Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。現在はほぼ寝たきりとなり1年が経過しました。

才能が開花する時期

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 今回は、「習い事と子供の能力の開花」についての考察を少し。(教育論は万人が違うものを持って当然であり、この点についての議論は不毛である故、致しません)f:id:kanon139:20190730030322j:plain

大方の親の例に漏れず、子供には小さい頃は幾つかの習い事をさせ、その中で興味を示し、嫌がらず続けられるものを選んだ。

 

娘の場合の適正は、音楽であった。一番取っつきやすかろうと予想したピアノは、バンバン叩くだけの「おもちゃ」としての認識しか持たないようであった。3歳後半でバイオリンを持たせたら、楽器だとわかったようで、学校事故に遭うまでの10年間、ずっと続けて来られた。

もうひとつは、その環境に放り込んでから、見事な成長曲線を描くことになった英語である。 

 

こんな風に、あらゆる子供が持つ、多くの場合は期間が限られた時期の中での、能力の爆発的な伸びを最大限に引き出してゆく環境を得るために、ほとんどの親は一生懸命になる。資金を調達するために働き、必要であれば習い事の家でのフォローや送り迎えをする。いくら疲れていても、ワクワクとした感情をかきたてられる、決して苦にならない毎日の作業である。

 

古今東西、根強い支持者より教育論議で必ず言われることがある。

子供の人生は親のものではない。親のエゴのために子供を自分の夢を実現するための道具にしている」などという主張である。

しかし、昨今の、教育や子育ての実情から目をそらさなければ、それは最早、通用しない薄っぺらなディスクール(言説)に過ぎないことに多くの親たちが気づいているだろう。

 

一方、幼児期の才能を人為的に伸ばす教育に与せず、そういうものを除外する教育を是とし、その自然派の教育を推進する施設を選んでいる少数派ではない親にしても、ある意味、それは自分の教育趣味の押し付けをしているわけであって、結局、「親の意図の介在しない子育て」など存在しないのだ。

 

自身、少しは経験のある卓球界を見ると、愛ちゃんやミウミマ、張本君、水谷君、石川佳純さんetc...、のように、その中の多くが持って生まれた身体的素質以上の能力を持つ選手になったのは、幼少からの親御さんからの、身体能力や感覚が伸びる時期を逸することなく、その時期に必要とされる訓練を行ってきたというような優れたコーチングがあったからに他ならない。

 

有名な話だが、 伊藤美誠は、”鬼母”に「4歳から一日最低7時間」の練習を課されていたが音を上げなかったという。

子供が夢を確実に叶える方法 そのために親がすべき29のこと

子供が夢を確実に叶える方法 そのために親がすべき29のこと

 

 

幼少からの感覚の訓練が特に必要な音楽の世界でも、突き抜けた存在になった人は、ほぼ例外なく幼少から、優れた指導者についたり、或いは、その分野のレベルの高い経験者である親からの指導を毎日のように受けるという贅沢な芸術教育環境で育ってきていることが見て取れる。チェリストのヨーヨー・マやバイオリニストの五嶋みどり・龍や最近では、服部百音がまさにその例である。

 

卓球や音楽など、特に幼少からの経験が必要と言われているものを親が教えたりサポートしたりしていく過程では、一歩間違えば虐待のような様相を呈する場合もあるのは事実である。子供が大きくなってそれを「虐待された」とるか、「あの親からの厳しい訓練があったから自分の今がある」と取るかには、一定の法則性はない。

 

子供の性格とキャパシティを把握し、同じ親から生まれた子供であっても、一人一人方法と程度を考えてゆくことは必要であり、一人の子供に通用したことが他の子供に当てはまるものでもない。

また、扱いやすい子供を持った親には、扱いにくい子供(発達障害系を含む)を持つ子供への子育ての大変さがわからないように、「必ずうまくいく」子供への関り方など存在しないと思っておいた方が身のためである。

 

その意味で、上記のような成功者は、普通の子は音を上げるような限界すれすれの非常に厳しい訓練をされてきても、タフなメンタルでそれを生き抜いてきた強者たちだと言える。

五嶋みどりさんに関しては、中学生くらいの時の演奏を京都で聞いたが、その子供とは思えない世界観を持つ深い音色に衝撃を受けた。

幼少期からのバイオリン一辺倒の母親の接し方の影響のためか、思春期以降に精神的クライシスを迎えていたが、母、節さんの、あの常軌を逸したような指導が無ければ、第一線のバイオリニストにはなれなかったかもしれないというアンビバレントな状況にあったと察する。

母と神童―五嶋節物語 (小学館文庫)

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「天才」の育て方 (講談社現代新書)

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子供が興味もって続けられる分野の習い事に、相性の良い、できれば能力の高い指導者がつき、そこにプラス、適切な親のサポートや場合によっては資力も加われば、子供は伸びないはずはない。

 

本人の興味の強さや資質(遺伝的なっ精神的、或いは身体的な能力や耐性)によって到達点は変わるであろうが、続けていれば本人も親も納得できるまでの域に達することは十分可能なのである。

 

娘の現在の年齢は15歳。上記のように、子供の持つ能力の志向性を親が上手にキャッチして、家庭での理解と協力のもとに、うまくその才能を伸ばしてきたならば、開花し始める年齢である!

 

(娘はひとまず横に置いておいて)、最近、身近で開花し始めている同年代の眩しい子供達がいるので応援を兼ねて次の記事で紹介させて頂く。 

 

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