Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

「2本の矢」の効果でこの方向に決まる! ~ 「相手方」に纏わる苦渋の日々(最終)

 こちらの、ものすごく私的ではありますが、おそらく同病患者さんや学校事故に遭われた方にとっては非常に再現性のありそうな、込み入った内容の語りを多くの方に読み込んで頂いているようで、驚きとともに読者様の「共感能力」には心からの敬服と感謝を申し上げます。

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このシリーズのこれまでの4つの記事では、事件当時「中学1年生」という子供であった加害生徒を、時効(本来はあと一週間)の差し迫ったところで、「相手方」にするか否かを決断する際に参考にさせて頂いた周囲の声をお伝えさせて頂きました。

 

昨年の暮れまでは、これ以上のストレスを背負い込むことから逃げたくて、「相手方」にするのはやめておこうという流れになっていました。

 

そんな中、私の背中を押すための決定打となった「2本の矢」が心に届いたのです。

 

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一つ目の矢(担当弁護士さんの見解)

 

「もう、どうしよぅ・・・わからない、もう考えたくない」と、いつまで逃げていたくても時効は待ってくれないので、今年になってからですが、担当弁護士さんにもう一度この問いを投げかけてみたのです。

 

 

そのA先生には、当初からずっと、「相手方に加害生徒も加えますか?私は被害者感情としては当然の事であり、法的にもきちんと責任の有無を明らかにしようと思うのは何ら不自然な事ではありませんよ」のようなお言葉を頂いていたのです。

 

その後、ず~っと引き延ばして、いよいよ2020年も終わり時効まで2か月となり、心理的にとことん追い込まれた時にこう尋ねました。

 

「先生、私は「加害生徒」も相手方とすることで発生する様々な問題を乗り越える自信がないのです。はっきりって「子供を訴えること」にも戸惑いがあります。かといって、娘の気持ちを考えると何もしないのは抵抗を感じるのです。もしも、相手方に加えずに「示談」とした場合、生じ得るデメリットがあれば教えて頂けますか?

 

その答えは簡潔でした。

 

「先に示談交渉をしてしまい、示談の常として、訴訟とはかけはなれた金額で話が纏められてしまうと(おそらく数十万)神戸市側への影響があり得ます。一番の原因を作った加害者がこの金額なら、こちら(神戸市)が何故それ以上出す必要があるのか?と思われてしまうこともあるかもしれません」

 

このお話の持つインパクトはかなり大きかったです。

 

娘は今も完治していない状態でこれからどれだけ治療費がかかるかもしれません。ブラッドパッチは「もう血液を入れるところがない」ほど脊髄全部に入っているということなので、今後の治療は「アートセレブ」やその他の民間治療など、自費になる可能性が強く、そうすれば十万単位の出費となります。

 

これまでの自費治療費、公立高校へ行けなくなり試験なしで入った学校の超高い学費、学校近くのアパート代 etc... これ以上の事を今後もこちらが負担せねばならないというのなら、それはいかにも不条理な世界の話と感じてしまいます。

 

そして、もう一つの私の懸念としては、「学校側に完全敗訴をした場合、どこからも補償を貰えなくなってしまう」ということがあります。又、向こうの責任割合として、例えば「加害生徒が8で学校側が2」と決定されてたとしたら、敗訴はしなくても結局は神戸市からは弁護士費用もカバーできないほどの補償額しかもらえないことになってしまうかもしれません。

 

それでは、今後の娘の治療、今後の娘のハンディキャップを背負った生活(治って欲しいので人生とは敢えて言いません)になんらの安心を与えることとはならないのです。 

なので、決めました。 

現実的に娘の今後を考えるとその道しかないのです。

 

前の記事に書きましたように、加害者生徒に責任が認められたとしても支払うのは個人賠償責任保険会社です。何の負担もかけることにはなりません。

 

加害生徒さんには裁判に出てもらう必要があるのかどうかわかりませんが、仮にそうだとしても社会経験として勉強のつもりで来ればいいのです。

 

 面倒くさいし少々嫌な気持ちはするでしょうが、私の娘のこの3年間の深海の暗い海底に引きずり込まれるような苦しみの一刻一刻を思えば、裁判に出るくらい大海の中の砂粒くらいの悩みに等しいものです。

 

こちらとしても、娘の心の傷を抉るような場には行かせたくないので、「代理人同志の闘い」になるのが望ましいとは思っておりますが…

 

そういうわけですので、加害生徒ご家族にはよろしくご協力をお願いすることに致します。

 

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二つ目の矢(決定打!)

 

昨年、私の不安や躊躇への特効薬となるような言葉をある方面から頂きました。

 

前回の記事には、宗教、霊能、スピ系の方々は、「訴訟」に対して、ほぼ反対意見を持たれていたと書きましたね。

 

しかし、お二人だけは違ったのです。

 

そのお一人は、ご自身が脳脊髄液減少症で4年間ほど寝込んでられた方です。積極的に訴訟を勧められはしませんが、娘の苦しさはよくわかってられるため、そうするのが自然だろうという態度を取られています。

 

そして、もう一人からかけていただいたお言葉ですが、これが私に大きな安心感を与え、前に進む勇気が貰えたのです。その方は、実際の所「とても不思議な力」がある方なのですが・・・こう言われました。

 

「裁判になると周りの人間に嫌がらせをされたり、くららちゃんの場合だと更に自分の全く知らない人からも嫌味や悪口を言われることになるでしょうが、それはどの裁判でもそういうものなので仕方ないです」

 

「でも、私には感じられますよ。そんな心ない人たちよりも、くららちゃんを応援する声のほうがずっと多い… 本当に沢山の人が、日本中にいるんですよ、くららちゃんの事を本当に心配して心から頑張れ!って思っている人が…」

 

「だから、訴訟をしても大丈夫ですよ。私はやればいいと思います」

 

これを聞いてからは、このブログの読者さんを始めとする人達、娘の英語の動画を観てそれから後の不幸な出来事を知った方たちなど、私たちの存じ上げない多くの方々の良い心持ちの多重層のバリアに娘は守られていると思う事にしています。

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四方八方から邪念を飛ばされることがあっても、このような「人を思いやる気持ちを持てる方々」からの善なる念によって娘は幾重にも守られ、病気がもっともっと回復してゆく道の方角に針路を取っているのだ!と信じているのです。

 

(このシリーズを書くのに神経をすり減らしましたので、しばらくは軽いのタッチの記事になります(-"-))

 

 

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