今朝の娘と福山の空
入院5日目 11月2日朝、快晴の福山市の朝は深い青に染まっています。
現在、11時ですが、娘は朝にひどい腹痛をおこし、トイレ行ったあとまた眠っています。夜がなかなか寝られなかったようで、2時ごろにやっと眠りについたのです。
昨日は通算4回目となるブラッドパッチを受けました
昨日までは、背中の24時間持続点滴の予期せぬ痛みと不自由さに悩まされていました。
こんな感じで、点滴にずっと繋がれていました。背中に針がささったままですので、寝るのもこの姿勢。お手洗いも、点滴台とご一緒。
そうして、いよいよブラッドパッチ。2時からの予定が、前の男性患者さんが30分ほどで終わったため、1時40分くらいに呼び出しがかかりました。
ここでストレッチャーに乗り、処置・手術室へ出発の用意を始めます。
ここで背中の針を抜いてもらえ、やっと自由の身となりました。
入院病棟を降りて、一般病棟一階の手術室まで運ばれます。
手術をする部屋の前で、名前などを確認。しっかりした視線で答えていました。
いよいよ、入っていきます。「絶対治るよ!痛くても我慢ね!」と最後まで声掛けをして見送りました。私が一番切なくなるのはこの時です。
ブラッドパッチは、「トラウマが残るほど痛い」こともあれば、「うとうとしている間に終わる」こともあるのです。今回は痛みが少しでも少ないように…
X線透視下での手術になります。おそらくそのための大きな器械が見えています。自己血液を入れて漏れを塞いだ後は、CTを撮って確認することになっています。検査被曝を少しでも軽減するためのサプリも少し前から飲ませていました。
そして、ドアが閉じられます。私はここまで。「もう賽は投げられている」のだから、じたばたしても仕方はありませんが、それでも、同級生が普通に学校に行っている時間に、こんな試練を受けている娘を不憫に思う気持ちは消えることはありません。
(因みに明石のM病院は、保護者は重い防護エプロンをつけて中に入って一部始終を見られます)
私はその間、病室へ戻って待機。
窓側の少し広いスペースのベッドが朝に空いたので、こちらへの移動となりました。夜、泊りのなめに簡易ベッドを置くので少しでも広いのはありがたいです。
娘を見送りにいく10分ほどの間に移動完了していました。
ブラッドパッチ後の様子
娘は、 1時間ほどして戻ってきました。首の第1頸椎1付近という脳に近い難しい部分のため、慎重に時間をかけて行われていたのだと思います。 首と腰にしているので、うつ伏せのまま運ばれてきました
ベッドの高さを合わせて、横へ移動。腰と首に痛みがあるため、ゆっくり慎重に。
このままの姿勢で2時間動いてはいけません。パッチをした血液が固まるまでは我慢です。トイレに行きたくなっても尿瓶ですることになります。娘は緊張が解けて1時間半くらいは眠っていました。
2時間の絶対安静が終わると、あとしばらくは寝たままの安静が続きます。お手洗いは可能ですが、 できるだけ身体を水平にして、脊髄に縦の圧をかけないような姿勢で過ごします。
注入した自己血がしっかり固まり、その内部で破損した硬膜が修復・再生され、血液のかさぶたが剥がれ落ちるのが1週間から10日くらいだ、という医師もいるので、その間は、退院の長い移動距離で負担をかけずに病院にいるのがいいらしいです。(この病院でそう言われたわけではありません)
これからブラッドパッチを受ける予定で不安を感じておられる方のご参考になればと思います。
続きを書くつもりが、私が睡眠不足の体調不良でめまい等がでている為ここで断念。中途半端ですが今日はここまでのご報告とさせて頂きます。
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