Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。現在はほぼ寝たきりとなり1年が経過しました。

クララが笑った!~病弱児訪問教育〜

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中1の時のままの学力に、今、少しずつ特別支援学級の力を借りて、週2回、2時間ずつだけの授業のペースで、中学2年生の国語と数学の知識を付け足し始めようとしている。

病気の本元がまだ解決されず、ボケた脳みそと、すぐ痛くなる頭と、恐ろしい眠気と疲れやすい身体での試みだ。

 

先生の来られるのは午後3時である。授業を受ける2時間のために、午後2時過ぎまで寝ていることが殆どである。

 

この画像の日は、15分前まで起きられず、こちらはハラハラさせられた。

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先生が来られる時に覚醒のピークを持って来るのがなかなか難しい。

 

鉄剤を取り始めて暫くすると、朝一旦起きて、昼前にはまた睡眠に入り夕方に起きるという日が続いていたのだが、訪問授業1日目終了後、このサイクルは脆くも崩れた。

やはり、授業の後は脳の疲労感が半端ではないようで、その後の睡眠サイクルにも影響があるようだ。最近はまた、朝起きられなくなっており、下手に起こして授業が受けられなくなるのも怖いので、そのままにしている。

 

授業中は、だいたい30分毎に休憩を挟んで、トイレに篭ったり(最近はおなか痛い症状が出ている)横になったりしながら、気遣われ、励まされ、2時間を持たせている。 

以前、私と勉強しようとしても、10分経たぬ間に眠ってしまっていたのに…先生方は流石にプロである!

 

特に低気圧の日など調子が悪い時は、授業の後半は睡魔との闘いだと言っている。これで、1人で勉強を続けるのは至難の業だろう。まさにここに、「人の手を借り力を頂く」ことの真骨頂を見いだせる。

しかしながら、3ヶ月前は、ここまで出来るようになるとは夢にも思わなかった。夕方まで、「昏睡」していたのだから。これでも想定外の前進であることには間違いはない。

 

発端は、今年4月半ばのこと。

 

朝や昼に少し起きていられる時間がでてきた。しかし、気が付けが受験まで9ヶ月となり、焦ってはいるものの何をすべきか探しあぐねている所に、ブログ読者の方からある手掛かりを頂いた。

始めるなら今しかないと手探りで発進した。すると、うまく、状況を動かす歯車が噛み合い、このような学習形態が実現する運びとなったのだ。

自分ではもう公教育を受ける事は諦めていたし、中学校は何も教えてくれなかった。

「地獄に仏」とはまさにこの事で、情報を提供して下さった方には、手を合わせたい気持ちである。 

当初は、「先生に来てもらっても起きていられなかったらどうしよう…」 「勉強にならないなら、また仕切り直しをすればいいか」 「でも、ずっと1人で気力を失っていた娘にきっと何らかの精神的によい影響があるはずだ」など、思い迷う事が多く、あまり過度な期待をしすぎないようにしていた。

 

そうして、先生が来られた初日。

娘の明るい声が部屋から漏れてきたとき、全ての暗雲がさーっと晴れた気がした。

ドアの隙間からそうっと覗いてみると、

娘が勉強しながら楽しそうに笑っている!

前回こんな笑顔を見たのは、いつのことであったか…長い梅雨が明けた後の太陽のように輝く笑顔であった。

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