の9時半ごろJR芦屋駅で私は人を待ち合わせをしていました。

その時、見た光景です。

 

高校へ行けぬ娘と同じ学年の生徒さん達の受験の日だったのでしょう。

 

「あぁ、娘はとうとう受験に間に合わなかったなぁ・・・」

 

と、非常に辛い思いはあったのですが、それとは別に、足元に注目してカメラを向けている自分がいました。

 

3年前、公園で見た生足の寒そうな女子中学生に話しかけた時のことが蘇ります・・・

 

東灘区内の別の公立中学校の生徒、ワンポイントの運動靴は可?それとも指定?

靴下は短い。

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娘と同じ制服。バッグには原籍校の名前がありましたが、超短い白靴下・・・

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同じ制服です。またまた超短い校則どおりの「踝までの丈のソックス」

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「受験の日は、きちんとした格好をしていくこと」と学校から言われているのでしょうか、皆、思いっきり短い白いソックスで受験に臨んだのですね。

 

試験中、寒くはなかったですか・・・?

 

 

まだまだ実在するブラック校則

 

一方では少しずつ変化がみられますが、他方ではまだまだブラック校則は健在です。

 

読者様から、一つ驚きの校則を教えて頂いたので、ご存じのない方は目を通して下されば「信じられないレベルのエグさ」の学校組織の闇の部分が見えてくると思います。 

 

www.jprime.jp

 

そして、昨年の兵庫県伊丹市の例ですが、現状はやはりこんな感じです。このテーマの総括として全文を貼ります。(2019年7月2日の記事)

学校で認められる髪の色は黒色のみで、生まれつき黒以外の色なら「地毛証明書」が必要。下着は色やデザインまで指定…。そんな不可解な校則は「ブラック校則」と呼ばれ、疑問視する声が高まっている。中でも真冬にコートもタイツも“着用できない”校則は「成長期の女子の健康上、見過ごせない」と、武庫川女子大の西尾亜希子准教授(教育社会学)は早急な見直しを訴える。(鈴木久仁子)

 

 西尾准教授は、男女共同参画施策を市民の立場から調査、報告する「伊丹市男女共同参画施策市民オンブード」のメンバー。昨年の活動で、防寒の服装に関する校則について同市教育委員会に聞き取り、「市内の公立中学校では基本的に生徒にコート、タイツは着用させていないが、個人の申し出があれば対応する」との回答を得た。その後、市内の全8中学校に尋ねると、コートを着用させていない理由に「かさばり、保管場所がない」などの声が寄せられた。

 神戸新聞社の取材に市教委学校指導課は「これまでコートやタイツの相談はほとんどなく、3年前に申し出があり、肌色のストッキングを着用したという記録が1件だけ残る」と説明した。

 西尾准教授は「思春期で『なるべく皆と一緒を望み、目立ちたくない』という心理が働く中、学校が『個別対応』という時点で、生徒側も事実上『禁止されている』と理解しているのではないか」と指摘。体の冷えはホルモンバランスの乱れや血行不良、免疫力の低下などを引き起こすとされ、「医学的な見地も視野に見直しを求めたい」と話す。

 一方、この問題を受け、西尾准教授は各地から集まった同大の学生約300人にも高校時代までの校則について意見を聞いた。タイツに関しては「靴下だけで寒くてつらかった」との声が複数あり、他地域でも禁止されている実態が浮上。「男子はズボンなので、中に何でもはけてずるい。女子全員で署名を集め、抗議した」という学生もいたが、ルールを理由に校長が突っぱね、教育委員会も「学校に任せている」と対応したため、その後、うやむやになったという。

 文部科学省は、生徒指導の考え方を示した「生徒指導提要」で、校則について「絶えず積極的に見直さなければならない」と言及。最終的には校長の権限としながら、校則の見直しを学校づくりに生かした取り組みを挙げ「児童生徒の主体性を培う機会にもなる」としている。

 西尾准教授は「タイツの何が問題なのか。先生たちはきちんと理由が言えないのではないか」とし、「生徒が『先生に校則の変更を訴えても無理』と諦め、無気力になってしまうのなら、教育として問題ではないか」と問い掛ける。

 疑問に思う校則の情報をお寄せください。取材させていただくこともありますので、連絡先も併記してください。メール(kyouiku@kobe-np.co.jp)かファクス(078・360・0629)で報道部教育チームまで。

 

私が3年前から考えていたことと基本同じですし、同様に思われているご父兄の方も多いことでしょう。大学の先生が問題提起をされることで大きな社会問題となり、署名活動でも大きな成果が上がっており「ブラック校則の消滅」に向けて良い方向に動いていくのではないでしょうか?

 

神戸新聞の鈴木記者です。娘がお世話になった方です。再度申しますが、今の私なら鈴木さんを通してこの先生と連絡を取っていたのですが、この頃は娘の「惨状」と母の看取りで京都と神戸の往復生活で疲弊しきっており思いきれませんでした・・・「神戸市の事例」としてご協力するべきだったと悔やまれます。

 

それにしても伊丹市も神戸市と似たり寄ったりですね。「市」を超えてもっと大きな枠で「兵庫県」に問題があるのかもしれません公立高校の選抜制度の内申比重の重さがこの県の管理主義的体質を端的に表し、それを変えがたいものにしている気がします。

 

世論が味方についている今年の冬は「寒くて震える女の子」がいなくなるように、保護者の方も可能な限り徒党を組んで(PTAが動くのが一番!)「大勢の生徒と保護者の声」で学校に「健全な校則の在り方」を訴えかけられる時ではないでしょうか?

 

 (終)お付き合いありがとうございましたm(__)m

 

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