Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

それぞれの「秋の荒行(あらぎょう)」~ 其の壱「娘」編

10月31日、この日は秋休み前の登校最終日であったが、不覚にも娘にとって辛い日となってしまった。暗い話題続きはうんざりなのでそれは後に書くことにするが、その日の涙を記憶の彼方へ消し去るために、この秋休みは家に閉じこもらず結果的に楽しいことばかりの日々となった。 

 

心中の葛藤や雑念を拭い落とすためには、身体を極限まで追い込む「荒行」が往々にして効果的であったりもするのだから、この連休は少し無理をさせてみようと考えた。

 

11日の1日と2日の秋休みの初日と翌日は、学校の登校疲れと3日からの外出三昧に備えて家でゆっくりと静養することに尽くした。

 

スタンバイ

いつもはボサボサ髪を手入れする気力のない娘だが、翌日からの外出三昧に備え、前夜、髪にアイロンを当てて軽く整えてあげてから早めに寝た。朝にヘアスタイルをキメるなど、まだまだ到底無理なことは必至であるためだ。

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荒行 第1~2日目 「お泊り」

翌日、昼12時の約束で、午前11時に寝ている娘を起こし用意をさせて外に出る。

幸い良い天気に恵まれ、気圧頭痛に悩まされることがなく幸先よい出発となる。

 

居住区域は銀杏並木が美しいところであるが、コンビニ前のイチョウが太陽を跳ね返し燃えるような黄色に輝いていた。

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この日は、京都市内に住む学校のお友達のお宅に誘われておりそこまで車で向かう。いつもそうなのだが基本目的地まで車で移送することとなる。エネルギーを温存し友人と過ごす時間を頭痛や眠気に邪魔されないようにするためだ。

 

つい先ほどまで寝ていたのに、車に乗るや否や眠りに落ちてしまい、このまま京都市内を西から北へと進む。

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 北大路駅辺りを通過中

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宝が池辺りの紅葉も見ずにお休み中。

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おそらく、身についているのであろう。肝心な時間のために、それ以外は常に省エネモードでスリープしておくことが活動を可能にするということが…

 

そして、無事目的地まで送り届け、その日は何と「お泊り」となった。「お泊り合いっこ」は小学校2年生くらいに大阪中華学校のお友達たちとしていたなぁ・・・と懐かしく思い出される。

翌日、少し疲れた感じだが嬉しそうな顔で帰ってきた娘を見て感無量だ。

 

 

荒行 第3日め 水族館

 この日は少し早めの9時半時に、京都市水族館の入り口に待ち合わせなので少し難易度が上がる。同様にドアツードアで娘を移送。京都駅近くなので30分ほどで着いたがやはり寝落ちする。大阪からのお友達が迷子になり30分待って10時にやっと入館したとのこと。

 

大好きなゴマアザラシを堪能

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イルカショウも無邪気に鑑賞。周りは小学生の遠足組ばかりだったそう 

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この日は5人の大所帯。国籍はばらばらの15歳から17歳のメンバーということだが、会話は日本語になったり英語になったりだということ。

英語はネイティブレベルなので日本語を上手くなりたい子、娘のように英語で会話をしたい子など求めるものは色々なので、言語をスイッチしながらのコミュニケーションなのだそう。

だからか、娘は「英語オンリーの世界」への留学に強く憧れているところはあるようだ。

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帰りは、頭痛がかなり出ていたためSOSが入り、「桂川まで電車に乗るのがしんどい」ということで京都駅まで車でお迎えとなった。

 

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荒行 第4日め 宝塚で音楽制作

 朝10時に現地の音楽スタジオに集合のため、朝の8時に家を出ることになった。車で駅まで送ってもらう。当初はJRで大阪まで同伴して福知山線に乗せるところまでと思ったが、駅からタクシーを拾えるか心配になり、結局、JRではなく隣接駅の阪急電車で十三乗り換えで宝塚線の「中山観音駅」まで同行することにした。

 

(そして、これの決断がこの日の私の運命を握ることにになるとは予想だにせず)

 

特急は座れないだろうから、洛西口から十三まではずっと準急で行くことに。通勤、通学ラッシュとはすれすれに重ならず、初めから座ることができたので「ヘルプマーク」の出番はなし。

さっそく、眠そうになってきた娘

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懐かしい構図のツーショットである。眠りが深くなるにつれ娘の頭の重さがが鉛のように肩にかかってきて、かなりしんどい行程となったが、起こさないように只管耐えていた。連日の外出の疲れがたまっているのだろう・・・

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阪急中山観音駅から徒歩10分くらいらしいが、迷わずにタクシーに乗せ、ここでお別れすることとなる。女性の運転手さんでちょっと安心。

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名残惜しく見送っていると、このタクシーがロータリーをぐるりと一周してまた帰ってきた。娘、気分が悪くなったか⁈ と思いきや・・・

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タクシーのドアを開け、「バイオリン忘れた!」と一言。私の方にかかっていたバイオリンを渡してまた出発。

考えてみれば学校の音楽の時間にバイオリンが役立つのは初めてだ…

 

今度は、ロータリーを回って無事大通りに出て行った 

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午後2時終了の筈が、午後4時までかかったそうだが、休み休み参加してなんとか最後まで持った。帰りは、近めのJR中山駅まで先輩たちと歩き、尼崎で無事東海道線に乗り継いで桂川駅まで戻ってきた。

最年少なので、音楽指導の先生からの差し入れの残ったマフィンを、「もちもちしておいしいんやって!」と沢山お土産に持って帰ってきてくれた。自分自身はパン製品はお腹の調子が悪くなるので向こうでは食べられなかったのだけれど、ありがとう。

 

第5日め 治療で神戸へ

 

この日も、午前9時45分からの三宮駅近くのクリニックの診察に間に合うように7時45分に家を出て、阪急洛西口までうつらうつらの娘を運ぶ。

 

そして、確実に座れるように終点梅田まで準急に載って神戸線に乗り換えた。神戸三宮に着くまで、乗り換えを挟んでもこの状態でよく眠っていた。

 

安心して頭を預ける母より背の高い娘。傍から見ると、事情を知らない人は「なんて仲の良い親子なんだろう」と思われているかもしれない…

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クリニックでは初診の自費治療ということで、11,000円を支払う。財布が痛い…

昼前にクリニックを出て、三宮で昼食を食べてから午後には温熱治療の先生の甲子園口のお宅に久々に伺うことに。

 

お茶を頂いてから治療に入り、娘は間もなく暖かくて気持ちよくて寝落ちする。先生とお話をしながら1時間ほどの治療が終わると、ゆっくり目を覚まし、お茶を頂きながら記念撮影。

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私が(朝)伸長160cmで、この差。

先生が、「また背が伸びたね~」とびっくりされていたが、以前はしんどくて背を丸めて歩いて、すぐにベッドに寝て治療をしてもらっていたから、立っている姿はあまり見せていないように思う。

 

そして「知り合ってから1年半でここまで元気になったね」と喜びの3ショット。睡眠と治療の甲斐あってエネルギーがちょっと復活!

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先生は素朴な方なのだが、お仕事柄や諸々の理由で有名なお知り合いが多く、今回はもう亡くなられたが美容のS・Cさんとの2ショットなど見せてもらう。お話のなかにびっくりするようなビッグネームが出てくるので呆気に取られてしまう。世界的指揮者のSさん、幼児教育草分けのSさん、登山家のさん、そしてきわめつけは、チベット仏教のDLなどなど・・・ 

 

その後、近くのトルコ料理屋を教えてもらったが、お茶請けの御煎餅でお腹いっぱいだったためそこでケバブバーガーとケバブライスをお持ち帰りして京都への帰路についた。

西宮限定ペイペイを利用したら25%引きでお得感満載だった。

 

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秋休み最終日

娘にとっては激動の秋休みを過ごし、とうとう今日が最終日となった。

久々に予定の入らない朝なので緊張感が取れたせいか遅くまでよく寝ていた。

 

しかしというか想定内と言った方がよいか微妙なところだが、起きてくるなり、頭が痛いわ・・・」の第一声となる。天気は良いのに頭痛があるのは、流石に疲れが溜まっているのだろうと思う。

 

ということで、こちらの漢方にお世話になることにした。今日は低気圧ではないが「髄液圧」の関係で頭痛が出ている可能性があるので試しに飲ませてみたところ、少しマシになったようである。

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でも、やはり疲労蓄積が甚だしいため昼を大きく回っても、起きて活動は始める気配は全くない。

 

連日の外出で気持ちは晴れたようだけれど、やはり、身体のほうは悲鳴を上げているようだ。明日からの登校までに回復するよう、今日一日ゆっくり横になって休養を取るようにさせた。だが夕方近くになって、秋休み中、完全に弾く余裕のなかったバイオリンも10分ほどでギブアップして、結局予想通り何もできないままに京田辺へと向かう用意を始めた。

 

しかし、この5日間の「荒行」をよくぞ乗り切ったものである。一年前は、福山に入院をしてぐっと大きく改善があったころだが、それから更に2回のブラッドパッチを経て16歳の女の子らしい生活体験が家族のサポートのもとに、しんどいなりにも味わえるようになったのは実に有難いことだ。

神仏や周りの方々の励ましや祈りに感謝することしきりである。

 

(第3部は「短めに楽に」をモットーとするのだが、表題の如くブログ執筆も「荒行」となってしまった)

 

p.s  昨夜公開するはずの記事でしたが、アクシデントがあり公開が翌日の今日11月9日になりました。今朝は目覚めてもきても頭痛があり起きられず。登校日1日目から遅刻となり、10時頃に送っていきました( ノД`)・・・

 

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