Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

「心理検査」の結果を聞く ~「ウェクスラー式知能検査」により「PTSD」と診断が下る

学年変わって初めての診察

 

昨日は京都のKF大付属病院のメンタルケア外来(思春期外来)に行ってきました。

 

年度が替わり金曜午後診察が可能になったため、学校から病院に行ってそのまま京都市内の自宅に帰れることとなっため負担は軽減されましたのは大きいです。

 

とは言っても娘は学校の最後の授業はお休みしないと4時の予約時間に間に合わないので「早退」をすることになりました。

 

(授業を休んだことが後で響かない「国語」で良かった・・・とは娘の言葉です)

 

そうして、なんとか4時に病院に駆け込みましたが、今日は前に3人待っておられまして、2時間近くの待ち時間となりました。こんなに待つのだったら授業最後まで受けさせたかったところですが、日により4時きっちりに診察室に入れることもあるため仕方がありません。

 

この日は、前回の心理検査の結果を聞き、今後の治療方針を決める上で大事な診察となっていたのです。

 

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「心理検査」は、実は脳にハードなIQ検査だった・・・

 

日本の精神科や心療内科では、その人の心の状態やの得意・不得意、そしてIQを知るために、ウェクスラー式知能検査(Wechsler Intelligence Scale )が使われます。

h-navi.jp

 

言語性IQと動作性IQという測定概念を用いて個人内差(個人の得意不得意)の測定が可能となっています。

 

息子も以前受けた事があるのですが、かなり正確に反映されているという印象を持ちました。

 

このテストは睡眠障害の入院施設でも全員に義務づけられるなど、医療施設では結構ポピュラーなものです。

 

娘は16歳になっていたため、今回は16歳前の子供の受けるWISK-Ⅳ ではなく、WAIS-Ⅳの方を受けることになりました。

 

これは、知能検査としても用いられますが、その人の得意・不得意をも映し出すことのできる検査であり、発達障害の疑いのある場合にも用いられることが多いのです。

 

娘の場合は、PTSD診断のために用いられました。

 

これを受けないと治療方針が立てられないとのことで3月の春休みに入ってすぐに受けたのですが、このテストは1日に受けられる患者の数が決まっており、臨床心理士の方と1対1で2時間ほど対応されるため、どうしても朝一の9時に病院に入らなければなりませんでした。

 

当日は起きるのは7時台で朝食も食べずに1時間以上かかって病院にぎりぎり駆け込んだため、かなりしんどいものでした。IQ方面に関しては午後だとまた違った結果が出たとは思いますが、本来の目的は心理面の問題傾向を掴むことであったので、まぁそれはどうでもよいところではありました。

 

というか、私たちは、「心理検査」としか聞いていなかったため、まさか、このウェクスラー式のIQ検査をされるとは思わなかったので、それを知った時は「え~っ!・・」となったのです。

 

このテスト、かなり長くて凄く頭を使うので、体調の悪い人間にとっては大変しんどい試練となるのです。1時間半くらいして一度だけ休憩を入れて貰って、そこでその日初めての水分を摂っての続行となっていましたが、結局3時間くらいかかるテストでした。

 

そして、昨日結果が、長い文章と共に渡され、K先生の解説と共に読んでいったのですが、一番驚いたのは娘でした。

 

「なんであんな、言葉や絵を記憶したり数を反対から数えたりする検査でこんなことがわかるの⁈」

 

というもので、何よりも自分の得意なこと不得意なことが、完全に当たっていたのには驚きです。

 

「好きなことには集中するが嫌いなことには見向きもしませんね」とか、

「(体調面ではなく)気持ちの持続力が持たずに疲れてしまって作業能率が落ちる傾向がありますね」

「いつも自分のことは抑えて周りに言いたい事を言ったりはしませんね」

とか、まさにその通りです!

 

そして、肝心の「心理が現れる部分」に関して先生が色々解説をされていましたが、珍しく娘が口を挟んでこう聞いたのです。

 

「私、PTSDと診断されたということですか?」

 

「そうですね。やはりトラウマはあることが結果に表れています」

 

「じゃぁ、私やっと周りの人にPTSDだと言っていいのですね…」

 

 

いつもは聞かれたこと以外は黙って聞いていることの多い娘が、私よりも先に口を挟んだので正直びっくりしました。そして娘は、このことが本当に知りたかったのだとわかりました。

 

入学当初からPTSDがあることで学校生活での不自由さを感じる場面があり、先生と相談する場合に、自分でははっきりとわかっていることでも「診断」がついていないので中々相談しづらいと感じていたようです。

 

自分の感覚に医学的根拠がついたことで、学校側の理解の深さもきっと変わると感じたようです。基本、娘が全て先生との交渉は行うようにしているので大変な思いもあったでしょうが、これからは周りにもスムーズに理解していただけることと思います。

 

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これからトラウマ治療が始まるわけですが、カウンセラーをどうするかの話をしました。K先生は幾つか候補を挙げられましたが、その中に「学校のカウンセラーの先生」というものがありました。

 

「トラウマ治療の専門家」ではないと思いますが、これに娘が興味を示したのです。

 

「学校生活の相談をするときに、このことをよくわかって下さる先生が学校内にいた方が私は凄く安心できる気がします・・」

 

本人がそういうのですから、そうしない手はありません!

 

学校カウンセラーのT先生には既に、心がしんどい時には寄り添って頂いており、娘も私も大きな信頼を寄せている心優しい方であります。

 

ということで、まずは学校カウンセラーの先生(普通に担任も教科も持っておられる先生でカウンセラーを兼ねておられます)に、打診してみることになりました。

 

ここは親の出番で、カウンセラーのT先生に正式にご依頼するメールを書かねばなりません‼ 

 

病院のK先生と学校のT先生の連携で、今後より良い方向に進むことを願います。

娘がかなり安心した気分で病院を出る頃には、もう薄暗くなるなかで病院の色とりどりのつつじの花が誇らしげに咲き誇っておりました。学校事故の後から「自己評価」の低くなってしまっている娘に、「もっと自分に自信を持っていいのよ!」とエールを送ってくれているように見えました

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