先日、学校でTOEFLという、海外の大学に行く際に必要らしい資格テストのようなものが学校でありました。
2学期は、SATという、アメリカの大学に進学する人用の試験を全員受ける日があったのですが、娘は体調を崩しどうしても起きられなくて学校は欠席となり受けることができませんでした( ノД`)…
受験料はどちらも結構高額だと思いますが、ネイティブクラスの生徒は、アメリカの大学に進学予定はなくても受験は必須なので、受験料も既に学費の中に入っているため受けないと大損なのです。
なので、今回のTOEFLは何とか受験ができるように、祈るような気持で当日の朝を迎えました。
幸いすっと起きられて、授業開始時刻が9時半と遅くなっていることもあり、娘は時間通りに家を出ることができたのです。
普段は学校へ行っても一時間目は事務室のベッドで眠っている日が多いのですが、今回の試験は1限目から3コマ続けてありました。体調が最後まで持つのか、途中で退席してしまわないか、それだけが心配です・・・
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娘が受けたTOEFL
(私は何も知らないので、以下で引用する情報はなこのサイトからお借りします)↓↓↓
TOEFL ITPテストスコアの換算方法は? あなたの英語力を診断します! | English Lounge
TOEFLにはIBT とITPがあり、一般に留学希望の人が受けるのはIBTで受験料は24000円もするのだそうです。
今回娘が受けたのは団体受験の場合のITPで、お値段はIBTの10分の1で受けられると後でわかりました。これなら途中棄権でもショックは少なくて済みますね。
TOEFLのITPは、TOEICと形式は似ており、リーディング、リスニング、そして娘には鬼門のグラマー(文法)があり、IBTに課せられるスピーキングとライティングはありません。
IBTにはグラマーがないため娘にとっては、IBTの方が点を取りやすいのではないかと思いますが、いつかはお高いIBTを受けることはあるのでしょうか…?
ITPですが、レベルが1と2に別れ、ネイティブクラスの生徒はレベル1を、日本語クラスの生徒はレベル2を受けたということです。
レベル1と2の違いは、試験の難易度と、試験時間の違いであり、正式にTOEFLのスコアとして換算されるのはレベル1のみとなります。でも、スピーキングがないことなどで正式な資格としては出せないらしく、いわば「模試」のような位置づけということです。
そして、娘のクラスが受験したレベル1の試験内容は以下のようなものでした。
さて、こんな感じで色んな種類がありややこしいTOEFLですが、これを受けることによって一体どんなことがわかるのでしょうか?
私も全く知らなかったのでもう少し少し調べてみました。
TOEFLからわかる英語力とは
今まで受けた試験としては、12歳~13歳にかけての英検とTOEICがありますが、これらの結果とTOEFLの点数の相関関係がありました。娘の受けたITPはPBTスコアに置き換えたらよいそうです。
色々なサイトの換算表を見ましたが、ここのTOEICと英検の相関関係がわりとしっくりきたので引用させていただきました。
この表のTOEICが980点、英検が1級という所から単純に換算すると、それで見るとTOEFLは640点前後?ということになりますね・・・
でも、これはあくまでも、娘が小6から中1の事故前の健康体の時の状態であれば、という前提での予測であります。
学校事故に遭ったせいで2年間は頭をまともに使えず(中2の1年間は完全に無学習)で、学力はもちろん年齢相応の一般常識とも思える知識が欠落しています。
特に脳脊髄液減少症の特有の症状である記憶力の低下により、以前のようなパフォーマンスはまだまだできない状態…というか、もとの頭に完全に戻っている患者さんを見たことがないのでそれは願っても叶わないことなのかも知れません。
月単位で見ると徐々に回復傾向にはある事が日々の大きな支えではあるのですが、「あの頃の娘が順調に成長してそうなっていただろう」という姿は当然の事ながら永久に見ることは不可能なのです。
その上、この日も試験を受けるのが大変な体調でした。朝早くからの試験のため頭痛はずっとあり、特にリスニングの最後の方は疲労で集中力が続かず聞き漏らしてしまったと言っていました。
そして、それほど難しくないらしい試験内容ですので(文法セクションだけ見たら、確かに中学でしっかり文法を習った英語が得意の高校1年生くらいなら誰にでも解けるレベルのものです)、ケアレスミスが命取りになるという、これまた病気で注意力が落ちている娘にとっては不利なものとなっていました。
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TOEFLの問題は「英検3級」レベル??
試験のあった日、家に帰ってきた娘に、まず聞いたのは、
「試験最後まで受けられた?」
という一言でした。
「うん」
「あ~、それはよかった。どんな感じだったの?」
「鉛筆でぐるぐるマークシートを埋めるのが手首が痛くて大変だった」
というのが一番の感想だそうです。
しかしその後、ふと真顔になって、
「頭がずっと痛くてしんどかったけど問題はそんなに難しくなかった。レベルは英検3級くらいだったと思うわ…」
というようなことを述べていたのですが、「え・・・??それは流石に違うと思うけど…」と、ある意味びっくりしてしまいました…( ゚Д゚)…
こんな(とぼけた)感じで、昔から本当に自然体で英検にもTOEICにも臨んできたのです。
娘にとっては、おそらく英検の5級から1級までの読解文や語彙の難易度の違いなどわからないまま、そして今回のTOEFLも「面白いお話」として読んできた感があるのでしょう…⁈
友人たちの目標は600点
TOEFLに関して、既に受験経験のあるネイティブのクラスメイトたちは、「とにかく600点が目標!」だと言っているそうです。
そして、600点を超えれば学校での次回のTOEFL試験は受けなくていいことになっています。
昨年の受験では、帰国生のネイティブで、娘曰く「超、超、賢すぎる生徒さん」が、中3に相当するこちらの第9学年で619点を取られたということが語り草になっていることからも、並大抵では取れない点数だと思われます。
下の表を見ると、600点を取れれば海外の大学留学の夢が大きく広がるのですね…
とは言っても奨学金なしでは私たちのような庶民階級の家庭の子供には不可能な夢のまた夢となりますが・・・
そう言うことは抜きにしても、今回授業3コマ≒2時間 の大きな試験を途中退席せず最後まで受けきれたことは大きな改善の証として、非常に大きな喜びをもって受け止めています。
娘の今の状態では、皆の目標の600点に届くのはおそらくは厳しいと思っていますので、「どの辺まで頭が戻ってきているか」の脳機能改善の目安くらいに考えているのです。
(万が一ですが・・・600点を超えていたら、喜びの「号外記事」を出しますね!)
【娘の作日の体調】
昨日日曜日は午後の2時まで起きられず、強めの頭痛を訴えていました。頭つーるを見ると、既に気圧が下がり始めていて、明日火曜日にかけては爆弾低気圧の💣💣💣マークが三つ並ぶ、気圧の急下降で大荒れの恐怖の春の嵐の2日間となりそうです。
ただでさえ体調を崩しやすい月曜朝ですが、今朝はなんとか起きて行けました👏
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