Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

初めてのSOS 〜 国語の文法がチンプンカンプン

一昨日、自転車乗車中に脚の筋肉を傷め皆勤賞を逃してしまった娘ですが、その夜国語の先生から「宿題」が届きました。

 

9時の就寝時間に間に合うように、すぐにダウンロードをして取り組んでいましたら、

「ちょっと聞いていい?・・・」

 

という、学校に通いだして以来初めてのSOSがこちらに向けられたのです!

(ちょっと嬉しかった…)

 

娘は、わからないところがあっても自分で調べ、理解が不十分で自信がなくてもそのまま提出していたらしいのですが、今回の宿題は、それこそチンプンカンプンで手も足も出ないものであったのです。

 

「何が起こったのだ!」と私の方が驚いたのですが、プリントを見てみると、国語の文法の問題でした。

 

「助詞と助動詞を文章から抜き出しなさい」というものですが、中学の時にした覚えたあります。助詞はなんとなく探しだせるのですが、助動詞がもうひとつ思い出せません。

 

こういう時にネットを調べるとほぼ100パーセント々質問への回答が見つかるため幾つかを見たのですが、みな言っていることが違うではないですか!

 

助動詞というからには、動詞の後につく付属語であるわけですが、その説明に「助動詞」ではなく「補助動詞」が使われていたりして実にわかりにくい・・・

 

娘に「なんか回答がみんな言ってることがちがうな…」というと、

 

「それは全部見たけど余計にわからなくなった」

 

ということで解決に至りません。

 

もうこうなったら私の「記憶」と「語感」を頼りに問題を解くしかなくなりました。こういうものは1つコツを掴むとできるものなのですから…

 

しかしながら、一緒に問題を見ながら娘に説明しても全く理解できません。

 

こんな感じです。

 

「『書きたい』という言葉に含まれる動詞の『書く』の活用は、書かない、書きます、書く、書くとき、書けば、書け、書こう、というように、か・き・く・く・け・こ、と活用する動詞なので、『書き』まで動詞で、『たい』は付属語の助動詞になるんやで」

 

「???」

 

「動詞の活用も習ってないか?五段活用、上一段、下一段、カ行変格活用の「来る」、さ行変格活用の「する」」とかも聞いたことないの?」

 

「ない」

 

「動詞の用の未然・連用・終止・連体・仮定・命令は?」

 

「全く聞いたことがないわ・・・」

 

それならわかるわけがありませんね。基礎ゼロのレベルから説明して今日の宿題を仕上げる事はここで諦めて寝る用意をさせました。

 

中学に行けなかった事が原因

 

私は今だに、上記のような文法用語や活用形を全て覚えています。約40年前に習った事ですが、この時期に学校で叩き込まれたものは、どんなに生活上無意味で面白くないものでも、このように記憶から消えることはありません

 

ただ曖昧になった所があるのは、高校で古典文法、そして並行して中高で英文法を覚えたために、少し記憶が煩雑になっている部分はあるためです。

 

例えば、「形容動詞」なんて英文法にはありません。長年英文法に馴染んできたので、なんだそれ?という感じになっているのです。

 

でも、1度国文法のまとめを10分でも読むと、記憶は綺麗に整理されると思います。

 

しかし、娘の場合は、国文法はほぼゼロに近い上に、英語も、「英文法」らしき世界に入る前に、学校に行けなくされてしまったのです。

 

まさに、

「娘の頭に文法はない」

 

という状態のまま高校生活になってしまったのです。

 

そこに、今の高校の国語の授業を休もうものなら、その時間の宿題が出来ないという事になってしまうわけです。

 

なので、「学校の授業大好きの娘」は、大変な集中力で先生の一言一言を聞いています。記憶力が衰えている上に頭痛と眠気と周りの騒音に悩まされる中、何とか授業を消化し、帰宅後その内容を忘れないうちに宿題を仕上げ、9時に就寝するというまさに「綱渡り」のような日を送っているのです。

 

そのような中、1日休んでしまうというのは娘には大打撃になってしまいました…

 

スポンサーリンク  

 

国語文法ってやる意味ないのでは?

 

娘が完全に遅れてしまっている「国語文法」ですが、これって普通に日本語を話す日本人で言語を専門にするのでないならば、やる意味ありませんよね?

 

一旦は、週末に初歩から娘に教えようと思い、本屋で薄いまとめテキストを買おうかと思いましたが躊躇しました。

 

ただでさえ大変な思いで毎日の登校と宿題をこなしている娘に、不必要な分野の「週末の補習」なんてさせたくありません。

 

そんな時間があれば、1週間触れなかった🎻の練習をする方が余程価値があると思うのです。

発表会が終わってからは、体調の良い時に、昔に弾いた曲を頭に浮かぶまま楽しそうに弾き散らかしている誠に喜ばしい娘の姿があります。

 

それを犠牲にして「国文法」で、こ・き・くる・くる・くれ・こい、とか覚えさせるのはナンセンスすぎて私は嫌ですね〜。

(因みに、文語体では、こ・き・くる・くる・くれ・こ、こよ)でややこしい…

 

国語の先生に「国文法、試験に出ますか?」とメールで伺って、出ないようなら忘れようと思います。

 

 

 

🌻切なるお願いお帰りの前皆様の「一日一善」の実践の応援クリックお願い致します!☟

娘の画像をクリックして、ローディングが終わるまで数秒 待ってから戻るようお願いいたします。それから、(可能でしたら)右の「猫の画像」を同様にクリックです。 

頑張る紅に励ましのお気持ちを届けてください!下の小さな娘野生ネコの画像それぞれにクリックをお願いします ☟

🌹毎日の応援クリックは🌹

  • BLOG RANKING