続きです 。
娘からの「悪い知らせ」、それは、RI脳槽シンチ後の酷い頭痛でした。薬を所望したくらいの、本人曰く、「激烈頭痛」でありました。
それは、朝10時の検査後に2時間ほど安静状態を保ち、昼食を昼食を食ベるために、身体を起した途端、「ズキン‼」と始まったといいます。
そして、その日は寝るまで痛み続け、身体を起すと痛みは強くなるという典型的起立性頭痛でした。なので、これは検査で髄液が漏れたと思いました。
退院の日の診察室で
その翌日(昨日)は退院でしたので、天候の悪い中、娘を迎えに行きました。
いつもは遠くが見渡せる病室も、この日は鬱蒼とした空模様で遠くの山には霧が満ちています。
着いたのは、10時過ぎ。娘は案の定、熟睡状態で起きません。
(この日の娘のファーストビュー)
横の椅子に座って娘を眺めていたら、「長っ!」!と思いつい撮ってしまいました。この2年で身長が伸びて、標準サイズのベッドが小さく見えます…
こんな写真を撮られブログに晒されることも知らず、よく眠っておりました。
娘が診察に呼ばれるまでの間、前日ブログコメントを頂いた方らしき人の名を隣の部屋に発見。
看護師さんに、「ブログ書いているのですが、そこに昨日コメントを書いた人かどうか尋ねてください」という変な依頼をして笑われましたが、ご本人であることを確認でき、ご挨拶に伺うことができました。
突然お邪魔した上に、「願望実現ノート」の書き方など教えていただきありがとうございました!
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診察室で検査結果を聞く
先生の診断では、「やはり漏れていますね」という結論でした。
24時間後残存率は23%と低め、(30%以下は漏れている場合が多い)、早期膀胱内RI集積が子供であることを割り引いても早いということから、そして私には理解できなかったのですが、なんらかのグラフの曲線が漏れている患者さん特有のものだと言ってられました。
ブラッドパッチをするかどうかの決断は、最終的には家族に委ねられます。
こちらは、4月からの新学期までの社会復帰を目指しており、これが最後のチャンスとなるので、することになるのなら早い方が良いと考えていました。
なので、一番早い、2月の初旬を予約することになり、10日後くらいにまた入院する運びとなります。
その間に、先生は、「次はどこにブラッドパッチをするか」を検討されるようです。
もう5回目となるので、実際、大変なのです…
検査後の頭痛について
娘の激烈頭痛は、この診察の頃には大幅に軽減しておりました。
先生に、「この頭痛の原因は何と考えられるでしょうか?」と、伺いましたら、
「この病気のベテランのお母様なら既にお分かりのことではないですか?」
と変化球のような答えをされ、それでも先生の口からはっきり聞きたいのでなお尋ねました。
「この検査では、髄液は漏れます。でも、2~3日で頭痛は消えます。ここでは多くの患者さんが頭痛を訴えますが、そこから悪化した人はありません」
ということで、やはり硬膜穿刺後の針穴からの髄液漏れだとわかりました。
ネットで検索すると、その頭痛の割合は5%だとか、20%だとか書いてありますが、この病院ではもっと多くの患者さんに頭痛が出るのだそうです。
つまり、脳脊髄液減少症の患者さんが全国から集まってくるこの脳神経外科での話なのですが、もともと、髄液漏れで正常値より髄液量が少ない患者さんは、針穴からの少しの漏れでも、頭痛に繋がってしまうということなのだろうと思います。
診察室を出て、受付の職員さんに、キャンセル空きを知らせて頂いたお礼を言いましたら、
「あまりないことですが、お母さんの熱意が通じたのですよ!」と、とても親身な言葉をかけていただけ、ほろりとしました。
そういえば、この病院の常連さんとなりつつある娘は、病室でも、初期の頃は「藤田さん」だったのに、最近は皆から「くららちゃん」と呼ばれるようになっていて、何だか、スタッフの皆さんに見守らている感が伝わってくるようになりました。
今回の激烈頭痛の教えてくれたこと
部屋に戻るころには、頭痛は更に減り、最後の昼食を食べながら、娘がポツリと重大発言をしたのです。
「今度の頭痛、凄い痛さやった。事故の後を久しぶりに思い出したわ…」
「!!!」(私の反応)
「あんた、事故の直後の頭痛と同じ痛さだったの⁉」
「そうやで。おんなじ所が同じように痛かったで」
「それから今まではしばらくこんな痛いのはなかったの?」
「そうやで。低気圧とかで痛いときもあるけど違う痛さ。これだけ痛かったのは事故の後に〇〇病院に行くまでの間やった」
「・・・」
今回の頭痛が、事故の次の日から始まった起立性頭痛と同じ体感の頭痛ということが、こんな形でわかったのです。
2018年2月28日に、体育の授業で転倒させられ、翌日から始まった激烈な起立性頭痛。
当初こちらが、「髄液が漏れた故の頭痛」だと必死に訴えても、疑いの目で見られ、信じてくれる人は担当医師以外、周りにはいませんでした。
でも、今回、同じ激烈頭痛を体験し、事故後の頭痛が「髄液漏れによるもの」と更なる確証を得たことになりました。
よって、
「あの事故が娘に与えた打撃が髄液漏れを引き起こしたのだ」と、100%以上の自信を持って、訴えかけることができるようになったのです。
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