昨年10月に娘が学校で受けた「プレSAT」の結果が出たのですが、その前に、プレSAT(PSAT)について最近知り得たことを少し書きます。
SATは全米の大学進学希望者が受ける、いわば、日本のセンター試験のような位置づけだと思うのですが、次のような部分が大きく異なっています。
☆複数回受けられる(通常は3回くらい受けるようです)
☆2科目(英語と数学)のみで、
☆数学は易しめで英語は難易度が高い
というものなのですが、コロナ禍で受験できない生徒も多く出たことから、公平性を期すために現状では提出は任意の大学がほとんどとなっているようです。
なので、良い結果が得られない生徒はおそらく出さないで出願し、その他の書類審査で勝負をするでしょうが、高得点が狙える生徒は当然「学力の判断材料」として2教科の高得点を揃えて出すということになっているようです。
娘の知り合いのアメリカ在住の高校生、同学年の高校2年生(UCLA狙い)も、当然の事ながら受けることにしていますし、昨年10月のプレSAT(PSAT)も受けていました。
毎年、全米でPSAT受けている生徒は400万人以上という数字を目にしましたが、このPSAT、娘も学校でもアメリカ大学を受ける予定の生徒は何気なく受けたのですが・・・
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滅茶滅茶大事な試験だった
アメリカの高校生にとってそんなに大事な意味を持つとは露知らず、相変わらず学校からは何の説明もなく対策授業も勿論なく、その日のぶっつけ本番で気軽に周りも受けていたように見えたらしいです。
しかし、米国高校2年生にとっては、この結果が大学に入る際の国家給付奨学金を取れるかどうかの大きな目安になるという、今後の運命の分かれ目的な意味を持つ真剣勝負の試験だったと、最近知りました。
あのバカ高い米国大学の学費ですので、これは、アメリカのご家庭にとって実に大きな選抜試験となるのです。
何でも、まずは上位1%に入ることが第一の関門で、その後更に選抜が続くとか・・・(外国人受験生には関係がないので詳しい事には触れません)
なので、海外の日本人ママさんのブログにも「1%に入ったので云々…」というふうな記述を散見いたします。
中でも、このPSATのために、国家給付奨学金が射程圏内にある本気度の高いアメリカ人生徒は、万全の対策をして臨むと書いてありました。
というような、大金が絡んでくる本気度100で臨む資格試験でもあるということです。
しかしながら・・・いくら、日本人受験生にとっては関係ないとは言っても、アメリカ本国ではそれほどに重要な試験で、上位層は目の色を変えて受けるものであることとか、学校側から一言くらいは伝えて欲しかった、と娘は後に漏らしていました(毎度の事ですが…)
「模試」の感覚で受けてしまったPSATですが・・・
そんな試験の結果が2月に出ていたので、次回に概要をお伝えしようと思います。
(このところ多忙のため記事短めになります)
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