効果は(私的には)実証済み
前回、前々回と、藤川徳美医師の『うつ消しごはん』を2カ月ばかり続けた娘(と私)の変化を書いてきた。
私と娘の明らかなる改善の症状
娘の場合は、立ち眩みや風呂に入った時のふらつきが消えた。顔色も以前より良くなり、少しなら頭を使えるようになった。また、前夜から午後5時~6時まで昏睡のように眠り続けていたのが、時々だが朝の間に起きられることもあった。
私の場合は、甲状腺機能低下症で、年中疲労してすぐに横になっていたのが、持久力が大幅に伸びた。また、精神的にタフに、また、場合によっては図々しいほどに「オッサン化」したという自覚を持つに至った。(娘にあわせて飲まなくなったら少女のように繊細で傷つきやすくなっているのが現在 )
つまり、娘の場合は、起立性調節障害の症状が好転し、私の場合は、精神面、体力面で大きな改善があった。『うつ消しごはん』の中で、起立性調節障害と鬱病が改善した症例が多く挙げられていたが、それに関しては、2か月で実際に体感できるほどの効果があったと断言する。
実際に使ったサプリたち
良心的な藤川医師は、 誰にでも手に届く価格のサプリを紹介して下さっている。
それは、このようなサプリとデカいプロテインである。
★ ホエイプロテイン
★鉄剤
★ビタミンB-50
★ビタミンC
★ビタミンE
アメリカ製の大容量なので、コスパが断然良い。 成分の含有量が多く、日本製のものより早く効果が表れるのでお勧め。
鬱消しごはんとATPブーストセットとの要点
☆日本女性の多くは隠れ貧血で鉄分不足
☆傾向として、糖質過多、タンパク・脂質不足、ミネラル不足⇒質的な栄誉不足
☆特に女性は卵、肉類はどんどん食べよう! 卵3個以上+肉200g
☆ATP=アデノシン三リン酸=全ての生物にとっての ”細胞のエネルギー通貨””
(ATPにエネルギーは蓄えられる。それがADPに分解されるときに、リン酸が一つ外れてエネルギーが放出され、それが「生命活動」と「体温の維持」に使われる。よって、ATPが増える=エネルギーアップ!!)
☆高たんぱく質+高脂質+低糖質により、沢山のATPが得られる。
⇒ ATPブースト(激増)
☆参考までに、藤川徳美先生による摂取量の目安
ATPセットの標準量とメガ量
標準量;
ビタミンB50:2錠、朝夕。
ビタミンC1000:3錠、朝昼夕。
ビタミンE400:1~2錠、朝。
キレート鉄(フェロケル)36mg*2~3、もしくは27mg*3~4。夜に摂取。
メガ量;
ビタミンB50、3~6錠、朝昼夕。
ビタミンC1000、9~12錠、朝昼夕(腸耐性用量の2/3程度)。
ビタミンE400、3~5錠、朝。
キレート鉄(フェロケル)36mg*2~3、もしくは27mg*3~4。夜に摂取。
引用元: ATPセットの標準量とメガ量
摂取量が少なすぎた・・・
今日改めて摂取量を見直してみると、娘は鉄の摂取量が少なすぎた。18mgで初めて途中で36mgにしたのだが、それでも標準量の半分である。もう少し増やしてみるべきだったかもしれない。
3月の頃は午後遅くまで起きられず、一日に5~6時間しか目覚めていないときもあったため、1日2回飲ませるのが精いっぱいだった。そして、4月以降もその習慣で、一日2回しか摂っていない。
娘が5月まで摂っていた量:
昼 ビタミンE×1
ビタミンC×1
ビタミンB- 50 ×1
プロテイン大さじスプーン2杯の牛乳割り
夜 鉄×1 (18mg⇒36mg)
ビタミンC×1
ビタミンB-50 ×1
プロテイン大さじスプーン2~3の牛乳割り
また、タンパク質が効率よく摂れるプロテインに至っては、娘は食が細いため十分な量(体重の1/2グラム)は摂れていなかった・・・それでも、前記のようなはっきりした効果があったのは驚きだ。
初めて標準量の鉄を飲んだ結果・・・
そして、今日の夕方、まずは私が標準量に挑戦してみた。プロテインをしっかり飲んですぐに、鉄は36mg×2の標準量で、あとビタミンBとCが一つずつ飲んだ。
すると、どうだろう。飲んだとたん、身体がカ~と熱くなり、細胞の一つ一つから熱エネルギーが放出されているような強い実感があった。外からの暑さではなく、からだの中から熱くなり、熱がある時のような感じが、6時間経った今も続いていて、すごく喉が渇く。身体の中で化学反応が起こっているとしか言いようのない感覚である。
また、朝から色々動いてとても疲れていたのだが、急に疲れが分解された感じで身体が軽くなった。1度飲んだだけなのに、変化がありすぎのように思われるかもしれないが、プラセボ効果では断じてない。こんな変化、予想だにしなかったのであるから。
間違いなく体温が上がっている・・・
これだけ強い体温上昇の体感があれば、起立性調節障害に効果があってもおかしくはないと感じた。(事実、低用量でも娘の起立時の立ち眩みは消えていた)
この感覚、どこかで体感済みである。そうだ、私が、重症の甲状腺機能低下症になり、1年くらい未治療で、エネルギーが枯渇し、頭も身体も変わり果てた状態になった時に、やっと病気がわかり「甲状腺ホルモン剤」を飲んだ時の、あのエネルギーが沸いて身体が生き返ってくる感覚だ。(甲状腺ホルモンは基礎代謝のホルモン)
少し続けて飲んでみて、また感想を書かせて頂こうと思う。
実際に使っているサプリたち
ATPセットは日本のメーカーの物より含有量が多く安価な、庶民の味方、NOW社の製品である。
鉄剤は36mgが推奨されている。半分の18mgもあるが、こちらのほうが当然効果が出るのが早い。初めてで不安なときは、カプセルの半分を飲めばいいのでは。
ビタミン B-50コンプレックス はカプセルでビタミン臭がすごく、いかにも効きそう。尿は一回で真っ黄色になった。
ビタミンEは、飲みやすい小さなソフトジェル。朝に一回飲む事。一緒に飲むと鉄の吸収が悪くなるらしいので、夜には飲まないように注意。
ビタミンCはアメリカンサイズの大きめタブレット。はじめての人はびっくりするかもしれない。
そして、これが無ければ、効果が半減のプロテイン。
「ホエイプロテイン」を選ぶこと。これは、チョコレートをのんでるようで、牛乳割りが美味しい。 これは、ホエイプロテインアイソレート(WPI)で、ホエイプロテインコンセントレート(WPC)よりタンパク質の含有量が多い。
Gold Standard 100% ホエイ プロテイン ダブルリッチチョコレート 2.27kg (5lbs) [米国メーカー正規品] [海外直送品]
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上記のAmazonで買いも良し、アイハーブで買うもよし。私は、アイハーブでまとめて送料が無料になる金額を超えるように購入している。
アイハーブでの購入時に、購入手続き画面で紹介コードを入れると10%OFFになる模様。⇒ 紹介コード FUJ880
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お腹が弱くてもプロテインは飲めます
プロテインを選ぶときに、上に紹介したホエイプロテインアイソレート(WPI)を選べばお腹が弱くても大丈夫。
WPIは日本人がお腹を壊す原因となることの多いラクトースも除去を除去してあるので、乳糖不耐症の人は、WPCよりWPIを選ぶ方がよい。値段は少し高くなるが・・・
目印は、「ISOLATES」の表記。
プロテインは、水で飲むより牛乳で飲んだ方が絶対においしいと。でも、お腹が緩い人は牛乳なんて恐ろしくて飲むことはできない。まさに娘がそうである。
そんな人には、この牛乳が救世主になる!!
知る人ぞ知る雪印のアカディ牛乳である。これも、乳糖(ラクトース)を分解してあり、乳糖不耐の人でも大丈夫。
少し甘みがあり、牛乳臭さがなく飲みやすい。そして、プロテインとの相性もばっちりで、娘曰く、普通の牛乳で割るよりおいしい。プロテイン臭を消してくれる優れモノである。
美味しすぎ!プロテインの美味しいバリエーション
☆ ナチュラル
☆激うまチョコ風味
☆すっきりリンゴ風味
☆ベリベリベリー
☆情熱のパッションフルーツ
☆一杯飲んどコーラ風味
☆そんなバナナ風味
☆キャラメル珈琲風味
☆南国パイン風味
☆抹茶のチャチャチャ風味
☆めろめろメロン風味
☆ぴちぴちハッピー風味
☆初恋のイチゴ風味
このうち、「初恋のイチゴ風味」、「情熱のパッションフルーツ」、「そんなバナナ」
「めろめろメロン」、「抹茶のチャチャチャ」を飲みましたが、はっきり言って美味しすぎ♡
良く溶けて、プロテイン臭なし、プロテインを飲んでいる気が全くしないデリシャスな飲み物であった。飲んだものはすべて合格。残りの風味もきっとはずれはないと思う。
最後に自己責任ということで・・・
「鉄の摂りすぎが体に悪い」ということもよく言われるが、藤川医師のところでは、目だった副作用は報告されていないということ。
しかし、サプリの摂りすぎで肝機能に影響が出たりすることも実際にあるわけである。そこのところのさじ加減は、できれば医師に任せられればいいのであるが、医師の同意と賛同を得にくいこの療法のような場合、あくまでも自己責任!で、特にお子様に飲ませるときは、親御さんが細心の注意を払って頂きたいと思う。
因みに、娘の場合は定期的に血液検査を受けている身であるのであるが、肝機能を示す検査値は全く異常は出ていないことをご報告させていただく。
*詳細は『うつ消しごはん』を読んで、実践あるのみ。