Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

神様、この「一筋の光」をどうか娘の元に届けてください‼

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福山は奇跡を呼ぶ地であるのか…

何処においても姿を現わす意思を見せぬその影を、MRIは見逃さなかった

この影の有無が、無慈悲にも1人の人生の一角を明と暗に分かち

影に見放された娘の1年7カ月は「受難」の月日として刻印された

福山においてのみ開かれた新しい眺望への扉に、その日、我々の手が触れた 

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福山市 阿伏兎観音

 

先週の10月7日、娘と私は、福山医療センタ―の脳神経外科M先生の診察室に初めて伺った。

「気難しい先生でなければいいな…」という感情以外は持たず、MR検査結果への一点の期待も無く。

 

挨拶をして、M先生の前の2つの椅子に腰かけようとしたそのとき・・・

 

これは漏れていると考えられますね・・・

「(え??)

いきなりの断定的診断に、私も娘も不意を突かれたように、そう心の中でつぶやきながら顔を見合わせた。

 

M先生は、畳みかけるようにこう続ける。

さっき撮ったMRIの画像の、ここに漏れが写っていますね。胸椎の4番・5番・の辺りだといえますが…

 

スクリーンに映された娘の脊髄のMRI画像を見ると、素人の私が見てもぼんやりした白っぽい影が浮かんでいる!

本当に、映っていますね!私でもわかります。初めて見えました!

輪切りの画像でもわかりますよ」とM医師。

 

なるほど、見慣れた断面図の脊椎にへばりつくように、ぽよっと白っぽい半円形のものが飛び出ているように見える。

 

おそらく頸椎1番の辺りから漏れていると見ています。でもそこは映らない所なんですよ」・・・

先生、頸椎一番は、もうブラッドパッチをしました。M病院で麻酔科の先生と二人がかりで背中からカテーテルを通して入れて頂いたのです

その麻酔科の先生には、ここに来てしていただくこともあるんですよ。それで塞がる事もあれば、こちらの別のやり方でうまくいく場合もあります。」

・・・

ところで先生、子供なので被曝する検査はなるべく避けてもらうことはできますか?

私もそれは考えています。私だけなら今の状態でブラッドパッチをするのですが、

保険を通るような画像を撮る必要があるんですよ。IR(脳槽シンチグラフィー)いるかな~。ちょっと考えておきますね

 

ありがとうございます!先生、福山まで遥々やってきて本当に良かったです!

それは、治ってから言ってもらったほうがいいかな・・・

もう既に嬉しいんです!本当にありがとうございます、次回の検査宜しくお願いします

 

もうあっけにとられて思考麻痺。ただただ感謝の言葉しか出てこない。あまりにも簡単に、あまりにもあっけなく、娘と家族をこれだけ長期間苦しめ続けた元凶が白日の下にさらされたのだ。

 

今までの推測どおり、やはり髄液は漏れており、娘の甚だしい体調不良はここから来ている可能性が断然強い。わかっていたいたことだが、それが視覚により証明されたのは画期的なことで、我々の気持ち的には雲泥の差がある。

 

この漏れの画像がないためにどれほど泣かされた事か・・・

「持病が悪化したのでは?」「精神的なものなのでは?」「遺伝の病気なのでは?」「母子関係が影響しているのでは?」と、当初から何のの根拠もないことを軽々しく言われ、病状の本質から遠ざけようとする面々。

 

この画像がないために、被害者が自分で多額の治療費を払い、加害者が自己保身に走り、学校の態度もよそよそしく、なんだか全てが奇々怪々になっていた。

事故被害者である私達は当初から、社会的に孤立し、文字通り、暗闇にしんしんと雪が降るように身に染み入る寂寥感を感じながら事故以後の日々を生きてきたのだ

 

喉から手が出るほど、欲しかった1枚の画像。しかし、今回のMRI画像は謂わばブループリントであり、次回が肝心の本番だ。入院して、造影剤を入れた本格的な撮影が待っている。

 

この検査の画像が揃えば、名称も「脳脊髄液減少症」から「脳脊髄液漏出症」となり、患者を巡る環境と待遇が一遍するのだ。

 

目指すは、2012年の脊髄液減少症ガイドラインを満たす、造影された漏れの画像である。

脳脊髄液漏出症画像判定基準・画像診断基準

 

この疾患の身分が、減少症から漏出症へと変われば、後はブラッドパッチでほぼ特定された位置の漏れを止められるか否かである。一度で止められるとは限らないし、後遺症の懸念もあるから安心はできない。

 

これから超えなければならないハードルは、まだ幾つもあるが、やっと超えるべきハードルが目の前に現れ、治療のスタートラインに立つことができたのだ。

目先の不安など、今までの見えない敵(漏れ)と闘う心もとなさと比べれば、なんの事はない。

 

それにしても、この体の奥底から沸き起こる喜びを真に共有できる人がどれだけいるだろうか? と思っていたら、少なからぬ人が、自分の事のように感激してくれたのは本当に有難く、今は一人ではない事を改めて悟った。

 

このところ、様々な心配に押しつぶされそうになり、少し遠回りをしてしまったが、勇気をだして一歩を踏み出し、福山の地に於いて1年8カ月目めで初めての一筋の光を見出した

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神様、この一筋の光をどうか、どうか、娘の元に無事に届けてください…

 

 

🍀娘の運がここから好転することを念じて 娘と野生猫に祈りのクリックをひとつづつお願いできれば幸いです🍀

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