前回の続きで、娘のお迎えに尾道市民病院から福山医療センターを梯子で訪れた日のことです。
前回は、家を出る時からの内面に沸き起こった不安について、ついシリアスな心的方向に迷い入ってしまいましたが、今回は画像中心の明るい物理的記述に徹します!
2021年12月22日の移動
外に出たのは朝の6時。西の空に月が輝いていますが何だか幻想的な画像…
最寄りの駅からの月
京都駅で「のぞみ号」を待ちます。6時55分発、まだ日の出前ですが東の空は明るくなっています。これがラストであるように、最後のつもりでのぞみ75号到着のアナウンスをフルで入れました。
京都駅を出発してすぐの東寺さんに「行って参ります!」のご挨拶。まだ日の出前ですが空は仄かな明るさに
南西方向に走るのぞみ号。大阪に入る頃に後方の東の空が橙色に染まり始めました
東の空一面が鮮明な夜明けの色に…
窓の横の南方面、淀川に架かる橋の風景はパリのセーヌ川のよう・・・
後方の東に視線を戻すと、太陽がくっきりと頭を覗かせていました
刻々と表情を変える夜明けの空の色
前方西の空に目を移せば・・・見つけました!
餅つきウサギの模様まで見えるお月さま。まだ沈んでいなかったのですね。
のぞみ号は大阪から真西に針路を変え、太陽は遥か後方で見づらくなったため、ひたすらお月さまを追いかけます
兵庫県に入るとトンネルが多くなります。新神戸を過ぎ、更に幾つものトンネルを抜けると、また太陽が見える角度になりました。
岡山に入ったでしょうか。また日の出チックな場面に出会います。西へ西へと猛スピードで移動しているため何度も日の出に出会えるのでしょうか
はい、昇りました🌞
広島に入り、福山の太陽は南十字星のような光を放ちます
福山駅で乗り換えます。ビルの谷間の太陽
前方のビルにも太陽が張り付いたように輝いていました
乗り換えのこだま号を待っていると、懐かしいお顔に出会いました。
「さくら」さんではないですか!神戸から福山に通う際には、とても体調の悪い娘を何度も運んで下さってお世話になりました( ノД`)…
さくらさんを見送りしみじみと感慨にふけっていたところ、「こだま」さんがのんびりと近づいてきました。
そして一駅で新尾道
新尾道駅に降り立ち、ホームの窓からの🌞
ここで、束の間のご縁となった「こだま号」を見送ります。
尾道駅前広場からの🌞上手く写らず10回くらい場所を変えていると「この女性は一体何を撮っているのだ?」と、タクシーの運転手さん達にガン見されました。
(駅からのバスはないため)タクシーで病院に向かいました。
今回も気のいい運転手さんで、10分ほどの道のりを楽しくおしゃべりしながら過ごします♪ 料金は前回乗った時とぴったり同じ1560円でした。
スポンサーリンク
尾道市民病院到着
入院病棟に向かう途中の脳神経外科をパチリ。
診察室のドアが開いていて白衣のお医者様の姿が…。今、良く見ると、何と院長先生ではないですか‼ 超ラッキーで非常で嬉しい‼(かなりのファンになっているため♡)
この日(水曜)の担当医師ではないようでしたが…(院長先生は月曜と木曜日です♡)
水曜日は、福山からブラッドパッチの患者さんのブラッドパッチの日のようなので、娘のような当日入院の方も来られるからなのでしょうか?
病院職員さん方作の「名画ギャラリー」を通り抜けて別棟へ歩き、エレベータで上がります
入院時の話とは違い、個室に入っても良いらしく案内されました。
初めての、個室という想像上の世界が、一気に現実感を帯びた病室入り口のネームプレートにしばしうっとりと見惚れて…
「さぁ、ここで元気な娘の顔を見られるか⁉」
とドアを恐る恐る開けると・・・
アカンやつや・・・
呼びかけても全然起きてくれません。このまま1時間くらい起きられず・・・
なんでも、朝早く起こされたので眠かったのだそうです。個室は1時間おきくらいに容態確認をされるということ。
最後の回診と会計が済んだ頃、のそのそと着替えをして、ナースステーションにご挨拶をしてから病院を後にしました。
まだ起き上がらない方が良いため極力寝た姿勢を保つべく、福山までタクシーで移動です。
(バスかタクシーで尾道駅⇒在来線で福山⇒バスかタクシーで医療センターという手もありますが、名高い観光地とは思えぬ日中の在来線の本数の少なさ…。下手をすると医療センターまで1時間半近くかかります。電車では20分間の乗車時間が座れない可能性もあり)
ブラッドパッチ後で安静中の1週間めでは強い疲労と漏れ再発のリスクがあるため、在来線での移動は早くから選択肢から外しました。
お世話になった病院に別れを告げます
すでにに膝枕姿勢になっています
この後、娘の布手提げバッグに入れていたペットボトルのお茶が漏れ出てシートを濡らし大変なことになっていました…(+_+)
福山へ向かう2号線は凄く混んでいましたが、鞆の浦へ向かう交差点の頃には渋滞は解消
タクシーナビで見ていた予定では30分の筈が、渋滞のため40分と少しかかりました。
料金は6380円ほど。運転手さんに平謝りのお詫びをして、懐かしい医療センターに入ろとしたところ、お茶騒動のためずっと寝ておられず酷い車酔いをした娘の顔が真っ青。今にもアブナイ…感じで玄関でしばらく蹲っていました。
髄液漏れ患者さんに多い「乗り物酔い」は、(今の所)改善がないとわかってしまいました( ノД`)…
この日はいつになく患者さんは多かったです。前に5組ほど待ってられました。
そして、娘はただでさえ疲れたところに車酔いが残りグロッキー状態。
娘以外にも、2人ほどベンチに横たわる患者さんや、ベンチに崩れ落ちたようにもたれかかって目を瞑る方もおられる脳脊髄液減少症待合室の風景でした。
院内のコンビニで買ったコカ・コーラを飲ませるとと少し回復してきました。酔った時には炭酸が良いかんじです。
5分の診察が終わり、タクシー乗り場に行きましたが、いつもは何台かいるはずのタクシーがなかなか来ませんでした。(診察室内の事は別記事で…)
7分ほど待ってやっと来たのは、徹底除菌タクシーでした。スーツケースをトランクに入れて貰った後は手の消毒。運転中に突然送風口に丸いケースを押し当てられたかと思うと、除菌フレグランスが車内に広がり、そのグッズを運転手さんはお口を開けてぷしゅぷしゅと何やらスプレーをされていました。
流石にこの状態では空気を読んで一言も発することなく福山駅へ着きました。(料金は1200円くらいでした)
新幹線の改札口前の休憩所「ジパングルーム」は閉鎖されているため、お隣の「救護室」に案内され、予約した便の時間まで40分間ほど休ませて頂きました。
出発直前に、福山城に別れを告げます。空の青色が本当に綺麗でした。
朝から何も食べていなかったため、おにぎりを少し頬張りすぐに横になります。
脚を曲げて窮屈そうなのは、ベッド足元三分の一のスペースで、疲れ果てた私も倒れ込んでいたからです。通常、付添人は別に座席を取りますが、一度娘が内側からロックをしたまま寝過ごしそうになって大慌てした時があるため今回は一緒にいました。
三時半ごろにやっと京都駅に到着しました。毎度の事ながら、老母に荷物を全て持たせる「鬼娘」と傍から見られることを気にして、少し離れて歩いていた娘です。
因みに隠れた左手にもお土産の袋を下げています☟まるで苦力(クーリー)、まだまだ現役でいけますよ‼💪
娘をあまり歩かせたくなかったため、在来線最寄り駅への乗り換えはせずに、駅八条口のマイカー乗降所から車で横になったまま30分ほどで自宅へ到着。
とういうわけで、夜明け前からの1日がかりのお迎えが完了いたしました
(`・ω・´)ゞ
スポンサーリンク
今後のお迎えの患者さんご家族への助言としては以下の通りです。
この日は、大きく余裕をもって朝の9時には尾道市民病院に入っていましたが、会計が上がってくるまで1時間ほど待ちました。
病院を出たのは10時半近くになっていたので、そこからはやはりタクシーかマイカーでないと福山の診察には絶対に間に合いませんでしたね💦
尾道退院組の患者さんは、福山での診察はおそらく最終の11時半~12時からの枠で取られていると思いますが、福山に着いたのは11時15分くらいと、割とぎりぎりの時間になっていました。(12時までに入れば大丈夫だとは思いますが)
遠方にお住いのお迎えご家族には、
尾道市民病院を退院 ⇒ 福山医療センター診察⇒帰宅
の距離は、思った以上に時間が切迫しているという印象を持ちました。
(途中で電車を撮影したり、娘が眠くてぐずぐずしていたのもありますが😪)
ー 以上、ご参考までに ー
皆様、素敵なクリスマスをお過ごしください…🎄🎅🎂
ほんとに切なるお願い🙏
お帰りの際の励ましの応援(いいね)を頂ければ嬉しいです♪↓↓
「一日一善!」応援のパワー娘と猫の画像に「2つのクリック」をどうぞお願いいたします!☟
🌸読者登録はこちらから🌸