Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

2021年度、高校2年終わりの日に...

今日(3月31日)で2021年度が終わります。

 

この一年、無事高校2年生を終えることができ、体調も厳しい時期もありましたが、親としては、本当によく頑張ってくれたと全力で褒めてあげたい気持ちで一杯です。

 

娘にとっては、しておくべき事ができなかった(TOEFLibt受験やSATの受験)という思いがあり、そのしわ寄せが明日から始まる2022年度に持ち越されてしまったというストレスはあることでしょう。

 

でも今年度は、周りの友達とほぼ同じペースで同じ課題をこなし、疲れ果ててしまい相変わらず家では眠ってばかりでしたが、それでもやるべき時は夜遅くまで課題を頑張ったりできるようになったり、休日に友達と遊びに行った後翌日寝込んだりすることも少なくなりました。


気がつけば、少しずつ「無理がきく(※娘比のレベルで!)」    シチュエーションが増えているようです。

 

その変化する姿を見るにつけ、まだまだ病気の回復の道は途絶えることなく、その上を一歩一歩進んでいる途上なのだという実感、「海外留学」という、昨年までは可能だとはとても思えなかった「夢」が知らぬ間に「希望」に変化し、今は徐々に具体的な「目標」となりつつあることに気づき、(娘は色々大変ですが)私は大きな幸せを感じています。

 

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満足な気持ちで来年度へ・・・

 

その2021年度の集大成となる、学校の最終成績表が白い大きな封筒で本日送られてきました。

 

綺麗なアルファベットが並ぶものであり、一つ一つに娘の苦労が滲み出ているように見えました。特に数学は体調不良で欠席が続いたことから小テストで大失敗してしまい、一時期は絶望して学長先生の前でも「今学期は成績落ちます」と弱気な宣言をしていましたが、そこからの努力と挽回は涙ぐましいものがありました。

 

今学期で学校を去られることになった数学担当の先生のコメントは、一つの試練を乗り越えた娘の変化を物語って下さっています。

 

「一年を通して数学力もさることながら、人間的にも大変成長されたなと感じます。…」

 

この2年間、入学当初の苦行のような登校の時から毎日のように娘を見て下さっていた先生です。そんな先生からこのようなお言葉をいただけるのは本当にしみじみと嬉しいものです。

 

又、今学期は、ブログ記事でも何回かご紹介した「Negotiation(交渉術)」という、大学レベルのAP科目に挑戦し、「中古車の上手な値切り方」に始まり、最後のほうはスピーチやプレゼンの仕方など日本文化育ちとしては慣れない事も多く苦労していましたが、とても多くの事を学べたようです。

 

そして、本当に思いがけないBIGなサプライズだったのですが、その授業で最高の評価(A⁺)を頂くことができたのです。その他の高校単位の最高点は4.0であり、このAP科目である交渉術では5.0であることから、必然的にGPAがぐんと上がることになりました。(学長先生が期待されているGPA評価には編入組であることから物理的に届くことはありませんが)

 

新学期は、APで取れる科目がないため、またGPAは下がってしまいますが、それでも自分が目標としていたGPAを入学以来初めて超えたことは、娘にとってとても充実感を伴うことでありとても嬉しそうにしていました。

 

ところで、娘が、ネットで成績を見て「進級できないかも…」とメソメソしていた件ですが・・・

 

温かい気持ちで2021年度の最後の日を終わりたいので、今日はここまでにしておきます。

 

今年度は前年からの暗い色を引き摺ったご時勢で、最後には国と国との大きな争いまで起きてしまいましたが、その中でも変わらぬ応援をして頂きありがとうございました。

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例え、外の世界がどのような状況であれ、心の中の平穏の灯を失うことなく、日々の幸せをかみしめながら娘共々ゆったりと過ごしていきたいと思います。

 

2022年度が読者の皆様にとっても、全世界にとっても、平和な心が再び戻る幸福な年度になりますように・・・

 

 

 

 

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