(今日は、週末に訪れた京都の美しい紅葉の記事を書くはずでしたが予定変更です)
全国の脳脊髄液減少症や起立性調節障害の患者様方、その他低気圧で体調悪化する皆様、今朝の体調はどうでしたか?
今朝の恐ろしい気圧グラフです
( ゚Д゚)・・・(私も頭が痛いですね)
これ並みの気圧急降下+1000ミリバールを切った日に、少々の頭痛があっても登校ができていたら、脳脊髄液減少症もほぼ治ったか?というような嬉しい気分になれるのですが・・・
娘は、朝の目覚ましが20分ごとに3回鳴っても覚醒できず、登校は断念したのです。
毎日、8時半の登校時間に起きるために、7時に目覚ましの1回目を鳴らし、20分に2回め、40分に三回目、というふうに、天気の良い日でも、覚醒して起き上がるまでに40分がかかります。
今朝は、8時まで頑張りましたが、起き上がれず、ろれつの回らない口でこう告げました。
「学校に遅刻するって連絡してくれる?…」
そして、こんなに体調が悪いのに、哀れを催すようなことを漏らしました。
「あぁ、これで今学期はもう休めない・・・」
結局、それから2時間眠り、10時に目覚ましをかけていたのですが、いつもなら遅刻してでも行こうと頑張るところを、起き上がるどころか脳自体が全く覚醒できず、今日は万事休すです。
「今日は一日欠席にしよか?」
「うん…もう限界やわ…」
先程、一日欠席をする旨を学校に連絡しましたが、娘の事情をよく知る受付の方はとても心配そうにして下さいました。(いつも優しい対応をして頂きありがとうございますm(__)m)
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やはり理解に苦しむこと
今まで、深く考えなかったのですが、一般の高校では欠課はどのように扱われているのかと思い調べてみたら驚くことがわかりました…
周りの京都の公立高校を例に挙げますと、ホームルーム、授業に関わらず、全体の出席日数の5分の1を超えるまでは何の影響もないそうです。
2学期ならば、9月から冬休みまで毎日のホームルームが90日ほどありますので、
(2学期)90日×⅕ =18日
健康な生徒のどんな事情でもサボりの休みでもこれだけの日数を無条件で休んでも大丈夫なのです。
そして、欠課が5分の1を超える場合は、医者の診断書などを参考にして、職員会議で「その科目の単位を認定するための特別事情措置を取るかどうか」が話合われるのです。
リミットは3分の1であることが多いのですが、
(2学期)90日×⅓ =30日
病気などの特別な事情のある生徒は、2学期の内で30日までの結果が認められる可能性もあります。
※事実、娘の学校もホームルーム以外の教科はこの数字が適用されるそうです
私学に至っては、更に学校長の権限で配慮がされることになります。
極端なところでは、3年間のうち2年半以上も授業に出られなくても、校長の裁量で見込み点で成績がつけられ留年もせず卒業をさせてもらった生徒も実際にいるのです。
これは、「その生徒のやむを得ない事情を理解し成長と心身の健康を見守る」という暖かい人道的教育措置に他なりません。
そこでですが・・・
娘のホームルーム欠課回数ですが、2学期は今日で4回しかありません‼
(しかも、そのうち2回は微熱による登校禁止でした!!)
これ以上休めば規則では、ペナルティーとして、夏期や冬季の休みに登校して聖書の筆写をさせられる等の物理的な処罰の他に、「優秀生徒」であればそのリストから外されてしまうという名誉剥奪がなされるらしいのです。
今学期から始業時間が早くなり、かなりしんどい思いをしつつも忍耐と根性でホームルームだけは欠席せず、その後に事務室で寝たりしながら凌いできたのですが、今日とうとうリミットに達してしまったことで、娘は自分の体調よりもそちらの方の危機感に晒されてしまうことになりました。
親としては、限界まで学校には直接出向くことはせずに来ました。今年の担任の先生は欠課には厳しそうな感じなのを娘が察した事もあり、神戸の睡眠障害の病院の先生が進んで書いて下さった診断書は今学期提出済みです。
更に、校長と学長及び、担任、教科担任の外国人先生方には、娘の体調、特に理解しづらい脳脊髄液減少症の事を詳しく説明し、配慮事項も記した英文での長い「報告書」を夏休み前に娘からお渡しさせて頂いているのです。
ここまでしても、毎日の「聖書」を含むホームルームは、本人の努力、体調、気力ではどうにもならない諸事情を排除してしまうほどの絶対的な意味を持つのでしょうか?
今朝の娘の哀れな様子を見て、もう、私もリミットが振れてしまいましたので、先程、懇切丁寧な「配慮のお願い」をカウンセラーの先生に初めてしたためて送信したところです。
目の前に屹立する「宗教の壁」に、また打ちのめされそうになっている一人の生徒がここにおります…
キリスト教精神に則った「弱者への人道的救済」をして頂けることで、娘が自身の体調以外に余計な心の負担を背負うことなく、明るい気持ちで学校へ通えるような措置が取られること、せめて一般の公立高校の健常な生徒並みに処遇していただけることを切に願います。
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