娘を応援していただくためのブログなのに、最近、自身の記事が多くなっていて恐縮なのですが・・・
先日の記事に書いた検査+その他諸々の脳の検査の結果が出ました。
「結果」と言いましても、「診断」が出たわけではありませんので、事実と仮定を混交したような話し方となってしまうのですが…
交通事故のMRI検査の際の医師の指摘に加え、日常生活において違和感を感じていた部分のことなのですが、やはり画像にははっきり表れていたのです。
医師と一緒に何種かの検査の白黒や色付きの脳の画像を回転させたりずらせたりして見ましたら、一見して・・・見るからに「正常」ではありませんでした。
告白しますと、「脳の一部の顕著な萎縮」と「部分的血流低下」がそこには描き出されていたのです。
これだけだと、「若年性認知症」の初期とも取れるのですが、
それが、片側だけに顕著に表れていたことに関しては・・・
経過観察をしてみないとわからないのですが、とても恐ろしい難病指定のある脳の病気の可能性も捨てきれないということでした。
もしも、この病気だとすれば、7~10年ほどで身体の機能が失われ寝たきりになり、それに加え「自分が自分でいられる状態」ではおそらくなくなっている・・・、ということになるようです。
幸い、KK病院の脳神経外科のこの先生は、お若いですがとても人間的にできた方であります。その病名を聞くなりスマホで検索を開始した私を見て、こうおっしゃいました。
「調べたことを鵜呑みにしてはいけませんよ! 珍しい病気なので可能性は低いと思います。でもその病気でないのに、自分の思い込みで症状のようなものが出たりして生活の質が低下することがありますから!」
先生、とてもいい方ですね(お若いので「いい子」といった感じですが)。まさに、そのとおりです。
委縮した脳を戻す治療法はありません。
この脳の状態は不可逆であり、復元したり、進行を遅らすことはできても止める治療法はないということなので、悩んだり考えたりしても仕方がありません。
しかしながら、最悪の時も考えそれに備える態勢も想定しておくのはいつもの癖であります。
「楽観主義」からは外れますが、「最悪の可能性」から目を逸らさないこと、それによって息子の病気が発見でき娘の治療も進めてここまで来られたところがありますので、場合によっては必要なことだとは考えます。
仮に、この「難病指定のもの」であった場合でも、あと7年?10年?もあれば、おそらく2人の子供の迷走人生も終わっていて私の手を完全に離れて自立した日々を送っていることでしょう。
この子たちが、試練の後に人生を真に楽しむ姿を見られれば、それで私の(人生の)役目は終わったのだと、充実した気持ちになれている気がします。
そして、あとは自分の人生の始末をどのようにつけるかを、考えられるうちに考えるだけです。
娘の事故後、嘆き、怒り、絶望し、無限大のストレスに晒される中、一縷の望みであるブログを書き始めました。心も生活も乱れ、睡眠も忘れ徹夜をし、一日何時間も脳の片側だけを酷使してきたこと…
これが発症の引き金をひいてしまったのかもしれません。
といいながらも、脳委縮の進行(脳にとっては退行)に抗うべく、現在「脳血流を増やすためには」と、検索を続ける自分です。
昨日は、本当に久々に本気で「自分のこと」を考えた日となりました。
今朝目覚めて、「あぁ、あれは夢ではなかったのだな…」と、少しがっかりしてしまいました。
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