現在12月10日午前8時30分、いよいよ定期テスト1日目の朝を迎えた。
連日の試験対策
今週の娘はというと、連日夜遅くまで(娘比なので10時くらい)布団の上でうつぶせの体勢でテスト対策のための勉強をしていた。土日が潰れてしまったことで大変焦っていたのだ。
今日の第一日目は、「幾何」「宗教哲学」「地学」という、組み合わせで、鬼門の幾何は言うに及ばず、宗教哲学と地学は、オソロシイ暗記の量らしく、娘にはかなりハードな組み合わせとなっている。
昨日は学校で2時間余り事務室ベッドで休むことができ、帰宅後もご飯を食べて仮眠を40分ほどしたので、テスト直前の昨夜もある程度起きていられた。
私の「もうやめて寝なさい」という再三の警告を無視して、娘にしては遅すぎる11時半まで頑張ったが、そこで「ドクターストップ」をかけた。何よりも朝起きられなかったり学校で体調が悪くなったりしてテストが受けられなくなることが心配なのだから。
「覚えられないねん。覚えても忘れてしまうバカ頭になってしまったから…」
とぼやく娘に、
「点数なんて気にせんとき。テストは受けられたらそれでいいんや。体調が一番心配やろ?」
と、有無を言わせず寝支度を5分でさせて強制消灯となった。
清々しい朝を迎えた
あぁ、よかった… 外を見ると良い天気で、気圧による頭痛や体調不良の心配はない。
いつものように娘はアラームを7時40分に鳴らして、そこから8時10分までかけて覚醒を促す。そして自分でむっくりと起き上がり、何も食べないまま用意をする。
一見、いつもの通りの朝の娘に見えていたところ、出しなに玄関で娘がこちらを向いて少し照れくさそうにこんな事を言った。
「昨日見てたやろ? 私頑張ってたよね・・だから・・・・」
「わかってるって、テストの点なんか関係ないって。安心して受けておいで!」
こう言ったときの娘の表情・・・・
不安の欠片もない、自分の限界までやりきった者のみが得られる満足感に溢れた実に美しい笑顔だった。
それは、あたかも娘が赤ん坊の時に、オムツ姿で本棚の3段ボックスに手をかけて何度も何度も失敗をした後に初めて独り立ちができた時の表情。。。
上を見上げて私の目を見つめながら、
「見て!出来たよ!わたし、すごいでしょ!」
と言わんばかりの満面の笑みを浮かべたあの時の小さな顔そのものだった・・・
現状での自分の限界を乗り越えようとしている娘。大きなハンデを抱えながらも決して諦めたり投げ出したりせず、目の前のハードルを果敢に超えようとする姿は目を見張るものがある。
自分に与えられた一本の道を黙々と進んでゆく・・・
そんな娘を天も応援してくれているような気がした
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