Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

近くてはるか遠い距離 ~ (病で学校に行けない子供は「生徒」ではなくなるのですか?⑤

 

 
「学校内ヒエラルキーにも入っていませんよ」

前回の記事のタイトルに関して、ある学校教育関係の読者さんからクレームを受けました。

タイトルに違和感を感じる。変えるべきだ!」というものでした。

 

www.tomaclara.com

 

私は、「学校関係者からの反発がいよいよ来たか…」と思い、かなりドキリとしましたが、落ち着いて説明します。

「こういう非日常的経験の無い方には、極端に聞こえるかもしれませんが、本当に、ヒエラルキーの最下層の言わば、アンタッチャブルみたいな扱いをされている自覚を持つに至っているのです。娘はそのせいで、心が潰されてしまっています」

すると、その方曰く、

「違いますよ。私の言いたいのは、娘さんは学校内ヒエラルキーに入ってさえもいません。事実、学校内には様々な生徒がいて教師側からの対応も異なります。しかし、娘さんに対する元の学校の態度を知れば知るほど、私達が通常、生徒に対して行わなければならい対応や指導の対象者にも入っているとは思えないですよ。アンタッチャブルは、まだその国に住むことはできますが、娘さんは、国外追放されて、もうその国へ戻ることもできない状態じゃないですか…

私は、その方の意図する部分が呑み込めました。そういう捉え方をして頂けているとわかり大きな安堵感が広がります。

タイトルを変える事に関しては検討するということで納得して頂くことになりました。

 

今回の記事も、娘への無関心を貫かれた先生方へのメッセージです。

 

 

 

 「徒歩1分足らず」の近くて遠い距離

配布物をたまに持って来られる上記の担任の先生を除き、この道を通って、娘に会いに来てくれる先生1年数か月、絶えてしまったままです。

 

最後となったのは、私が努力して来てもらえるようになったスクールカウンセラーさんです。初めて来られた時、5月だったでしょうか…娘が1年生の時、社会的な興味関心を引き出し「社会科好き」にしてくれた、娘が慕う社会科の女性の先生が一緒に来られました。娘は本当に嬉しそうにしていました。

娘はその先生を尊敬し慕い、特別の思い入れあったため、その先生が帰られる時にお願いしました。

N先生、娘は先生とお話するととても元気が出るのです。お時間のある時に、また来ていただけたらきっと喜びます。厚かましいお願いですが、宜しくお願いします

先生は、娘が先生の授業が一番好きで、先生の影響でいままで全く興味がなかった社会が大好きになったこと、先生を尊敬していること、も、以前から事あるごとに私や娘が伝えていたので充分ご存知でした。

N先生は担任も持っておられません。得にお忙しいお立場とは思わずこのようなお願いをしたのですが、結局「次」はもうありませんでした

N先生、娘がどれほどあなたの授業に戻りたがっていたか、どれほど「再び来てもらえること」を待ち焦がれていたか、その心情を慮ることは難しかったでしょうか?

娘があまりに可哀そうなので、それをここでお伝えさせていただきました。他意はございません。

 

この後、スクールカウンセラーさんがひと月に1回のペースで2回ほど来ましたが、夏休みに入るころには、担任のプリント届け以外の、全ての先生の訪問は途絶え関係も途絶えました。それからもう1年3か月になります。

 

その他にも1年時にお世話になった多くの先生方・・・

授業の面白い国語の先生、苦手なり一生懸命頑張った数学の穏やかな先生、娘の英語にとても興味を持たれていた優しい家庭科の先生、他校への試合にも引率するなど毎日の付き合いだった卓球部の顧問の先生達、事故時に不在だった、こちらは顔すら知らないこの学校事故に一番の責任を持つ立場の体育の女性の先生・・・

長期に渡り、昏睡から覚めて天井だけをぼんやり見つめている時、娘の脳裏には色んな先生の顔が去来したことでしょう。

 

一番前の席から先生方を見上げ、質問にも一生懸命手を挙げていた、娘の一途で真剣な眼差しを覚えていてくださる方は一人もおられないのですか?

どんくさいなりに、一生懸命ピンポン球を追い、試合引率など学外でも交流を持って頂いた卓球部顧問の先生方、部活の試合引率や、優秀な選手さん個人の試合のみに休日の1日を潰される事、多々おありになる事と思いますが、部活に来れなくされてしまった生徒の顔は1秒たりとも見たいと言う気持ちにはなられないのですか?

 

自らは何の非も無く、こんな悲惨な境遇になって心も壊されてしまった子供には「人との関りと人からの関心」が、一番必要だと言う事を、教育を生業としておられる方々の誰1人として気づかれることはなかったのかと思うと、不思議でなりません。

 

全ての先生達から忘れ去られ放置されるようになっていた2年生の夏が終わる頃から娘の昏睡はひどくなり、翌年の3月まで、まるで冬眠をする動物のような状態になっていました。

その最悪の時期を過ぎ、私たちの身辺に色んな変化が起こり始めた春が過ぎ、もう今年の秋も終わり、中学三年生の学校生活は実質終わりを迎えようとしています。

娘を見舞ってくれる先生は誰もいないままに…

 

近くて遥か遠い距離

マンション裏口から中学校正門まで30秒足らずの距離。この距離が、この学校の先生方にはそれほど遠く感じられたのでしょうか…

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 この道を通って、「学校事故で全てを失い絶望に打ちひしがれ孤独に喘ぐ、かつて学校が大好きだったあなた方の生徒」に直接会って慰めてあげようという、人間的優しさと人道的考えに裏付けられた個人意志 を持つ先生は、皆無だったのですか?

 

 

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