昨日の記事では、今までの、意に反して途切れ途切れにならざるをえなかった、『鬱消しご飯』を参照しての鉄分摂取についてまとめている。
飲んだ期間2つの間に飲まない休止期間の2か月半が挟まる
●3月初旬から、用心深く少しずつ飲み始め、中旬には軌道に乗り、定量を毎日口うるさく確認しながらプロテインと供に飲ませた。
●そうして、5月の中旬からは、他の検査数値に影響が出ないように摂取を控える必要があり泣く泣く中断。
●その後、8月になってから、再開して今に至る。食が細くなっているため、プロテインは飲めない状態。
ここまで、2か月半飲んで2か月半休んで再開してひと月ということになる。
今までのフェリチン値の推移
★その間の、測定結果のあるフェリチン値の変化は下の通り。(基準値は、5~152ng/ml)
14(2月末)➡ 19(4月初)➡ (35くらい?)(5月初)測定数値無し➡5月中旬(この時MAX38くらい?なのでは)より休止 ➡ 27(7月初)
(5月の検査で、フェリチンを抜かれていたのは本当に残念・・・)
前後の変化から類推してみると、始めの2月末から4月初旬の1か月ちょっとで数値的に5増加しており、その後きっちり1か月飲ませた。そして、この4月初旬から5月中旬の1か月間半は、鉄分を18mgから『うつ消しご飯』で藤川先生がご推奨の36mgに倍増した。
その後、休止した2か月後には27になっていることから、思うに、フェリチン値ピークだった筈の5月中旬の数値はおそらく、38くらいになったのではないかと見ている。
傍で見て感じた変化と本人自身が語った体調の変化
第一期(3月~4月中旬)
最近、娘は本当に久しぶりに、ほぼ半年ぶりに、午前中に起こすと目を覚ますことのできる日が何日かあったのです。昨年の夏ぐらいからずっと改善が見られず、どんどん睡眠時間が長く昏睡状態になっていたのが、改善とはまだ言えないまでも、この一カ月の間は悪化が見られません。何かの変化があったと捉えていいのではないでしょうか?(4/11日のブログから私の証言)
「お母さんの思われた通り、鉄剤はやはり効果があったと私も思います。これからも続けて摂らせてあげてください!」
と、手放しで喜んでおられた。娘が診察に入ってきた時の様子が、悪い時とは雲泥の差があったようで、こちらもいたく感銘を受けておられた。
これで堂々とサプリを続けてゆくお墨付きが得られたというものだ。
更に、娘のこの間の体調の変化を挙げておく。
☆前夜に寝てから次の日の夕方まで全く目を覚ますことなく、昏睡のような深い眠りを18時間以上続けていたのが、朝に、ふと目を覚まし、1~2時間目を覚ました状態で横になり、また夕方まで眠るというように、睡眠サイクルの変化が見られた。これは、起立性調節障害が改善されたとも考えられる。
☆顔色の顕著な変化があった。以前は土気色だったのが、血の気が感じられる顔色の時間が増えてきた
☆テレビ画面もしんどくて見られなかったのが、少しずつ観ていられるようになった。長~いシリーズ物のテレビドラマ(The Big Bang Theory) にはまって、夕方くらいから続けて何本か観ている日が増えてきた。1年ぶりに大好きな英語ドラマを楽しめるようになって、気持ちが少し明るくなってきたようだ。
☆肉類を食べられるようになった。体重が若干増えた。
(4/25のブログ記事より、神大U先生との会話から)
参考のために、一緒に飲んでいた更年期である私の体調の変化も・・・
私のATPブースト体験談
恐らくどなたも関心は無いと思うが、一緒にATPブーストを続けた私の体調面と精神面の変化も一応参考のため付記しておく。
鉄、ビタミンBミックス、C、E+ホエイプロテインを一か月半続けた時点での自覚的な変化である。
- 持病があり虚弱体質で、夜間にパートを数時間した翌日の午前は動けないこともあったが、午前に活動をしても平気になった。
- ロングスリーパーで、睡眠時間が短い時はヘロヘロになっていたが、現在は5時間睡眠が続いても普通に活動できている。
- 気が弱く、極度に人間疲れするタイプなのに、現在娘のために矢面に立って問題解決をしていく立場となり文字通り疲弊していたが、気が付くとなんだか平気になっている。
- 「人にどう思われるか」をあまり気にせず、やるべき事、言うべき事をうまく処理してゆけるようになった。
- 鬱っぽくなることが多々あったのが、気が付けばここしばらくないなぁ・・・
というふうに、タフな人間に変化しつつある自覚が持てている。2月末に、測ったフェリチン は40台であり、臨床上の貧血でも隠れ貧血でもなかったが、おそらくそろそろ『鬱消しごはん』の言う、「フェリチン50を超えると元気が感じられる」の域に入っているのだろう。このまま「フェリチン100超えの最強メンタル」を目指したい。
今から思えば若い頃は明らかに鉄欠乏症状が続いており、すぐに寝込んでしまうような虚弱体質だったのだが、不幸にもそれを気づかせてくれる医師に出会うことなく、現在に至る。年齢的にはもう鉄が不足している年代ではないのだが、鉄分を摂ることにより、明らかに動けるようになったし、メンタルも自分比では強靭になった自覚はある。
フェリチンが男性基準値に近づいて、神経も図太くなるなどオッサン化しているということだろうか? (4/25ブログ記事より)
New‼☛ 第二期(4月中旬~五月中旬)
- ダメもとで始めた週二回の特別支援学級の訪問授業を、2時間の間、眠気や頭痛に耐えながらも、横になったり休憩を挟みながらなんとかこなす。終わった途端、先生のいる前でベッドの上にのびる(2時間頭を使いながら起きていらるようになっている!)
- 第一期での残存する問題点であった、「高次脳機能障害」による、どん底だった思考力と暗記力の低下が改善してきた気がする。
- 電車に乗ると振動で酔うのがしんどくて、相当長期間電車に乗れなかったのが、京都まで乗れるようになった(すぐに寝落ちしたが・・・)➡『1年2か月ぶりに制服を着た日』
(私の体調の変化も少し)
- 第一期で既に大幅な体力の増幅を実感していたが、この時期には、色々大きな出来事が重なったにも関わらず、体調の波も精神面でも落ち込みもなく、全て乗り越えられた。
- また、夜間の仕事の後でも、ブログを書き始めたら、気が付けば朝の4時とか5時になるということもあった。3時間睡眠でも午前の仕事に行けてたりした。これは、「毎晩10時に就寝し、8時間以上寝ないと次の日は活動できない」という、ロングスリーパーである自身の生活リズムを大幅に超える無理であるが、それができるようになった。
- その頃のブログ記事を見たら、「よくこんな手間暇のかかるものを量産していたものだ」と半ば呆れるくらいである。思うに、鉄分摂取により、集中力と忍耐&持続力も養われ気力の最も充実していた時期であったように思う。
(長くなったので次回に続きます。娘の体調で一番大きな変化が出てきます)