Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

「アピールできること」がない… ~ 追い詰められた日④

【シリーズ「追い詰められた日」、ここまでのおさらい】

 

これまで3回に渡って、学長先生との1時間半の面談の中で初めて直面した、娘にとっての海外大学受験の厳しさを解説しました。

 

その①では、来年は数学のCalculus(微分積分学)を受講しなさいと言われた衝撃‼

 

その②では、小・中からいる(真面目な)生徒さん達は皆、高校1年には大学科目のAP科目を取っており、GPA(評定平均)が跳ね上がる一方、娘は高校の単位科目を取るのに手いっぱいで例え全ての科目で満点を取ったとしても、大学科目を取っている生徒さんのGPAで劣ってしまう衝撃‼

 

その③では、そのGPAのハンデが予想をはるかに超えて大きかったという衝撃‼

 

娘が特にショックを受けたのは、その③でありました。

 

(再現シーン)

あの日、学長先生から「今の成績はどのくらいなの?」と聞かれた時に、娘はこう答えたのですが…

「やっと何とか全部Aになって、GPAは〇.✖くらいです」

(因みに高校単位のGPAの満点は4.0です)

 

この時、体調と闘いながら2年かかってここまで成績を上げた努力を少しは褒めて貰えると思ったのですが、学長先生の反応は私たちの思いもよらぬストレートでシビアなものだったのです‼( ゚Д゚)…

 

「そんなのではダメダメ‼ AP科目を沢山取ってる子は4.8とか4.9取れてるから!」

 

え…!4.8?4.9?高校でそんな数字の成績が存在するなんて夢にも思わなかった・・・

 

と、ここで娘も私も完全に頭がパニックになってしまったのでした…(-_-;)

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そして更に「へこみ切った私たち」に追い打ちをかけることが続きます。

 

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アピールすることがない…

 

この日の学長先生との面談で、少しですががっかりしたことがありました。それは、娘にはアピールするような活動成果や受賞歴がないことです。

 (病気であれだけの期間をロスしたので仕方がないことですが…)

 

例えば、数学オリンピックやスポーツや楽器演奏のコンクール入賞など、学問でもスポーツでも趣味でも、そういう高いレベルの成果を上げていれば、他の志願者よりも成績が多少劣っていても入学出来たりするのです。

 

フィギュアスケートのネイサン・チェンさんがあれだけの時間スケートに打ち込みながらも名門イェール大学の生徒であったり、五嶋龍が幼いころからバイオリニストとしての活動をつづけながらハーバードに入学して物理(だったかな?)をしたり、最近ではワイドショーのコメンテーターデビューをされた広津留すみれさんが、これもバイオリンが超すごくて日本の高校からハーバードの音楽科に入学されたりと、こういうことは当然ながら大きく評価されるのです。

 

そこまで凄くなくても、周りを納得させるような活動成果やボランティアをしているほうが有利という事もあるので、アメリカの高校生は皆こぞってボランティアに精を出しているのです。(今はコロナで難しいところもあるようですが…)

 

そういえば、娘の周りでも1、2年生で生徒会役員に立候補したり、授業の補佐(先生の丸付けなどを手伝う)ボランティアなどは人気なのですが、今やっと、何故みんな学校の活動にそんなに一生懸命なのかが理解できました・・・

 

まぁ、わかっていたとしても自分の体調管理に精一杯でそんなことをする余力は確実にありませんでしたが…(-_-;)

 

ということで・・・

娘が秀でたところと言えば(親馬鹿で申し訳ありませんが💦)英語くらいしかありませんが、日本ならいざ知らず全員が英語を話すアメリカでは当たり前すぎて何の評価もされませんよね…(-_-;)

 

ただ、英語のスピーチコンテストの受賞歴があれば大きく評価されてかなり違ったのだそうです。

 

そうなのか・・・ふと苦い記憶が心に蘇りました。

 

以前も書きましたが、中学1年の時、全国規模のスピーチコンテスト「高円宮杯」に娘は参加資格があったのに担任の英語教師は声をかけてもくれませんでした。

 

また神戸市の学校対抗ディベート大会も、他校は1年生でも参加していたのに、あの学校では「2年生、3年生で出られるレベルの生徒がいない」という変な理由で、1年生だった娘は透明人間であるかのようにスルーされてしまいました。

 

そのことを思い出し、今、目の前いるアメリカ人の学長先生にお話ししてみると、(文字通り)大きな目を更にまん丸くし、口をあんぐり開けて驚愕されていました。

 

更に反応を見てみたくなったので、公立の某芦屋インターナショナル中学にも不合格にされ補欠にもひっかからなかった事を告げると、「What…?⁈」と、のけぞってソファからずり落ちそうになっておられました。

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(学長先生、お顔はこの系統ですがもう少しだけお年を召しておられます)

 

それにしてもあの頃に英語教師から娘が受けた仕打ちは、娘も私もずっと毎日が大変でもう忘れかけていましたが、こんな形で現在に影を落とすことになるとは…(-_-;)

 

そうしてこの日は、ついに知ってしまった娘の海外大学受験におけるこれだけのハンデが頭の中でぐるぐると絡み合いもんどりうつ有様で、完全に打ちひしがれてトボトボと田舎道を歩いてアパートまで戻った2人だったのです。

 

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娘は意外に立ち直りが早かった

 

ということで、この日に発覚したオソロシイ現実😱ですが、まだ2年の終わりに発覚したのは不幸中の幸いでした。もしも最後まで知らないまま受験に突入していたら、対策もせずに恐ろしい結果に終わっていたことでしょう。

 

(恐ろしいと言えば、こちらから聞きにいかないと受験であっても何も教えてくれないこの学校のシステムもそうですが(-_-;))

 

この面談から数日は、私はなんとも言えない重苦しい気分が続いていましたが、結局、今さら悩んでも仕方がないし、「ああいう事故に巻き込まれてこうなってしまったこと」の延長でまだまだ娘の苦労は続きますが、私のほうは「娘が笑顔で幸福感に溢れる毎日を送れる進路に進めばそれでいい」という初心に戻り、毎日を心穏やかに暮らすのみです。

 

娘の方は、これだけのハンデをずっしりと背負いながらも決して挫けることなく目の前の課題(ほとんどいつも数学😆)を黙々とこなしています。どんな辛い状況にあっても、あの「寝床の中で過ごした2年間」のことを思えば何とか耐えてゆけるのでしょうね…

 

そうです。「学ぶことができる喜び」とともに、そろそろ「大学受験生」であることの「苦しみと切なさ」を日本中、世界中の多くの高校2年生と分かち合えること、それがきっと娘の心を強くしているのだと思うのです。

 

 

ここまで4回分の記事の長~い愚痴にお付き合いいただき有難うございましたm(__)m

 

次回は気を取り直し、学長先生のアドバイスによる起死回生をかけた今後の学習課題を前向きに書き出してみようと思います。

 

 

 

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