Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

バイオリン再開から1周年、6月のレッスン風景

気が付けば、昨年6月に2年3か月のブランクを経てバイオリンを再開してから1年が経過していました。音楽好きである方もそうでない方も、ここまでの娘の頑張り(と私の親馬鹿⁉)を温かくお見守りいただきあり がとうございましたm(__)m

 

当初はまさに「リハビリ」・・・

先生にこちらまで通って頂いておりました。 

レッスン直前まで目が覚めずにこの状態・・・

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足腰の筋肉が衰えてしまって立っておられず、しばらくは椅子に座ってのレッスンでした。腕も手も指も楽器を弾くための筋肉が落ちて細く細くなってしまっていたため、弾きたいように弾けず本人はもどかしい思いもあったでしょうが、「やっとこの地点まで戻ってこれた」という感慨の方が大きかったと思います。

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私的には徐々に「音楽の勘」が戻ってくるだろうと思い見ていましたが、残念ながら正直なところ1年経過しても「昔のように」は音を出すことが未だできていません。以前は、譜読みと音取りができたところでそこそこ弾けるようになっており、そこから練習すればその分だけ着実に仕上がっていきました。

 

本当に、どんな曲でも「難しい」と感じることがなかったのです。

しかし、今はいつまで経っても「未完成」のままという…( ノД`)…

 

平日のアパート暮らしと厳しい体調により、ほとんど満足に練習ができない影響もあるけれど、やはり一番技術が伸びる子供の時期の最後の期間が2年間以上を棒に振ってしまったのは取り返しがつかないダメージとなっているのかもしれません。

 

「お気楽組」なので真剣に音楽の道に進む方々とはレベルは勿論違うけれど、それでも昔は「指が回らない」とか「音程をはずしまくる」という経験はなかったのですよ…

 

再開してからずっと、そんなことばかりで苦労している姿は事故前とはまるで別人のようにも見えてしまい、私としてはとても悲しいですが、本人はそれほど気にしている風でもないのが救いですね。「すべてにおいて昔と今を比較せずに、できる範囲で一からこつこつと積み上げてゆくしかない」と感じているのでしょう…

 

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一年経ったレッスン風景

 

さて、愚痴はそのくらいにして、最近の娘の姿はこんな感じです。 

 

一昨日は低気圧にやられて久しぶりにレッスンをキャンセルしてしまいました。終日楽器を弾くのがしんどかったので夜は、「楽譜研究(?)」を一緒にしてみました。

 

先生から頂いた指示を確認するとともに色んな演奏家のパフォーマンスをYouTubeで見ながら、いいなぁ…、と思う所を楽譜に書き込んでいきました。

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5月末からは雨が多くて、平日の学校でもほとんど練習できていません。緊急事態宣言のため放課後は居残れず、授業の空いている時間の使用許可を頂きましたが、体調悪すぎて、その時間は事務室のベッドで休んだり、机に突っ伏したりすることが多かったようです。あと、課題もその時間にしておかないとこなせなかったりと更に厳しい状態だったと言っておりました。

 

先週など、一度も練習できないまま、振り替えて貰った昨日、日曜のレッスンに向かったのです。(厳しい先生だと破門にされるレベルです…( ゚Д゚))

 

 しかし、娘の病気のことをよくご理解頂いている心優しい先生ということで~

 

まずは、ティータイムでおいしいお茶をよばれることに。この日は、先生のお嬢様が出てこられて女子4人でのしばしの雑談タイムとなりました。

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ところで現在レッスンしているのは7月末の発表会に向けての曲なのですが、コロナ下の厳戒態勢の発表会ということで持ち時間が短いため、当初予定していたサラサーテの「カルメン幻想曲」は断念。

 

「舞台への出入りを含めて7分まで」が望ましいということで、15分近くかかるカルメンを、半分ぐらいにぶつ切りにして弾こうかと思案していましたが、娘は「どうせならちゃんとした一曲を弾きたい」と言い出しました。

 

そこで急遽、ヴィニァエフスキーの「スケルツォタランテラ」に変更することになり今月からのレッスンはこの曲となっております‼

5~6分の短い曲ですが、バイオリンの華やかな技巧がちりばめられた演奏会でもよく弾かれる曲です。

 

実はこの曲、小学校4年生の時にすいすい楽々に弾きこなしていたので「楽勝だろう♬」と予想していたのですが・・・やはり今は艱難辛苦の模様を呈しています… 

「今月末までにはちゃんと通せるようになって7月末の発表会までには表現力を磨く」という、そういう予定で頑張っております♬

 

世間的な常識ではまだまだお見せできる代物ではありませんが、開始後1年経った6月のレッスン風景の記録として載せておきます(娘に見つかったら削除です!)


www.youtube.com

 

 7月の発表会は神戸時代にお世話になったバイオリンの先生の発表会に参加させて頂けることになり、西宮芸術文化センターの「神戸女学院小ホール」という一流の音響のステージで弾けるのです‼

「響きがよいので5倍は上手く聞こえる」 というのは本当です。娘は以前ここで弾いた時「自分の🎻の音に初めて聞き惚れた」と言っていましたから…😊

 

 

 

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