Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

守山先生、尾道市民病院で全てのブラッドパッチをされることに

2度に渡り、このブログからも署名のご協力をお願いした福山医療センターの守山英二先生ですが、先月2月27日に「中国新聞」に、先生の今後のことや脳脊髄液減少症についての諸々が取り上げられていたそうです。

 

遅ればせながら、ここにご紹介させて頂きます。

 

脳脊髄液減少症、尾道で診療継続 福山医療センター、担当医が3月末で定年

 

 脳脊髄液減少症(漏出症)の診療で全国屈指の実績がある福山医療センター(福山市沖野上町)が、担当の守山英二医師(65)の定年に伴い3月末で治療を取りやめる。交通事故やスポーツ中の衝撃などで髄液が漏れて強い頭痛やめまいを起こす病気で、広域から患者が訪れていた。代わりに尾道市民病院(新高山)が患者を受け入れる方針。ただ、診療件数は3分の2に減る見通しで、若い患者への対応にも課題がある。

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 ■若い患者への対応に課題

 同症の治療では、髄液が漏れている箇所に患者の血液を注入してふさぐ「ブラッドパッチ療法」が有効とされる。同センターは年約450人の診療に当たってきた。4月以降は、定年後の守山医師が現在受け持つ患者の診察は続けるが、同療法はセンターの方針でやめる予定。他の病気では医師が定年後も手術や治療をするケースはあるというが、稲垣優病院長は「4月以降の人事に関わるため答えられない」としている。

 県から「新たな治療拠点に」と打診された尾道市民病院が4月から患者を受け入れる方向で、守山医師が既に週2回出向きブラッドパッチ療法を手掛けている。土本正治名誉院長(71)は「危険で高度な技術が必要な療法で担い手が少ない。当院の医師に学んでもらい継続的な診療ができるようにしたい」と話す。

 

 一方で、守山医師が抱える患者の3分の1は10代。市民病院に常勤の小児科医はおらず、小児専用の病床もない。強い頭痛やめまいで通学できなくなった子どもが他の医療機関からの紹介で治療を受けるケースも多くあったため、患者の家族や地元の小児科医には困惑が広がっている。

 

 福山市内の中学3年男子(15)は、2020年7月に発症。起き上がれないほどの頭痛と吐き気に見舞われ、これまでに5回ほど治療を受け快方に向かいつつある。母親(43)は「ようやく受験できるほどに回復したが、まだ治療が必要。持病もあり、病院が急に変わると困る」と訴える。

 

 同市春日町の藤田小児科内科医院の藤田仁志院長(65)は「子どもの病気は受験や進級に関わり、素早い診断と治療が必要」と強調。福山医療センターは公的な病院でもあるため「今後も治療を担ってほしい」と切望する。

 

 患者たちでつくる脳脊髄液減少症患者・家族支援協会(和歌山市)は昨年10月、守山医師の雇用延長と同センターでの治療継続を求め、1万3706人分の署名を稲垣病院長宛てに提出した。3月中にも追加分を届ける予定だ。同協会の中井宏代表理事(58)は「守山医師は治療の第一人者の一人。全国から多くの患者が頼っているのに、順番を待たなければならない患者が増える。設備も整う病院で今後も治療を」と願う。(原未緒)

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=836521&comment_sub_id=0&category_id=112

 

 

署名の効果は・・・?

 

記事中のM先生のお顔、(無理もありませんが)いつもよりお疲れ気味で、表情が憂いを帯びているようにお見受けします。

 

署名での嘆願が実を結ばずに、今後は上の記事にあるように、今までの患者さんの診察は福山医療背センターでも行われますが、ブラッドパッチに関しては全て尾道市民病院で行われるようです。

 

因みに、娘も12月い尾道市民病院でブラッドパッチをして頂いてから3か月が経過しましたので、春休みのうちに経過報告に行こうと思い予約を取りました。

 

県外なので、福山医療センターにはもう行けないのかも?と不安でしたが、福山医療センターに来るように、いつもの受付の方に言われてほっとしました。

 

3月中に、2回目の署名を持って、患者会代表の方が福山医療センターの稲垣院長先生に再度お願いに上がられると聞いていますが…どうでしょうね、院長先生のお気持ちは動くでしょうか…

 

あちらがだめなら、快く受け入れをして下さった土本名誉院長先生の病院の診療設備を福山医療センター並みにして頂くとか、そちらの方向性はどうなのだろうか、とか考えてしまいます。

 

赤字覚悟で、引き受けて下さった土本院長の心意気‼

www.tomaclara.com

 

尾道市民病院がブラッドパッチで赤字にならないように、「せめて入院中は個室を取るとかしようか?」とか患者さん仲間とも話したりもしていました。

 

本当に、保険診療点数がこの施術に妥当な適性金額になれば、先生方も患者さん達も病院側もこのような不安や苦労を感じずに済むのですが、お役人の方々そして議員の先生方、何とかして頂けないでしょうか?‼

 

 

 

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