Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

血液凝固13因子が再び低下で他病院の診察を受ける

先週金曜日に、紹介状と検査データを持参の上で「兵庫県立こども病院」を受診した。

ここは、三宮からポートライナーに乗って20分ほどのポートアイランドの中にある。

 

 

ポートアイランドを訪れるのは2回目だ。2か月ほど前に、娘の脳に関するセカンドオピニオンを聞くため、「中央市民病院」のスーパードクターを受診した。

中央市民病院はその庶民的な名称からはイメージできない、近代的設備を持つ大病院であり、患者数の多い事、多い事・・・

 

今回も、「こども病院」ということで、「可愛らしいデザインのこじんまりした小児科病院のイメージがあり、風邪ひきの子でごった返した待合室、走り回る子供を思い描いて行った。

 

なんとまぁ、今回も良い意味で期待を裏切られた。ポートライナーの最寄り駅からエントランスまでは、屋根付きの通路で繋がっており、雨の日でもベビーカーを押しながら傘をさす必要も無し。駐車場やタクシー乗り場はB1(といっても地上)にあり、人と車の住み分けができていて整然としており、神大附属のエントランス前のごちゃごちゃした感じとはかなり雰囲気が異なる。

 

とにかく、広い。大学病院並みの大きさである。青と白を基調とした内装で清潔感漂い、「暗い病院のイメージ」を感じさせるところがない。

 

今まで行った中で、一番綺麗だと思ったのが、京都府立医科大学付属病院であった。その次が大阪医療センター、京都大学と神戸大学医学部付属病院と続いた。(私的には)

でも、2か月前の神戸のポートアイランドの中央市民病院で、あっと驚き、こども病院は更にその上を行った。

 

一昔前は、息子の出生の場である京都桂病院が、改築後は病院としては斬新なデザインが評判だったようで、一階ロビーにはグランドピアノが置かれてミニコンサートが催されたりしていた。ドラマのロケにも使われたとも聞いた。

しかし、現在、たまに訪れてもあのころの感動はもはや薄れてしまっている。最近の新しい病院は、どこも明るく近代的でかつ機能的な雰囲気を漂わせており、甲乙つけがたい。

 

娘は、昼からの診察だったが、起こしても食欲がなく途中での腹痛も怖いので、何も食べないまま行った。病院での食事を楽しみにしているところがある娘だが、ここは、神大附属病院にあるDOUTORのような、ファストカフェがないため、一階売店の「手作りパン」コーナーの菓子パンを幾つか買って食べてみた。おいしい!合格点である!

 


「こども病院」エントランス。受付付近はゆったりスペースが確保してある。

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院内には、こんな人の気配のない廊下もある。

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ミスタースポックが、ひょいと登場しそうなちょっと近未来的な感性の一角

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やっと、娘の登場。診察を待つ時間は熟睡。依然、「眠り姫」状態は続いている。つい、2時間前まで、眠っていたのだが…

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5月の13因子検査の数値が、3月に続き、基準値より20ほど低くなったため、こちらのこども専門の病院の診察を受けるように勧められたのだ。

診察では、脳脊髄液減少症の治療というより、「まずは、もう少し視野を広げてこの異常数値がどこから来ているのかを調べることが大事で、まずは、この病院での検査が必要」との医師の話であった。

確かに、脳脊髄液減少症の症状の陰に隠れて他の病気が存在している可能性もあり、多角的な診断が必要であるというのは、理にかなっている。明舞中央病院の脳脊髄液減少症専門医のN医師も、慢性化して症状が取れない患者さんに対してはいつも言われることである。

ところで、脳脊髄液減少症の治療に理解を示す医師とそうでない反対派の医師が混在するのが現在の日本の医学界である。「そんな病気自体があり得ない!」という、大病院の医師も沢山いるらしい。

現在テレビドラマで、ジャニーズの岡田君が主役の財前五郎をつとめる、『白い巨塔』のモデルとなった某国立大学病院も、なんと脳脊髄液減少症否定派だという話を、複数の筋から聞いた。

なので、「脳脊髄液減少症の可能性が強い」とご自分で思った方は、権威ある大学病院で検査しても異常なしと言われたら、即、関西なら明舞中央病院などの「脳脊髄液減少症治療」を実際に行っている脳神経外科へ行かれることをお勧めする。

 

特に、事故や転倒後の早い時期に起立性頭痛が起こっているのであれば、病院とのファーストコンタクトが、脳脊髄液減少症専門医であっても損をすることはないと思う。

急性期で治療を受けると治癒率が高いため、治療までの時間は重要なのである。

 

この「こども病院」の先生は、どうなのだろうか?診察を受けた感じでは、なんとも言えないところだ。ものの言い方には、いつも以上に気をつけようと思うが、結局は、症状が取れればいいわけなので、今は表面上は「脳脊髄液減少症」に捉われず、症状と検査結果を照らし合わせて、最善の治療を受けてゆきたい。

 

この日は、脳神経外科と、血液内科の二つを受診と血液検査。紹介状が2つもあるのだから、きっときちんと調べてもらえることと思う。

 

この日の血液検査では、フェリチン検査も入っていた。来週結果が出るため、サプリと体調と血液検査数値の変化のことはその時にまとめて書く予定をしている。

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