Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

「Friendshipは船と港」ブログ開設1周年の日の不思議なご褒美 ~ 同時に「年間 100万超のアクセス(PV)」に感謝!

うっかりしていましたが、先日3月2日は1年前に第一号の記事を出した大切な日であることが判明… 今でしたら、「どうせなら3月3日お雛祭りに始めよう!」と、絶対に思うのですが、当時は季節の行事など全く意識から抜け落ちており、正月すら存在していませんで…

忘れ得ぬ「憧れの笑顔のミューズ」~ 脳脊髄液減少症患者「藤田紅良々」とバイオリン ③

前回のバイオリンシリーズの記事で、娘を「メンコン」へ誘い、ずっと憧れて背中を追っていた大先輩の女の子を紹介しました。 今回は、彼女へのオマージュを込めて思い出を綴ります。 Nさんに初めて会ったのは、まずは息子が小2でバイオリンを習ったお教室の…

昨日は学校事故から2年目の記念日でした

昨日は、私達にとって大事なメモリアルの日でありました。 祝2周年を彩るコープリビングのスイートピーたち 2年前のあの日、娘は学校から足を引きずるようにして帰って来ました。そして体育の時間に何が起こったかを、滔滔と訴えました。 酷い転倒をさせられ…

「憧憬」と「涙」と「希望」のメンコン ~ 脳脊髄液減少症患者「藤田紅良々」とバイオリン ②

「メンコン」とは、メンデルスゾーン作曲 ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op64 バイオリンを弾く者ならいつかは弾いてみたいと憧れる、この楽器ならではの高音が聴くものの心の琴線を揺さぶる、非常に美しい名曲中の名曲です。 バイオリンを習っても、半分くらいの…

クララが弾いた!怒りの「情熱大陸」 ~ 脳脊髄液減少症患者「藤田紅良々」とバイオリン ①

前回の記事では、睡眠障害療養施設で娘が朝に起きていることをお伝えしました。 その喜びを共に感じていただいた読者の方、特に感激のコメントを入れて下さった方々には心からの感謝を申し上げます。 コメントの中にありましたように、まだまだ「完治」では…

娘が眠りから覚めた魔法の場所 ~ 脳脊髄液減少症の睡眠障害治療

その日は2月21日金曜日。 心配だらけで娘を送り出した場所を訪れる日がとうとう来ました。 そこは、日本の標準時子午線の通る天文台を通過し、 正面にトンビが悠々と舞うお城のある駅で降りて、 バスに暫く乗って大通りのバス停で降りてから7分ほど歩き、身…

奇妙な一日

作日は、予想通り大変かつ奇妙な一日でした。 なぜ予想通りかと言いますと、住吉川の橋を渡るところに信号が2つあるのですが、これを青信号でスムーズに通過できると、その後の用事は良い結果になるのです。直前で赤になったり、2つとも赤になったりするとき…

娘のいない部屋 ~ 娘の決心、そして別れ ④

娘が去ってから4日が経つ。 閉じられた娘の部屋のドアを開けると、冷たい空気が流れ出て肌に触る。 枕元にある、置いてゆかれたアイパッドも、慣れ親しんだ所有者が突然いなくなり悲しそうな様子をしている。 部屋には娘がいた頃の生活感がそのまま残る。 こ…

ここで睡眠障害治療をしばらく頑張る ~ 娘の決心、そして別れ ③

続きです。 www.tomaclara.com そこには、明るく穏やかな空間が広がっていた 入院の朝、娘を何とか起こして10時までに病院に入った。受付で手続きを済ませ小児病棟に案内される。入院中に読むための本の入った段ボール箱を含む大きな荷物を特大カートに載せ…

黄金色に輝く最後の晩餐 ~ 娘の決心、そして別れ ②

昨日の続きです。 www.tomaclara.com 最初、娘は嫌がった 「もう高校に行けるかどうかの最期のチャンスやし、このまま家で休む代わりに、ブラッドパッチの安静期間からリハビリに移る期間を、睡眠治療をしながらあの病院で過ごしてみたらどうや?」 この私か…