Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

一番怖いBIBLEの時間 ~「この時間だけは落とせない!」

 「秋の荒行」シリーズが思いのほか、長編になったために11月後半の娘の体調をお伝えする機会がなく、多くの方にご心配頂いているのではないだろうか・・・

 

娘は11月初旬の秋休みに身体を休める代わりにあちこちと動き回ったためか、翌週はかなり疲れ気味だった。体調が悪く途中で帰ってきたこともあった。そして週末は寝込んだ 

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そして、そんな体調を引き摺りながら、第3週目を迎えたある朝、かなりしんどそうだが、いつものように何も食べずにぎりぎりまで寝て起きて行った。

 

ただでさえ体調がおかしい上に、いつもより顔色も悪く本当ならずっと寝ていたそうな空気が見えたのだが、決めるのは自分の体調を一番よく知っている娘なので何も言わずに送り出した。

 

正直なところ、心を鬼にして学校に向かう娘に、うっかり「しんどかったら休んだらいいんやで」と優しい言葉をかけてしまうと、娘の心の鎧が剥がれてほんとうに起きられなくなってしまいそうなのが怖くて言えないところがある。(この気持ち、同様の状況を体験されたお母様にはわかって頂けるのではないだろうか)

 

「娘、学校で大丈夫かな・・・」と思いながら部屋を片付けていたところ、9時半を過ぎた頃に携帯が鳴った。一番恐れていた文字「学校」が表示されていた。出てみると、いつもの事務の方の声だ。

 

「くららさんが体調が悪いと言っておられます。今から帰ってもらっても大丈夫でしょうか?」

 

すぐ帰るように伝えてもらうと、15分くらいで娘はいつもより更に顔色を悪くして戻ってきた。

 

「しんどかったら、初めから休んだらよかったんやで」

と、私は初めて言った。

 

「わかってるんやけど、Bibleの時間がもう危ないし、あと1回休んだらアウトやねん。だから、この時間だけは出ておこうと思って無理して行ったんや」

ということだった。

 

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何回か書いたと思うが、この学校を受験する前に、学校からこのことは念を押されて言われた。

「教科のほうは、医師の診断書があれば他の高校と同じようにある程度の欠席(1/3)は認められるが、聖書の時間だけは譲れない」という学校の方針だ。なので、起立性調節障害で朝は来れないという生徒さんには退学してもらったと仰っていたので、学校の強い姿勢にその時は襟を正した。

 

娘は幸い、睡眠障害治療の入院により、頑張れば朝になんとか起きられるようになったので、ここの受験資格ができたというものだ。

 

この聖書の時間は朝のホームルームの15分くらいの短いものだが、朝一番に行われる。一番欠席できない時間が朝一というのは厳しいところはあるが、そう決められている以上どうしようもない。

 

大したことをするわけではなく、「聖書を読む」のだ。日本語と英語とを交互に生徒を当てて読ませて先生が日本語で解釈を加えられる。

 

英語が得意な人は英語で、英語が怪しい人は日本語で読まされるのだが、当初、娘はなぜか日本語でばかり読まされていたため、中学校の英語の時間の悪夢が再来したのかと戦慄を覚え、神の言葉を聞く至福であるはずの時間が憂鬱な時間となっていたのだ。

 

そしてこの時間だが、一つの学期に5回欠席するとOUTだという。OUTだとどうなるのかは詳しくは知らないが、何らかのペナルティーがあるのだそう。それが積み重なれば退学という流れになるのかもしれない。

 

娘は今学期はもう3回休んでおり、この日休めば4回、冬休みまでに体調を崩し本当に起きられないことがあればもうOUTということで、体調が絶不調でも無理をして行ったのだという。そして、帰ってきてからはずっと寝ていたのだが、翌日も休むことなく行けたのでほっとした。

 

そうは言っても、私もただただ傍観しているだけではなく、いざとなったら学校に相談する気構えはできている。健常者ならともかく、他の時間をちゃんと出席して、音楽制作などは宝塚まで頑張って行っている子が、朝の聖書を5回休んでペナルティーが与えられるというのは、どうかと思うからだ。

 

娘は、中学2年、3年は学校には行けなかったがもう高校生で、学校の過ごし方やこの日のような休み方は当然のことながら自分で判断して、先生との交渉も自分でしている。なのでただ見守るしかないのだが、やはり病気の子供が全日制の高校に行くということは、このような無理をするのは避けられない。

 

でも、自分自身で決めたことなのだからできる限り頑張るしかない。

 

おかしな話だが、朝に「しんどかったら休んでいいよ」とは怖くて言えない母であるが、「しんどかったら学校辞めて通信にしてもいいよ」ということは今でも時々言う事がある。

 

その度に、「外に出ていないと鬱がひどくなってメンタルがおかしくなるんや!」と娘に言われてしまうのだが・・・

 

あと、一週間で冬休みまでこぎつけたが、来週のラスト2日間は定期テストとなる。

願いはただ一つ、

どうか当日に調子が悪くならずに無事にテストを受けられますように…

 

 

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