Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

ク〇課題に「マザーストップ」発令! ~ 「体育」を受けられない病弱生徒の悲劇 ④

(前回の続きです) 

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新たな事実が発覚!

 

夏休みに入りしばらくしたある日、出先から帰ると、一人で留守番をしていた娘が泣いていたようなのです。

これはどうしたことかと、驚いてわけを尋ねてみると、

 

「これ見てよ・・・」

 

と、自分の部屋に私を連れて行き、パソコンに写る長い長いテキストをスクロールしていきます。果てしなくスクロールするので目が回って気持ち悪くなってきました。

 

「これ全部覚えんとあかんらしいんや・・・」 

 

そう言うなり、泣きじゃくり始めたのです。

この日、自分なりにクリスチャン保健体育を読み進めていたらしいのですが、幾つかのチャプターを終えた後に、「大テスト」というものがあり、その範囲が恐ろしく多いということに初めて気付いたというのです。

 

スクロールするだけでは量的な感覚がわからないので、テキスト部分だけを印刷して並べて観ました。すると・・・

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上の方がグワングワンに歪んでいますが、A4ぎっしりの英文で埋められているページ計26ページになりました。

 

その中には、純粋に保健体育的(医学的であったり心理学的であったり)のものもあります。(一枚一枚がこんな感じの密な英文です)

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Bibleやキリスト教の教えに関連付けて覚えなければならないぺージも…

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正直、1ページ暗記するのも私には無理ですね… (右脳が欠けてることもありますが)。

しかしながら「これはエグイ・・・」という言葉しか浮かびませんでした。

 

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 範囲はこれだけではない

尚、一回の大テストの範囲は、コピーしたこのテキストだけ覚えれば済むのではありません‼

この範囲に含まれる動画を10本ほど。(長いものは30分ほどあります)

章ごとの沢山の質問をノートに纏めたものや創作課題の全てだそうです。

  

娘は茫然としながら言います。

「これだけの量を隅から隅まで覚えないとだめなんや…!」

 

打ちひしがれてしまい涙が止まりません。

 

「え、隅から隅まで丸覚えって…⁉」

 

聞いてみれば、各チャプター毎に「小テスト」が度々あるのですが、これがまた、「え、こんな箇所から??」という、重箱の隅をつつくように信じれないような些末に思える部分から出題されたということなのです…

それもBibleやキリスト教の知識的な部分からも沢山質問が出されていたということなので、全く山が張れないということがわかったそうです。

 

ご覧の通り、テキストには太字での強調もあまりなく、結局何が重要なのかわかりにくく、特に、宗教の部分は初めての事ばかりで結局丸覚えしないと、成績Aラインの90点には届きそうにない感じなのです。

 

更に、テストに関しては先生からは何のご説明もありません。通常、どこの学校のどの授業でも教えて貰える、「特に覚えておくべき範囲の指定」や「ここは出ないよ~」とか「ここは大事だからよく読んでおいてね」などの試験直前のお助けヒントもないのです。

 

なので、本当に一行一行、丸覚えするしかない、というのが娘の結論でした。

 

病気の名前や身体や脳の各パーツの名称を覚えるだけでも大変ですが、それよりも、娘はキリスト教の教義やBibleについてどんな思いもよらぬ質問が来るかわからない事の方が恐ろしい気がしていました。 

 

「頭が変わってしまった」のに…

 

そして、娘は訴えます。

「私の頭では無理や… 普通の本を読むのもしんどくなっているのに。こんな沢山丸覚えできない!!」

 

そうなのです。娘は、事故に遭った中1の2月から中3の6月(特別支援学級からの週二回の訪問学級が始まる)までは、活字を全く読むことができなくなっていたのです。

 

髄液漏れに拠る「高次脳機能障害」と言って、よく聞くのは「本やスクリーンの字を見ていられない。短い文章の意味が分からなかったり、読んだことを全く覚えていられない、計算ができない、公式も覚えられない」いう、脳や視覚の機能失調の症状です。なので、脳脊髄液減少症が重症化した学齢期のお子さんは、症状が軽くなるまで学習がストップしてしまうのです。(娘の場合はそもそも睡魔で起きていられなかったという状態でもありましたが…)

 

こんな状態から中3の11月の福山でのブラッドパッチの成功により、ぎりぎり「学習がなんとか可能な状態」に戻ってきて、不安を感じながらも「エイヤっ!」と高校生活に飛び込んだのです。

 

しかし、本人は時々ぼそっと言います。

「私の頭は前と変わってしまったんや…」

「もう前みたいに本が好きに読めない。すぐに頭がしんどくなるし、前みたいに覚えられない」

 

かなり回復したとはいえ、髄液漏れが完治しない今もこんな状態なのです。

事故の前は、英検一級の筆記試験の難しい単語の一つ一つも、「これは何の本のどの部分に出てきたから知ってる!」と言いながら、その本の中の文章の一節をそらんじたりすることもあったのに・・・

娘の頭はこれから先も壊れてしまったまま戻らないのでしょうか?( ノД`)…

 

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この課題地獄が延々続くのか?

輪をかけて、私が恐ろしく思ったのは、この膨大な量のテキストと10本余りの動画と質問の答えを書いて提出したノートの丸暗記その他が必要とされるこの大テストなるものが、一回で終わらず、10月下旬までに計5回も課されるということです。

ということは、11月からの後期には、また同じような事が一から繰り返されると見られます。

 

この一回分でさえも、何の指導もなく丸覚えさせられる立場の者にしてみたら、どうみても主要教科の定期テスト以上の何倍もの労力がかかりますよ・・・

 

それを3か月間にあと5回もするって、言っちゃなんですがではないですか?

更に娘が付け加えます。 

「まだあるんや…! アメリカの生徒か先生とディスカッションをする課題がもうすぐ出てくるし、その準備にも時間がかかる!」

 

「それに、癌とか慢性病について調べたことをパワーポイントにして発表しなさい、とかも書いてある!」

 

「ほかにもまだ大変なのがあるかもしれない・・・」

 

そして、しみじみとこぼします。

 

「私、もしこれがクラスの皆に課せられたことなら、絶対に文句を言わないでできるところまでやる。でも、一人だけ体育の代わりにここまで苦しいことをさせられる意味がわからない…」

 

体育に参加できるクラスの友達は、定期テストも夏休みの課題もなく、皆気楽に遊んでいる。

でも、この子だけが、自由にできる少ない時間を割いて、あんなに長いテキスト読んで、嫌になる程 Bibleを調べて、小テストを何回もして、宗教のわけのわからん質問に答える創作もして、大テストの滅茶苦茶な暗記を10月末までに5回もして、アメリカ人とのディスカッションの準備もして本番もこなし、何かの病気の事を一から調べてパワーポイントまで作って発表しないと体育の単位がもらえないのか⁈・・・そして、それをきちんとフォローしてくれる先生もおられず・・・貴重な夏休みにこんなに大きなストレスを抱え込んで・・・

 

そうだよね、ほんとにおかしい。一番病気で苦労していて、それだけで沢山ハンデを背負って必死の思いで高校生を続けているあなたが、他の誰もしていない「ここまでのこと」をさせられる理由はどこを探しても見つからない。 

こんな理不尽なクソ課題、もうしなくていいよ。だからもう涙を拭いて、今から安心して夏休みを満喫して、自分のやりたい事をやりなさい。

 

私は、急遽「マザーストップ」を発令し、娘がこの課題から心身を解放することを命じました。

 

そして、ここで初めてこの件への介入を決意したのでした。

 

 

 ※個人的には、正規の授業として先生の丁寧なご指導の下に、クラス全体で協力しながら1年かけてゆっくりじっくり取り組んでゆくには悪くない内容のカリキュラムだと考えます。

 

 

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