Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

横川の「元三大師堂」に滑り込みセーフ! ~ お祖母ちゃんの命日に比叡山延暦寺を訪れる③

続きです

 

 駆け込みでぎりぎり間に合う

最近うっかりすることが多いのですが、この日もお札を貰う横川の元三大師堂の閉まる時間を調べずにここまで来ていました。

 

「4時までに入れば間に合うだろう」と、思いこんでいたのです。

 

「今、3時ころかな?「と、ガーデンミュージアムを出る前に時計を見ると、4時10分前!になっていて青ざめました。

 

誰もがそうであるように、私も歳と共に一つ一つをじっくり味わうようになってきたことに加え、老人の歩く速度の遅さと病人の予想外の休憩時間の長さが、時間を取ってしまったのです。

 

「ありゃー、もしかしたらアウトかもしれない…」と思い、ひやひやしながり横川境内へ車で急ぎます。知り合いのお札も頼まれていたので、もし間に合わないと大恥かきます・・・

 

特に娘がお土産ショップ前のベンチで寝ていた20分ほどが痛かったですね・・・

 

取り敢えず行ってみました

 

不安に慄きながら横川の駐車場に着きましたが、悪い予感が・・・

比叡山の延暦寺はどこも駐車場から結構距離がありそうなのです。この時、既に4時3分。

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病人と老人を歩かせ、私一人小走りになりながらネットで調べると、「横川中堂 4時まで」と書いてあります! これは本当に大変!!

 

まだ誰かいるでしょうし電話をして待っててもらおうとしましたが、誰も出ません。

 

ここで万事休すか?

 

横川中堂に上がる前に、もうだめだと思い引き返そうと思ったら、道しるべが立っています。

 

「元三大師堂⇒」(木の立て札)

 

頭はパニック状態でしたが、そこでふと冷静になって、お札を貰う建物の名前を思い出したら、「元三大師堂(四季講堂)」だったと判明!

 

こちらはまだ人がおられるかもしれないと、一縷の望みをかけて電話コールをしました。

 

足を止めることなく、ふーふー言いながら 応答を待つと・・・ああ、神様ありがとうございます、女性が出られました!

 

「すみません、病人と年寄りを連れていて少し遅れてしまいました・・・まだ開いていますか?あと5分くらいで着きますので待ってて頂けますか・・?」

 

と、切なる気持ちでおすがりしたところ

 

「4時半までですよ!大丈夫です、ゆっくりいらしてください」

 

ということで、まさに九死に一生を得ることとなったのです。

 

後で聞きましたら、この境内のメインの横川中堂の方はお金(売上)を勘定するために4時きっちりに占めているそうですが、こちらは独立採算らしく4時半までなのだそうです。よかった~(*´з`)

 

やっと元三大師堂が見えてきました。でも入り口がまだ遠い・・・ずっとまっすぐ行って、左に入ったところです。

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間に合うことがわかり撮影会をする母娘

 

遂にお札を頂く

中には尼さんが一人おられましたので、四種類のうち、「厄除け」と「病退散」のためにはどれがよろしいか?と尋ねましたら、躊躇なく、「角大師」のお札が良いとのことでした。一番左のものです。(どれも500円でした)

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京都では有名なこのお札ですが、こんなご利益と謂れがあります。

 

「魔」の脅威

目に見えない「魔」の悪影響に悩んでおられる方は意外と多いものです。衰運期に入って悪いことばかり続く、なにをやってもうまくいかない、といった経験は誰しもあります。ある時期から突然運勢が悪くなって、抜け出せずもがいている方もいます。他人から向けられる憎しみや嫉妬のエネルギーに悩む方もいれば、悪意をもった特殊な生命体に苦しめられている方もいます。

近代に入るまで「魔」への対処は政治の最重要課題の一つでした。多くの文明で様々なノウハウが開発され、国家的事業として措置が講じられていました。ところが現代になると科学万能主義の影響で見過ごされるようになります。その結果多くの現代人は「魔」の脅威になすすべもない状態となっています。

元三大師(912~985・写真)は平安時代の天台宗高僧で、数々の奇跡を起こしたことから現代でも「厄除け大師」として篤く信仰されています。類まれな学識と天才的な経営手腕を持ち、中興の祖として比叡山を大いに発展させました。「おみくじ」の創始者としても知られています。皇室からは厚い信頼を受けていました。

元三大師の「角大師」のお札(右画像)は民家の戸口に貼りつけられているのをご覧になった方も多いと思います。京都を中心に1000年以上家々を守ってきました。異様な姿は元三大師が「鏡に映った自分の姿を写し取れ」と命じて禅定に入り、鬼の姿になったところを弟子の明普阿闍梨が写し取ったものです。元三大師は版木を彫らせてお札にし、「これを民家に配布して戸口に貼りつけさせなさい。そうすれば一切の災厄を遠ざける」と指導しました。実際にお札を貼った家からは、一人も流行病に罹る人が出ませんでした。  

降魔大師 元三大師の鬼の姿 (日本黎明社)より抜粋させて頂きました

        

 

 というわけで、もうこれ以上の病を寄せ付けないように、このお札を玄関に貼ることしたのです。

 

左は戸建て用、右は半分ほどの大きさのマンション用だということです。かなりインパクトが強いお姿なので魔も空き巣も絶対に入れないと思います‼

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 神戸にいたら、まずは貰いに行こうとは思いませんでしたが、京都に戻ったことが幸いでした。

来年は、の季節か紅葉の季節に行こうと思います。

 

少々気が早いですが、遠いところにお住いの読者の皆様で、病気や災い除けの強力な比叡山元三大師のお札が欲しい!とのご希望がありましたら、代わりに頂いて参りますので、ご遠慮なくお申し付けくださいませ!(1枚500円)

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