Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

「頭脳」と「努力」と「絶対音感」の🎻パートナー

 

「瓢箪から駒」とはまさにこの事だ…

 

バイオリンを始めてまだ1年に満たないお友達に、軽い気持ちで「今度、娘と一緒に合奏曲を弾いてみよう!」とLINEで返したのが、ほんの数か月前だった気がする。でも内心では、「多分まだ無理だろうなぁ」とは感じていたのだ。

それが、先日実現してしまったのだから・・・

 

昨年のこと、夏休みの前だったか、一番初めに彼女のバイオリン動画を見せ貰った時は、まだ「きらきら星✨」 もおぼつかない「ド初心者」であった。バイオリンは音を取るのが難しく、何年やっても耳が音痴なら音程は怪しいままであるのだ。

 

なので、その時はその動画の拙い演奏を聴きながら「Good Luck!」といった気持ちであった。彼女がどこまで上達するかよりも、娘の影響でバイオリンを始めてくれただけですごく嬉しかった…

 

しかし、秋を過ぎ冬になると、今どきの歌手の曲を情緒豊かに弾いている動画が送られてきて、「え、えらい上手くなったやん…」と想定外の上達に多大に驚いていた。

 

高校の部活で毎日バイオリンに触り、先輩やOBの指導を受け、演奏会にも出演するといった環境にいると、若い子はこんなに上達するものかと、和気藹々と楽しくバイオリンを練習できる状況は羨ましくもあった。

 

娘は、体調に加え弾く場所も時間も得難く、週末の2日しか練習できていないからだ。

お友達は、おそらくこの1年は娘の10倍の時間を練習に充てていたと思う。

進学校である学校の勉強の方も娘の10倍の課題をこなしていて塾も複数あるというのに、よく練習時間が確保で来るものだと感心してもしきれない。

 

 

 

 

最強の「地頭+努力」型

しかし、春休みに入り、今回うちで「お泊り」ならぬ「バイオリン合宿」をして合点がいった。

 

時間の使い方が根本的に普通の子供と違う。ぼ~としている時間がなく、いつも何かを一生懸命することができるのだ。こんな子供なら、親は「勉強しなさい!」などと一生言わなくても済むだろう。生まれながらに計画性を持って最大限の努力を尽くすことを心得ている。うちの家系にはない「DNAの成せる技」なのだろうが、まるで希少動物を眺めるかのような驚きを持って観察していた。

 

大荷物をいくつも抱えて到着した夜に、娘と合同練習をする

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翌朝、起きられない娘を待つ間に、本を開いて勉強し、🎻の自主練習をこなす

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元々の頭が良く、その上人の10倍の努力ができるのだから、何を習ってもそこそこ上達しても不思議ではない。

 

しかし、彼女の🎻の上達にはそれだけでは説明がつかぬところがあった。バイオリンを触って音を出すのに苦労していた時から1年足らず「音楽」にまでできたことにはやはり秘密があった・・・

 

 

絶対音感

 

こちらから合奏の楽譜を送る前に、🎻動画を見て「耳コピ」したという。

これは只者ではない・・・

 

聞いてみるとエレクトーン歴10年だそうだ。そして「絶対音感」が備わったということだ。

 

親御さんも、その頃はまさかバイオリンをやるとは思っておられなかっただろうが、小さな頃にしか身につかないと言われる絶対音感があれば、🎻も全く未知のものとは言えない。音を出すしくみと配列さえマスターすればあとは飛躍的に伸びるのも当然と言えば当然であった。

 

思わずお友達にこう言った。「絶対音感をつける機会を与えてくれたご両親に感謝しなくちゃね‼ 大人になって欲しいと思っても手に入らないものだから…」

自身が絶対音感を持たないからこそ出た言葉であった。(うざい事言ってゴメン!🙇)

 

音楽と楽器を理解する「頭脳」、どんな天才でも楽器の上達には欠かせない「努力」、そして弦楽器には物凄く役に立つ「絶対音感」

 

 娘のDuoのパートナーは、こんな3拍子が揃った強者なのである。

 

♪ 次回は、Duo結成のデビュー曲を披露させて頂きます ♪

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